mortician の語源ストーリー
mortician は、1890年代のアメリカで作られた新しい語です。葬儀業者の業界誌で使われたのが早い例とされます。それまでの呼び名 undertaker は「(葬式を)引き受ける人」という意味で、少し古くさい響きがありました。業界の人たちは、遺体の防腐処理などの技術を持つ専門職として見られたいと考えました。そこで、医者を表す physician の語尾をまねて、ラテン語の mors「死」に -ician を付けたのです。同じ発想の語に、20世紀の beautician(美容師)があります。今のアメリカでは funeral director(葬儀ディレクター)という呼び名も広く使われます。
(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

