B1動詞ラテン系

masterの語源と意味

/ˈmæstɚ/マスター

を習得する、をマスターする

パーツに分けると

mas語根より大きいラテン語 magis
ter接尾辞2つを比べる語尾ラテン語 -ter

より大きい+比べる語尾 → 上に立つ人 → 主人・名人・習得する

コアイメージ
ほかより上に立つ人

master の語源ストーリー

master は、ラテン語の magister「長・先生」から来ています。magis「より大きく」に、2つを比べる語尾 -ter が付いた形です。つまり「ほかより上に立つ人」が元の意味です。反対に、minus「より小さく」から作られたのが minister です。元は「仕える人・召し使い」でした。上に立つ人が master、下で仕える人が minister という対になっていたのです。呼びかけの Mr. も、master が弱まって生まれた mister の略です。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    magis
    より多く・より大きく
  2. 2
    ラテン語
    magister
    長・先生
  3. 3
    古英語
    mægester
    師・長(のちに古フランス語 maistre の影響も受ける)
  4. 4
    英語
    master

例文

It took me two years to master the basics of the guitar.
ギターの基礎を習得するのに2年かかった。

よく使う形:master a skill(技術を習得する)

暗記フック

ラテン語magister(師匠)から。師匠になるほど「完全に身につける」

入試・使い方のポイント

動詞 master は「完全に身につける」。master a skill/master English。名詞 mastery(熟達)。

受験ミニ情報 入試では動詞の用法が中心。master = acquire の言い換えや、mastery of 〜(〜の熟達)が狙われる。

派生語・言い換え受験で問われる形

mastery名詞 熟達・支配
masterful形容詞 見事な・支配的な

言い換え(同じような意味)

acquire身につける
learn thoroughly完全に習得する
expert名人

同じ語源の仲間(6語)

mister〜さん(master の弱まった形)
mistress女主人
magistrate治安判事
maestro巨匠・名指揮者
mastery熟達
magnitude大きさ(同じ「大きい」)

語根 magn(大きい)の単語をすべて見る →

ほかの言語の兄弟

ドイツ語Meister名人・親方
フランス語maître主人・先生
イタリア語maestro先生・巨匠

よくある質問

masterの語源は?

より大きい+比べる語尾 → 上に立つ人 → 主人・名人・習得する master は、ラテン語の magister「長・先生」から来ています。magis「より大きく」に、2つを比べる語尾 -ter が付いた形です。

masterの意味は?

を習得する、をマスターする(動詞)。コアイメージは「ほかより上に立つ人」です。

masterの覚え方は?

ラテン語magister(師匠)から。師匠になるほど「完全に身につける」 同じ語源の mister・mistress・magistrate とまとめて覚えると効率的です。

masterの発音は?

/ˈmæstɚ/(マスター)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。