nausea の語源ストーリー
nausea の元は、ギリシャ語の naus「船」です。nausia は「船の病気」、つまり船酔いのことでした。古代ギリシャは海の国で、地中海を船で行き来する人々にとって、船酔いは身近な苦しみでした。ラテン語の nausea も最初は船酔いを指しましたが、やがて原因を問わない「吐き気」全般に広がります。英語には15世紀に入りました。20世紀には、フランスの哲学者サルトルが小説『嘔吐』(La Nausée)を書いています。存在そのものへの気持ち悪さを描いた作品です。noise(騒音)も nausea から来たとする説がありますが、はっきりしません。
(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)
