C2名詞フランス系

canardの語源と意味

/kəˈnɑrd/カナード

根拠のないうわさ、虚報

絵で分かる語源

canard の語源のイメージ:アヒル→でたらめ話
アヒル→でたらめ話
canard元の語アヒルフランス語 canard

アヒル → アヒルを半分売る → でたらめ → 虚報

canard の語源ストーリー

canard は、フランス語で「アヒル」です。鳴き声をまねた古フランス語 caner「ガーガー鳴く」から生まれたとされます。フランスには「アヒルを半分売る」という古い言い回しがありました。売るふりをして実際は渡さない、つまり人をだますという意味です。ここから canard が「作り話・デマ」を指すようになりました。英語には19世紀半ばに入り、新聞の根拠のない記事などに使われます。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    古フランス語
    caner
    ガーガー鳴く
  2. 2
    フランス語
    canard
    アヒル、作り話
  3. 3
    英語19世紀半ば
    canard

例文

The claim that the vaccine causes infertility is a canard that has been repeatedly debunked.
そのワクチンが不妊を引き起こすという主張は、繰り返し論破されてきたデマである。

よく使う形:a political canard(政治的なデマ)

暗記フック

フランス語で「アヒル」。「アヒルを半分だけ売る(売るふりをしてだます)」という言い回しから「でたらめ話」に

入試・使い方のポイント

an old canard(昔からあるデマ)、the canard that 〜(〜という根も葉もない話)の形で使う。

受験ミニ情報 アクセントは第2音節 ca-NARD。英検1級・超難関大の語彙レベル。rumor の硬い言い換えとして出る。

派生語・言い換え受験で問われる形

言い換え(同じような意味)

同じ語源の仲間(3語)

canard wing先尾翼(機首側の小さな翼)
cancanカンカン踊り(幼児語の「アヒル」からとする説)
canard configuration先尾翼型の機体設計

ほかの言語の兄弟

フランス語canardアヒル・デマ

よくある質問

canardの語源は?

フランス語canard(アヒル)から、「アヒルを売る」という慣用句が転じてでたらめの話を意味するように canard は、フランス語で「アヒル」です。鳴き声をまねた古フランス語 caner「ガーガー鳴く」から生まれたとされます。

canardの意味は?

根拠のないうわさ、虚報(名詞)。コアイメージは「アヒル→でたらめ話」です。

canardの覚え方は?

フランス語で「アヒル」。「アヒルを半分だけ売る(売るふりをしてだます)」という言い回しから「でたらめ話」に 同じ語源の canard wing・cancan・canard configuration とまとめて覚えると効率的です。

canardの発音は?

/kəˈnɑrd/(カナード)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。