まずはこの3つ
- 放送前に設問と選択肢の「違い」を見て、聞く所を決める
- But・Actually の後と、会話の最後に答えがある
- 正解は言い換え。放送と同じ語の選択肢は疑う
リスニングは「待ち伏せ」で解く
全部を聞き取ろうとすると、肝心の一言を聞き逃す。放送前に何が問われるかを決めておけば、聞くのは答えの根拠になる部分だけでよい。先読みの時間を確保すること自体が最大のテクニック。解き終えたらすぐ次の設問へ。
1放送前:先読みの7技7
- 1疑問詞に印をつけるWhat・Why・Where・How many を丸で囲み、聞く情報(理由・場所・数)を決める。
- 2選択肢の違いを見る4つの選択肢の共通部分は軽く確認するだけでよい。違う部分が放送で重点的に聞くべき所。
- 3誰についての問いかthe man か the woman か、話し手か相手か。会話問題で最も多い取り違え。
- 4イラストの違いを言葉に4枚の絵の違い(位置・数・天気・持ち物)を、left・behind・next to などの英語で頭に用意する。
- 5場面を予想する設問・選択肢の語から、駅・店・授業などの場面を想像し、出そうな語を準備する。
- 6日本語の場面説明も読む問題冊子の状況説明に「誰が・何を決めたいか」が書いてある。答えの方向が絞れる。
- 7解いたらすぐ次へ迷った問題は印だけつけて、次の設問の先読みへ。引きずると連続で落とす。
2会話の流れ:答えが出る位置99
- 1But・Actually の後が本音前半の同意は前置きのことが多い。逆接の後に答えが来やすい。A: Let's eat out tonight. / B: Sounds good, but I'm a bit short of money.外食しよう/いいね、でもちょっとお金がなくて
- 2最初の案はひっくり返る最初に出た時間・場所・方法は変更されやすい。最後に決まったものを選ぶ。
- 3提案表現の後が答えWhy don't we 〜?・How about 〜?・You should 〜 の内容に、相手が承諾すれば「何をするか」の答えになる。
- 4理由のシグナルbecause・since の後、so・That's why の前に理由がある。Why の設問はここで待つ。
- 5承諾か断りかSure・No problem は承諾。I'm afraid 〜・I wish I could は断り。
- 6遠回しな返事を読むYes・No を言わない返事が多い。状況から意図を判断する。A: Are you coming to the party? / B: I have an exam the next day.パーティー来る?/次の日に試験があって(=行けない)
- 7質問の最初の1語に集中When・Where・Who で始まる質問は、最初の1語で聞く情報が決まる。
- 8次の行動は最後にWhat will the man do next? の答えは会話の最後の発言にあることが多い。
- 9気持ちは声の調子でもGreat. も平板に言えば皮肉のことがある。内容と声の調子をセットで聞く。
3数字・場所・図表の6技6
- 1数字は計算前提で定価と割引、人数の増減など、聞いた数字をそのまま選ばせない問題が多い。数字だけメモして最後に計算。
- 2-teen と -ty13〜19 は後ろが強く長い、30〜90 は前が強い。fifteen と fifty は強さで聞き分ける。
- 3時刻表現a quarter to five=4時45分、half past six=6時半。to は「〜前」。
- 4場所は前置詞が答えnext to・across from・between A and B・on the corner of。地図問題は前置詞を待つ。
- 5グラフは変化と比較の語increase・decrease・twice as many・the highest・the same as を図と照らす。
- 6料金は条件をメモ20% off・half price・free of charge・buy one, get one free。条件が付く料金に注意。
4選択肢の罠を見抜く5技5
- 1正解は言い換え正解の選択肢は放送の語を別の語で言うことが多い。car→vehicle、buy→purchase、not expensive→reasonable。
- 2同じ語が入った選択肢を疑う放送の語をそのまま含む選択肢は、音だけ拾った人向けのひっかけのことが多い。
- 3一部だけ正しいは不正解前半は合っているが後半が違う、主語が逆、時制が違う。選択肢の最後まで照らす。
- 4言いすぎに注意always・never・all・only を含む選択肢は、放送より強い主張になっていないか確認する。
- 5放送にない常識は選ばない一般論として正しくても、放送で言っていなければ不正解。
5メモと本番の3技3
- 1メモは最小限数字・固有名詞・条件だけ。書いている間に次の情報を逃す。会話は場面を思い浮かべて記憶する。
- 2条件比べは表にする複数の候補を条件で選ぶ問題は、候補×条件の表を作り、聞きながら○✕を入れる。
- 31回読みは捨てる勇気聞き逃したら選択肢を絞って即マークし、次の先読みへ。1問のために2問落とさない。
シグナル表現 早見表
| 聞こえたら | 意味 | 次に来るもの |
|---|---|---|
| But / However / Actually | 逆接・訂正 | 本音・正しい情報が来やすい |
| Why don't we 〜? / How about 〜? | 提案 | これからする行動 |
| Because 〜 / That's why 〜 | 理由/結果 | Because の後・That's why の前が理由 |
| I'm afraid 〜 / I wish I could | 断り | できない理由 |
| Instead / Then let's 〜 | 代案 | 決定の候補(相手の承諾を確認) |
| By the way / Anyway | 話題の転換/本題に戻る | 設問の対象になりやすい話 |
ここでハマる!3
- ✕放送で聞こえた単語が入っているだけで選ぶ○文全体の意味が放送と合うかで選ぶ同じ語は音だけ拾った人へのひっかけのことが多い
- ✕最初に出た日時・場所を答える○最後に決まった日時・場所を答える会話の途中で変更されるのが定番
- ✕放送中に全文をメモする○数字と条件だけメモする書いている間に決定的な一言を逃す
確認テスト:ミニ会話で練習
- 1A: Shall we meet at the café at three? / B: Three is fine, but how about the library instead? / A: OK, see you there. → 2人が会う場所は?正解は library。but・how about の代案に A が OK→最終決定
- 2A: Can you help me move this weekend? / B: I wish I could. → B の答えは?正解は 手伝えない。I wish I could は断りの定番
- 3Tickets are 20 dollars, but students get 25% off. → 学生2人の料金は?正解は $30。1人15ドル×2人。数字は計算前提
- 4放送 I missed the bus because I overslept. → 内容に合うのは?正解は The speaker got up late.。overslept の言い換え。bus・slept を含む選択肢はひっかけ
参考にした資料
リスニングテクを一覧にまとめ、A4 2枚で印刷できる無料PDFにしました。Web版は赤シート・覚えたチェック・カード・4択テストつき。