記憶フック:この to は「〜へ」の前置詞。前置詞の後ろは名詞。だから動詞は -ing に化ける。be used to / object to / devote oneself to も全部同じ罠。
なぜこの意味になるのか
forward は「前方へ」。look forward で「(時間の)前方に視線を向ける」——未来の一点をじっと見ている姿です。to はその視線の行き先を示す前置詞。「楽しみに待つ」という訳語の裏に、「未来を見つめて待ち構えている」体の向きが入っています。
使うときの注意・使い分け
この to は不定詞の to ではなく前置詞。だから後ろには名詞か動名詞(-ing)が来ます。I look forward to see you. は入試で最も踏まれる地雷のひとつ。正しくは seeing です。
例文で確かめる
I'm looking forward to hearing from you.
お返事を楽しみにお待ちしています。
We look forward to seeing you at the ceremony.
式典でお会いできるのを楽しみにしております。
発音・リズム
look FOR-ward to と forward に強勢。会話では I'm looking forward to it. と進行形で言うと柔らかく、手紙やメールでは I look forward to 〜 と現在形で書くとフォーマル。この使い分けも狙われます。
こぼれ話
ビジネスメールの締めの定番 I look forward to hearing from you. は、世界で最も多く書かれている英文のひとつと言われます。返事を「楽しみに待つ」と言いつつ、実際は「早めのお返事を」の丁寧な圧——英語にも建前があるのです。
似た表現・反対の表現
- 似た意味
- anticipatecan't wait for
- 反対の意味
- dread