C2形容詞ラテン系

licentiousの語源と意味

/laɪˈsenʃəs/ライセンシャス

放埓な、みだらな

パーツに分けると

licent元の語許し・放縦ラテン語 licentia
ious接尾辞〜に満ちた

許し+満ちた → 自由すぎる → 放埓な

コアイメージ
許されすぎて好き放題

licentious の語源ストーリー

ラテン語の licentia には、「許可」と「行きすぎた自由」という2つの顔がありました。そこから生まれた licentiosus「好き放題の」が、16世紀前半に licentious として英語に入りました。英語の license にも「勝手気まま」の意味が残っています。詩人が文法や事実を曲げることを poetic license(詩的許容)と言います。こちらは認められた自由です。それが道徳の面で度を越すと、licentious「放埓な」になります。同じ「許し」から、良い意味と悪い意味の両方が育ったのです。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    licere
    許されている
  2. 2
    ラテン語
    licentia
    自由・放縦
  3. 3
    ラテン語
    licentiosus
    好き放題の
  4. 4
    英語16世紀前半
    licentious

例文

The novel was banned for its licentious depiction of court life.
その小説は宮廷生活のみだらな描写のために発禁となった。

よく使う形:licentious behavior(放埓な振る舞い)

暗記フック

license(許可)と同根lic。自分に何でも「許可」して放縦になる

入試・使い方のポイント

道徳的に乱れているという強い非難の語。発音は「ライセンシャス」。license の形容詞と思って意味を誤らない。

受験ミニ情報 アクセントは第2音節 CEN。dissolute・debauched と並ぶ難語で、上級の語彙問題に出る。

派生語・言い換え受験で問われる形

licentiousness名詞 放埓

言い換え(同じような意味)

dissolute放蕩な
immoral不道徳な
unrestrained抑えのきかない

同じ語源の仲間(4語)

語源で推理!ミニクイズ

licentious と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

licentiousの語源は?

licent(許された ← licere)+ious(形容詞)→ 何でも許されていると振る舞う ラテン語の licentia には、「許可」と「行きすぎた自由」という2つの顔がありました。そこから生まれた licentiosus「好き放題の」が、16世紀前半に licentious として英語に入りました。

licentiousの意味は?

放埓な、みだらな(形容詞)。コアイメージは「許されすぎて好き放題」です。

licentiousの覚え方は?

license(許可)と同根lic。自分に何でも「許可」して放縦になる 同じ語源の license・leisure・illicit とまとめて覚えると効率的です。

licentiousの発音は?

/laɪˈsenʃəs/(ライセンシャス)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。