話す前に「準備の時間」をとると、流暢さと文の複雑さが上がった

やることは、これだけ
話す前に少し時間をとり、話す順番を考えてから話す
研究でわかったこと
Yuan と Ellis(2003)は、学習者に1人で話す課題をさせ、準備のしかたを比べました。話す前に計画する時間があった条件では、文の複雑さが高まり、流暢さと語彙の多様さでも上回りました。一方、話しながら時間をかけて考えてよい条件では、正確さと複雑さが高まりました。準備のしかたで伸びる力が変わるのです。ただし、IELTSを使った研究では1〜2分の準備で点数は変わらなかったという報告もあります。
根拠の強さ ★★★☆☆
Yuan, F., & Ellis, R. (2003). The effects of pre-task planning and on-line planning on fluency, complexity and accuracy in L2 monologic oral production. Applied Linguistics, 24(1), 1–27.出典を開く ↗今日からのやり方
- 話題を決めたら、すぐに話さず、何をどの順で話すか考える
- 考えた順番どおりに、スマホで録音しながら話す
- 正確さを上げたい日は、話しながら急がず考える時間をとる
動画とサイトで試す
即興で話す力を鍛える名講義Stanford Graduate School of Business|Think Fast, Talk Smart: Communication Techniques
使い方:即興で話すときの考え方が出たら止め、話す順番の型をメモします。話題を決めたらすぐ話さず、その型で順番を考えてから録音します。
名スピーチに共通する構造TEDx Talks|TEDxEast - Nancy Duarte uncovers common structure of greatest communicators 11/11/2010
使い方:名スピーチに共通する構造の説明を見て、自分の話に使える順番を書き出します。1分の準備時間で順番を決めてから話します。
面接課題に使えるシンプルな型TOEFL with Juva|TOEFL Speaking Interview: One Simple Formula for All Questions
使い方:答え方の型を書き写し、質問を1つ選んで準備の時間をとります。型どおりの順番で録音し、準備なしで話した回と聞き比べます。
