B2名詞ラテン系

moralityの語源と意味

/məˈræləti/マラリティ

道徳、倫理

パーツに分けると

mor語根習わしラテン語 mos, moris
al接尾辞〜に関する
ity接尾辞〜の性質

習わし+に関する+性質 → 社会の規範 → 道徳

コアイメージ
人としての正しさの基準

morality の語源ストーリー

morality は後期ラテン語の moralitas から、フランス語を経て14世紀に英語に入りました。15世紀から16世紀のイングランドでは、morality play「道徳劇」が盛んに上演されました。登場人物は「善行」「死」「知識」など、抽象的な考えを人の姿にしたものです。代表作『エヴリマン』では、死を前にした主人公に、友も財産も付いて来ません。最後まで寄り添うのは「善行」だけでした。劇の形で、人の正しい生き方を教えました。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    moralis
    習わしに関する
  2. 2
    後期ラテン語
    moralitas
    道徳性
  3. 3
    古フランス語
    moralité
    道徳
  4. 4
    英語14世紀
    morality

例文

The debate over gene editing raises difficult questions about science and morality.
遺伝子編集をめぐる議論は、科学と道徳に関する難しい問いを投げかける。

よく使う形:public morality(公衆道徳)

暗記フック

moral(道徳の)の名詞形。「社会のならわし(mor)」が道徳の語源

入試・使い方のポイント

morality は「善悪の考え方そのもの」、ethics は「体系としての倫理・職業倫理」を指すことが多い。

受験ミニ情報 アクセントは -ity の直前 mo-RAL-i-ty。moral(MOR-al)から位置がずれる。

派生語・言い換え受験で問われる形

immorality名詞 不道徳

言い換え(同じような意味)

同じ語源の仲間(4語)

moral道徳のmorale士気
mores慣習
immoral不道徳な

ほかの言語の兄弟

フランス語moralité道徳性
スペイン語moralidad道徳

語源で推理!ミニクイズ

morality と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

moralityの語源は?

mor(習慣 ← mos, moris)+ality → 社会の習慣 → 道徳 morality は後期ラテン語の moralitas から、フランス語を経て14世紀に英語に入りました。15世紀から16世紀のイングランドでは、morality play「道徳劇」が盛んに上演されました。

moralityの意味は?

道徳、倫理(名詞)。コアイメージは「人としての正しさの基準」です。

moralityの覚え方は?

moral(道徳の)の名詞形。「社会のならわし(mor)」が道徳の語源 同じ語源の moral・morale・mores とまとめて覚えると効率的です。

moralityの発音は?

/məˈræləti/(マラリティ)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。