appease の語源ストーリー
appease の中には、peace(平和)がほぼそのまま入っています。古フランス語 apaisier は「平和な状態にする」でした。英語でも長いあいだ、怒りや飢えを「しずめる」中立の語でした。ところが1938年のミュンヘン会談で、評価が変わります。英国のチェンバレン首相は、ヒトラーの領土要求をのんで戦争を避けようとしました。この appeasement policy(宥和政策)は、結果として戦争を防げませんでした。以来この語には「弱腰の譲歩」の響きが付いています。
(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)
