B1名詞ラテン系

charityの語源と意味

/ˈtʃerəti/チャリティ

慈善(団体)

パーツに分けると

char語根大切な・愛しいラテン語 carus
ity接尾辞〜の性質ラテン語 -itas

愛しい+性質 → 人への愛 → 隣人愛 → 慈善・慈善団体

コアイメージ
人を大切に思う心

charity の語源ストーリー

ラテン語 carus は「愛しい」と「値段が高い」の両方を表しました。大切なものは高く、高いものは大切だからです。フランス語の cher、イタリア語やスペイン語の caro は、今も2つの意味を持っています。名詞 caritas は「大切に思うこと」で、キリスト教では神と隣人への愛を表しました。17世紀の英訳聖書には「信仰・希望・愛」の「愛」を charity と訳した有名な一節があります。一方で困っている人への施し、つまり「慈善」の意味も育ち、今はこちらが中心です。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    carus
    愛しい・高価な
  2. 2
    ラテン語
    caritas
    大切さ・愛情
  3. 3
    古フランス語
    charite
    隣人愛・施し
  4. 4
    英語12世紀
    charity

例文

Our brass band held a charity concert for the earthquake victims.
私たちの吹奏楽部は地震の被災者のためにチャリティーコンサートを開いた。

よく使う形:donate to charity(慈善団体に寄付する)

暗記フック

「24時間テレビ」などの「チャリティー番組」でおなじみ。ラテン語carus(愛しい)→人を愛する心=慈善。

入試・使い方のポイント

数えない「慈善」と、数える「慈善団体」a charity の両方がある。donate to charity(慈善に寄付する)。

受験ミニ情報 a charity = a charitable organization(慈善団体)の言い換えが長文で頻出。charity event(チャリティー行事)。

派生語・言い換え受験で問われる形

charitable形容詞 慈善の・寛大な

言い換え(同じような意味)

donation寄付
generosity気前のよさ
goodwill善意

同じ語源の仲間(3語)

charitable慈善の・寛大な
cherish大切にする(愛しく思う)
caress愛撫する(愛しげになでる)

ほかの言語の兄弟

フランス語cher親愛な・高価な
イタリア語caro親愛な・高価な
スペイン語caro高価な

よくある質問

charityの語源は?

carit(親愛・大切さ ← carus 親愛な)+y → 人への愛 → 慈善 ラテン語 carus は「愛しい」と「値段が高い」の両方を表しました。大切なものは高く、高いものは大切だからです。

charityの意味は?

慈善(団体)(名詞)。コアイメージは「人を大切に思う心」です。

charityの覚え方は?

「24時間テレビ」などの「チャリティー番組」でおなじみ。ラテン語carus(愛しい)→人を愛する心=慈善。 同じ語源の charitable・cherish・caress とまとめて覚えると効率的です。

charityの発音は?

/ˈtʃerəti/(チャリティ)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。