読む前に「自分で書いて困る」。太字で目立たせるより文法が身についた

やることは、これだけ
英文を読んだら、見ないで再現して書き、もう一度読む
研究でわかったこと
Izumi(2002)は、英語を学ぶ大人に関係代名詞を学ばせる実験をしました。英文を読んだあと自分で再現して書き、もう一度元の英文を読むグループは、理解のためだけに読んだグループより、関係代名詞の習得が進みました。一方、英文の中の関係代名詞を太字にするなど、目立たせただけのグループには、はっきりした伸びは見られませんでした。書いて困った経験が、次に読むときの目のつけ所をつくります。
根拠の強さ ★★★☆☆
Izumi, S. (2002). Output, input enhancement, and the noticing hypothesis. Studies in Second Language Acquisition, 24(4), 541–577.出典を開く ↗今日からのやり方
- 教科書の英文を1段落だけ読み、本文を閉じる
- 覚えている内容を英語で書き、書けない所に印をつける
- 本文をもう一度読み、書けなかった表現を探して書き直す
動画とサイトで試す
リチャーズ氏が語る気づき仮説Cambridge University Press ELT|Jack C. Richards on the Noticing Hypothesis
使い方:気づき仮説の話を聞いたら、教科書の英文を1段落読んで閉じ、覚えている内容を英語で書きます。書けなかった所に印をつけてから読み直します。
英語日記で会話力をじわじわ伸ばすHapa 英会話|着実に英会話力を伸ばす学習法「Journaling」【#106】
使い方:書いて整理する発想を確かめたら、読んだ英文の内容を見ないで数行で書きます。本文を読み直し、書けなかった表現を探して書き直します。
スウェインが語るヴィゴツキーとイマージョンCARLA UMN|A Vygotskian Sociocultural Perspective on Immersion Education
使い方:アウトプットの考え方を深めたい人向けの講演です。気になる部分だけ英語字幕で見て、「書いて困る」ことが学びにつながる理由をメモします。