C2動詞ラテン系

covetの語源と意味

/ˈkʌvɪt/カヴィット

(他人のものを)強く欲しがる、切望する

パーツに分けると

covet元の語強く欲しがる古フランス語 coveitier

欲しがる(cupere)→ 欲望 → 人の物をむやみに欲しがる

コアイメージ
人の物に手を伸ばす心

covet の語源ストーリー

covet は、ラテン語の cupere「強く欲しがる」にさかのぼる語です。そこから生まれた cupiditas「欲望」が、古フランス語で coveitier という動詞になりました。英語に入ったのは13世紀です。英語でいちばん有名な使い方は、聖書の十戒の一つでしょう。欽定訳聖書では、「隣人の家を欲しがってはならない」という戒めに Thou shalt not covet の言葉が使われました。恋の神 Cupid(キューピッド)も、同じ cupere から名づけられています。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    cupere
    強く欲しがる
  2. 2
    ラテン語
    cupiditas
    欲望
  3. 3
    古フランス語
    coveitier
    欲しがる
  4. 4
    英語13世紀
    covet

例文

Tech giants covet the startup's chip design team more than its products.
テック大手各社は、その新興企業の製品よりもチップ設計チームを喉から手が出るほど欲しがっている。

よく使う形:a coveted prize(誰もが切望する賞)

暗記フック

Cupid(キューピッド=欲望の神)と同語根cupere。形容詞coveted(誰もが欲しがる)が頻出

入試・使い方のポイント

covet は「他人の物や地位を欲しがる」。良い意味では the coveted prize(誰もが欲しがる賞)の形でよく使う。

受験ミニ情報 発音は「カヴィット」で o は /ʌ/。形容詞 coveted(垂涎の)は難関私大の語彙問題で出る。

派生語・言い換え受験で問われる形

covetous形容詞 強欲な
coveted形容詞 誰もが欲しがる

言い換え(同じような意味)

crave切望するdesire強く望む
long for〜を切望する

同じ語源の仲間(4語)

Cupidキューピッド(欲望の神)
cupidity強欲
covetous強欲な
coveted誰もが欲しがる

ほかの言語の兄弟

フランス語convoiter切望する

よくある質問

covetの語源は?

cup(欲する ← cupere)→ 仏語 coveitier 経由 → むやみに欲しがる covet は、ラテン語の cupere「強く欲しがる」にさかのぼる語です。そこから生まれた cupiditas「欲望」が、古フランス語で coveitier という動詞になりました。

covetの意味は?

(他人のものを)強く欲しがる、切望する(動詞)。コアイメージは「人の物に手を伸ばす心」です。

covetの覚え方は?

Cupid(キューピッド=欲望の神)と同語根cupere。形容詞coveted(誰もが欲しがる)が頻出 同じ語源の Cupid・cupidity・covetous とまとめて覚えると効率的です。

covetの発音は?

/ˈkʌvɪt/(カヴィット)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。