記憶フック:put up with = ボロ宿に泊まる(put up)覚悟で付き合う(with)。「嫌だけど泊まるか…」の我慢。
なぜこの意味になるのか
もともと put up には「(旅先で)宿を取る」という意味があります。昔の旅は今と違い、あてがわれた宿がどんなに粗末でも文句を言わず泊まるしかありませんでした。「その宿で(with)なんとかやっていく」→「不満でも受け入れる」。我慢のイディオムの裏に、昔の旅人のため息が隠れているわけです。
使うときの注意・使い分け
「嫌だけれど、しかたなく受け入れて耐えている」という消極的な我慢です。目標のために自分を律する我慢なら endure、歯を食いしばる痛みなら bear。can't put up with 〜 の形で「もう限界だ」と使われるのが実際の会話では最頻出です。
例文で確かめる
I can't put up with this noise any longer.
この騒音にはもう我慢できない。
She had to put up with a long commute for years.
彼女は何年も長い通勤に耐えなければならなかった。
発音・リズム
3語をひとかたまりで put-UP-with。真ん中の UP がいちばん強く、「プラップウィズ」のように前2語がつながります。
こぼれ話
動詞+副詞+前置詞の「3語句動詞」の代表格で、目的語は必ず最後。put it up with とは言えません。文末に前置詞を置くなという規範を茶化したとされる有名なジョーク “up with which I will not put” の元ネタもこの句動詞です。
似た表現・反対の表現
- 似た意味
- tolerateendurebearstand
- 反対の意味
- reject