B2名詞ラテン系

frictionの語源と意味

/ˈfrɪkʃən/フリクション

摩擦、あつれき

絵で分かる語源

friction の語源のイメージ:こすれ合うこと
こすれ合うこと
frict語根こするラテン語 fricare
ion接尾辞〜することラテン語 -io

こする+こと → こすれ合い → 摩擦・あつれき

friction の語源ストーリー

friction は、ラテン語 frictio「こすること」から来ています。16世紀に英語に入ったときは、治療のために体をこするマッサージのことでした。18世紀には、物理の「摩擦」の意味が使われ始めます。さらに人と人とがこすれ合う「あつれき・不和」にも広がりました。貿易摩擦は trade friction です。歯みがき粉を意味する古い語 dentifrice も、「歯をこするもの」という意味の仲間です。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    fricare
    こする
  2. 2
    ラテン語
    frictio
    こすること
  3. 3
    フランス語
    friction
    摩擦・マッサージ
  4. 4
    英語16世紀
    friction

例文

Cultural differences sometimes cause friction between international students and their host families.
文化の違いが、留学生とホストファミリーの間にあつれきを生むことがある。

よく使う形:cause friction(あつれきを生む)

暗記フック

物理の「摩擦」も人間関係の「あつれき」も同じfriction。「こすれ合えば熱くなる」と覚える。貿易摩擦=trade friction

入試・使い方のポイント

friction between A and B(AとBのあつれき)。物理の摩擦とも人間関係の対立とも読めるので文脈で判断。

受験ミニ情報 friction=conflict の言い換えが長文で出る。trade friction(貿易摩擦)は時事系の頻出語。

派生語・言い換え受験で問われる形

frictional形容詞 摩擦の

言い換え(同じような意味)

同じ語源の仲間(3語)

dentifrice歯みがき剤(歯をこするもの)
fricative摩擦音
frictionless摩擦のない

ほかの言語の兄弟

フランス語friction摩擦
スペイン語fricción摩擦

よくある質問

frictionの語源は?

frict(こする=fricare)+ -ion(名詞化)→ こすれ合うこと→摩擦 friction は、ラテン語 frictio「こすること」から来ています。16世紀に英語に入ったときは、治療のために体をこするマッサージのことでした。

frictionの意味は?

摩擦、あつれき(名詞)。コアイメージは「こすれ合うこと」です。

frictionの覚え方は?

物理の「摩擦」も人間関係の「あつれき」も同じfriction。「こすれ合えば熱くなる」と覚える。貿易摩擦=trade friction 同じ語源の dentifrice・fricative・frictionless とまとめて覚えると効率的です。

frictionの発音は?

/ˈfrɪkʃən/(フリクション)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。