1問20秒で
解けていますか?
TOEIC のスコアが伸び悩んでいる人から、いちばんよく聞く悩みはこれです。
原因は、たいてい Part 7 ではありません。その手前の Part 5 で時間を使いすぎているのです。リーディング75分のうち、Part 5 の30問にかけていいのは10分ほど。1問20秒です。たとえば、次の問題はどうでしょう。
選択肢の頭がそろっていたら品詞問題。meets は後ろに目的語がなくても文が終わる動詞なので、足せるのは副詞だけ。文の意味を訳さなくても、5秒で答えが出ます。この「見た瞬間に手が動く型」を、本番そっくりの問題で体に入れていくのが「TOEIC Part 5 最強ドリル」です。
この記事では、実際の画面を見せながら、アプリの中身とスコア別のいちばん効率のいい使い方を全部まとめました。途中には、記事の中でそのまま解ける5問の実戦クイズもあります。
1.TOEIC Part 5 最強ドリルとは?30秒でわかる全体像2.Part 5 ってどんな問題?|30問を10分で解く理由3.1問の解説を解剖|「ズバリ」から音声まで8つのもの4.本番そっくり模試|時間バー・2つのモード・スコア判定5.目標スコアの選び方|400〜900点の5レベル6.弱点をつぶす3点セット|1問ずつドリル・復習ノート・成績7.ゲームで解く|60秒タイムアタックほか4種8.音読コーナー|正解の英文×4つの発音で定着9.点が伸びる読みもの8本|超絶テクニック88・ひっかけ図鑑ほか10.スコア別・目的別のおすすめルート6つ11.30日で回すモデルプラン12.公式問題集・市販の問題集と何が違う?13.いきなり5問!TOEIC Part 5 実戦クイズ14.よくある質問15.まとめ
TOEIC Part 5 最強ドリルとは?30秒でわかる全体像
TOEIC Part 5 最強ドリルは、原田英語.com が無料で公開している、TOEIC L&R テストの Part 5(短文穴埋め問題)だけに特化したドリルです。スマホのブラウザで開くだけで、登録もインストールもなしに全部の機能が使えます。

ほかの Part 5 対策と比べたときの強みは、次の3つです。
① 量がちがう。9,588問は、30問の模試に組むと約320回分。実際にアプリにはレベル別に組まれた模試が370回分入っています(900点レベルは800点の問題もまぜたハード模試)。「解く問題がなくなる」ことがまずありません。
② 解説が「1行目で分かる」。どの問題にも、まず「ズバリ!」の一言(例:自動詞 meets の後 → 副詞!)が出て、そのあとに詳しい解説、4つの選択肢それぞれがなぜ正解・不正解なのか、正解の英文と和訳、語句が続きます。
③ 解いて終わりにしない。正解の英文はすべて音声つき。間違えた問題は復習ノートに自動でたまり、分野別の正答率で弱点が見えます。解く・直す・音読するが、1つのアプリで回ります。
Part 5 ってどんな問題?|30問を10分で解く理由
Part 5 は、TOEIC L&R のリーディングセクションの最初のパートです。1文の中の空所に入る語句を、4つの選択肢から選ぶ問題が30問(No.101〜130)。英文が短いので「簡単なパート」と思われがちですが、ここでの時間の使い方が、そのあとの Part 6・Part 7 を左右します。
30問を10分、つまり1問20秒。とはいえ、全部を20秒で解く必要はありません。品詞や代名詞の問題は5秒、動詞の形や接続詞は10秒、語彙問題は20秒……とタイプごとに時間の予算を決めて、短い問題で時間を貯金するのがコツです。
最強ドリルの9,588問は、13分野に分かれています。いちばん多いのは、毎回トップ争いの品詞問題(2,030問)です。
Part 5 は、選択肢を先に見るとタイプが分かります。頭が同じで語尾だけ違う(impress / impressive / impressively)なら品詞、1つの動詞の形違い(submit / submits / submitted)なら動詞の形、意味がバラバラなら語彙。最強ドリルの「超絶テクニック88」は、この“解く前の3秒”から始まります。
1問の解説を解剖|「ズバリ」から音声まで8つのもの
最強ドリルの心臓部は、1問ごとの解説です。「1問ずつモード」で選択肢をタップすると、その瞬間に正誤と効果音が出て、すぐ下に解説が開きます。次の画面は、600点レベルの品詞問題で正解したときのものです。


まちがえたときは「❌ 残念…」と低い音が鳴り、選んだ選択肢が赤、正解が緑で示されます。時間切れなら「⏰ 時間切れ」。まちがえた問題は、自動で復習ノートに入ります。
本番そっくり模試|時間バー・2つのモード・スコア判定
本番の感覚を身につけるなら、まずは本番そっくり模試です。1回=本番と同じ30問(No.101〜130)で、分野の比率も本番どおりに組まれています。レベルごとに第1回から順番に並んでいて、解いた回には点数が残ります。


2つのモードと3つの時間設定
| 設定 | 中身 | こんな人に |
|---|---|---|
| 本番モード | 本番と同じく、全問を解いてからまとめて採点。答えの変更・前後の移動・「⚑見直す」の旗OK。スマホは左右スワイプで前後の問題へ | 実力チェック・本番の練習 |
| 1問ずつモード | 選んだ瞬間に正誤と効果音、その場で解説。1問ごとに時間バー | 解き方を覚えたい・弱点克服 |
| 標準 1問20秒 | 30問=10分。本番の目安ペース | まずはここから |
| 速攻 1問15秒 | 30問=7分30秒。これで解ければ Part 7 に時間が残る | 730点以上・時間が足りない人 |
| 時間なし | じっくり考えたいとき | はじめての人・解説をじっくり読む日 |

解答画面は、上に「READING TEST」の帯、時間バーと残り時間。時間バーは残りが半分を切ると黄色、2割を切ると赤に変わり、1問ずつモードでは最後の3秒にカウントの音も鳴ります。本番で時計を見る回数が減るくらい、20秒の感覚が体に入ります。
採点画面:スコア判定・分野別・全問の解説


採点画面では、正答率から「400〜500点台」「600点レベル」「730点レベル」「800点レベル」「900点レベル」の目安が出ます。さらに正答率と1問あたりの時間に合わせた「ひとこと」アドバイス、分野別の正答率、そして間違えた問題だけをその場で解き直すボタン。全30問の解説は、タップで1問ずつ開けます。
紙で解きたい人は、印刷用ページ
模試の各回は、印刷用ページからA4で印刷・PDF保存できます。問題2ページに正解一覧と解答解説つき。マークシート、正解入りの英文、選択肢ごとの解説、語句を入れるかどうかも選べます。通勤中はスマホ、週末は紙で時間を計って、という使い分けもできます。

目標スコアの選び方|400〜900点の5レベル
問題は、目標スコア別の5レベルに分かれています。ホームの「目標スコアを選ぶ」でレベルを切りかえると、模試やゲームの出題も切りかわります。
| レベル | こんな人に | 中心になる論点 | 問題数 | 模試 |
|---|---|---|---|---|
| 400点基礎固め | TOEIC がはじめて/中学英語の復習から | 空所の直前直後だけで解ける基本問題 | 1,183問 | 39回 |
| 600点定番パターン | 600点をめざす人 | 品詞・時制・前置詞の定番パターン | 3,485問 | 116回 |
| 730点一段深く | 700点台をめざす人 | 態・前置詞と接続詞の区別・関係詞・コロケーション | 2,558問 | 85回 |
| 800点差がつく | 800点をめざす人 | 離れた修飾関係、紛らわしい派生語、語法 | 1,570問 | 52回 |
| 900点900点超え | 900点以上をめざす人 | 近い意味の語彙、倒置・仮定法、名詞節 | 792問 | 78回 |
迷ったら、いまのスコア+100点のレベルから。模試の正答率が8割を超えたら1つ上、5割を切るなら1つ下で基礎を固めるのがおすすめです。TOEIC をまだ受けたことがない人は、600点レベルの模試を1回解いて、採点画面のレベル判定を目安にしてください。

レベルを決めずに本番の難易度で解きたいときは、実戦ミックス模試。全レベルから本番の難易度配分(400点5問・600点7問・730点8問・800点6問・900点4問)で30問を選びます。毎回ちがう組み合わせなので、本番前の力試しに向いています。
弱点をつぶす3点セット|1問ずつドリル・復習ノート・成績
模試で弱点が見えたら、次は弱点だけを狙って解く番です。最強ドリルには、そのための機能が3つあります。
① 1問ずつドリル:分野×レベルで狙い撃ち
1問ずつドリルでは、13分野とレベルを自由に組み合わせて(どちらも複数選べます)、10・20・30・50問から問題数を選びます。まだ解いていない問題から優先して出るので、同じ問題ばかりになりません。下には分野別の正答率マップも出ます。
② 復習ノート:まちがえた問題が自動でたまる
模試・ドリル・ゲームでまちがえた問題は、復習ノートに自動でたまります。「10問ずつ解き直す」で解き直して、正解すればノートから消えます。まちがえた翌日にもう一度解くのが最強です。


③ 成績・弱点:分野別の正答率と目安レベル
成績・弱点の画面では、これまでの正答率、解いた問題数、連続日数、分野別の正答率、模試の記録が一覧できます。30問以上解くと「いまの目安:〇〇点レベル」も出ます。赤い分野は「文法まとめ」を読んでから「1問ずつドリル」で10問。これを3日続けると色が変わる、というのがアプリからのアドバイスです。

ゲームで解く|60秒タイムアタックほか4種
「今日は勉強する気が出ない」という日のために、ゲームで解くモードがあります。出題はホームで選んだレベルから。レベルごとにハイスコアが記録されます。
| ゲーム | ルール | 鍛えられる力 |
|---|---|---|
| 60秒タイムアタック | 60秒で何問正解できるか。ミスは−5秒、3連続正解からコンボ表示 | スピード |
| サバイバル | ライフ3つ・1問15秒。どこまで生き残れるか | 集中力と正確さ |
| 品詞10秒ラッシュ | 品詞問題だけ20問を1問10秒で | 空所の前後で即答する型 |
| 語彙ボス戦 | いまより1つ上のレベルの語彙問題15問。5ミスで負け | 単語力の腕試し |


ゲームでまちがえた問題も、終わったあとに解説つきで見直せて、復習ノートにも入ります。やる気がない日は「ゲーム1回だけ」でOK。ゼロの日を作らないことが、30日後の差になります。
音読コーナー|正解の英文×4つの発音で定着
音読コーナーには、Part 5 の正解を入れた英文だけが集めてあります(レベルごと・分野ごとに絞り込み、英語・日本語での検索もできます)。正解入りの英文を何度も読んでおくと、本番で問題文を見た瞬間に正解が浮かぶようになります。

音声は、TOEIC 本番と同じくアメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリアの4つの発音(全9,588文のうち、アメリカ3,870文、イギリス1,910文、カナダ1,897文、オーストラリア1,911文)。1文につき音読カウントを5回押すと ✓ がつき、今日音読した回数も出るので、読んだ量が見えて続けやすくなります。
点が伸びる読みもの8本|超絶テクニック88・ひっかけ図鑑ほか
最強ドリルには、問題とは別に「点が伸びる読みもの」が8本入っています。どれも、本を1冊読むくらいの分量です。動く図解(空所スキャン・消去法アニメ・判定フロー)や、タップでその場で解ける例題がついています。

| 読みもの | 中身 |
|---|---|
| 超絶テクニック88 | 1問5〜10秒で解くための「型」を9章・88本。選択肢でタイプを見抜く、品詞は位置で決まる、動詞は数→態→時制、など |
| ひっかけ図鑑 | 出題者が仕掛けるワナ60種。「-ly なのに形容詞」「主語が遠い主述一致」「未来なのに現在形」など、どこでなぜ引っかかるか |
| TOEIC文法まとめ | 13分野の文法を「本番でどう解くか」に絞って。各ページの最後から、その分野のドリルへ直行できる |
| 語法・コロケーション辞典 | 「この語の後ろは何が来る?」を一発で引ける、知っていれば3秒の組み合わせ。紛らわしい語ペア50組、人名詞と物名詞45組も |
| 万バズコーナー | 人に教えたくなる裏ワザ92本を、SNSの投稿風に。秒殺テク、ワナの見破り方、時間術、本番あるある |
| 超絶効くアドバイス | スコア帯別の処方箋、15分・30分・60分の勉強メニュー、30日プラン、時間配分、直前1週間と当日 |
| マインドセット集 | 点が伸びる人の考え方39。それぞれに「今日やること」つき |
| このドリルの使い方 | 機能の紹介、レベルの選び方、30日で回すモデルプラン |
超絶テクニック88:読むより「手が動く」状態へ
たとえばテク01「タテ読みの法則」は、問題文より先に選択肢4つを上から下へ一気に見ること。テク08「前後2語スキャンの法則」は、品詞・代名詞・数量詞の問題なら空所の直前2語と直後2語の合計4語で、多くの場合答えが決まる、というもの。それぞれに例題と動く図解がつきます。


ひっかけ図鑑・語法辞典・万バズコーナー
ひっかけ図鑑は、間違えた問題の「ワナの名前」を探して、同じワナを3つ読む使い方がおすすめ。消去法アニメで、選択肢が1つずつ消えていく様子が見られます。語法・コロケーション辞典は、語彙問題で迷う人向け。万バズコーナーは、すきま時間に1本ずつ読めます。




超絶効くアドバイス・マインドセット集
超絶効くアドバイスには、「何を・何分・何回」で書いた勉強の設計図がまとまっています。マインドセット集は「点数は『実力』ではなく、『その日の記録』。」のように、伸び悩んだときに読み返したい39の考え方です。


スコア別・目的別のおすすめルート6つ
機能が多いので、「結局なにからやればいいの?」という人のために、スコア別・目的別のルートをまとめました。
30日で回すモデルプラン
「このドリルの使い方」に載っている、30日で回すモデルプランです。1日20〜30分が目安。
+ 文法まとめで弱点分野を読む
+ 1日20〜30問+復習ノート+音読
+ ゲーム1回+音読コーナーで5回読み
+ 復習ノートの問題を解き直し
+ 60秒タイムアタックでスピード強化
+ 伸びた分野と次の課題を確認
時間がない日は「ゲーム1回+音読5文」だけでもOK。ホームには連続日数が出ます。それから、解く時間より解説を読む時間を長く取ること。アドバイスの「60分版」では、模試30問に12分、解説を全部読むのに18分を使います。点は、解いた数より振り返った数で伸びます。
公式問題集・市販の問題集と何が違う?
| 公式問題集 | 市販の Part 5 問題集 | 最強ドリル | |
|---|---|---|---|
| 問題の作り手 | テストの開発元(本物と同じ作り) | 著者・出版社のオリジナル | 原田英語のオリジナル |
| Part 5 の問題数 | 1冊に模試2回分(60問)が一般的 | 数百〜1,000問前後 | 9,588問(模試370回分) |
| 時間を計る | 自分でタイマー | 自分でタイマー | 時間バーで自動 |
| 答え合わせ | 解説ページをめくる | 解説ページをめくる | 選んだ瞬間・自動採点 |
| 弱点の分析 | 自分で集計 | 自分で集計 | 分野別の正答率・復習ノート |
| Part 5 の英文の音声 | ないことが多い | ないことが多い | 全問(4つの発音) |
| 料金 | 有料 | 有料 | 無料 |
本番に最も近いのは、やはり公式問題集です。ただ、Part 5 の問題数は1冊あたり60問ほどなので、「型を体に入れる」には量が足りません。おすすめは併用です。公式問題集で本番の空気をつかみ、最強ドリルで量をこなして型を固める。本番直前にもう一度公式問題集を解くと、伸びがはっきり分かります。
いきなり5問!TOEIC Part 5 実戦クイズ
ここまで読んだら、実際の問題で腕試し。選択肢をタップすると、すぐに正解と解説が出ます。5問とも、最強ドリルに収録されている問題そのものです。目標は1問20秒。
訳:モロー料理長は、地元産の食材を使う利点について説得力のあるプレゼンをした。
訳:ヴァシュティ・グラフィックスへの来訪者は、到着時に受付で記帳するよう求められている。
訳:午後のセッションまで新鮮さを保てるように、サンドイッチは1つずつ包装されている。
訳:製品発表が始まる前に、ロビーのコーヒーと軽食をご自由にお召し上がりください。
訳:その工場は冬の需要に応えるため、9月に暖房器具の生産を増やす。
すぐに解き始めたい人は、目標スコアの模試か、苦手な分野の文法まとめから。タップでその画面が開きます。
400点レベル基礎固め600点レベル定番パターン730点レベル一段深く800点レベル差がつく900点レベル900点超え
品詞動詞の形代名詞前置詞接続詞・前置詞の区別関係詞・名詞節比較数量詞・限定詞相関・倒置・仮定法語彙:名詞語彙:動詞語彙:形容詞語彙:副詞
よくある質問
Q. 料金はかかる?会員登録は必要?
Q. スマホでも使える?アプリのインストールは必要?
Q. 問題は本物の過去問?公式問題集の転載?
Q. TOEIC がはじめてでも使える?何点くらいの人向け?
Q. 英語の音声はついている?
Q. 本番の時間感覚もつかめる?
Q. 紙に印刷して解ける?
Q. 成績や復習ノートは、スマホとパソコンで共有される?
Q. 解説がまちがっていたら?
Q. Part 5 以外(Part 6・7 やリスニング)は?
まとめ|Part 5 を「時間を貯金するパート」に変えるドリル
Part 5 は、TOEIC のリーディングでいちばん「練習した分だけ速くなる」パートです。ここで浮いた1分、2分が、Part 7 の最後の数問になって返ってきます。まずは今日、模試を1回。採点画面のレベル判定から、あなたの30日が始まります。
【TOEIC点数UP】~初級者用~超絶テクニック&時間配分鉄則・裏技ルール集(リスニング・リーディングパート)「tarpって何?」TOEICに出るのに日本人が知らない英単語50選【無料】英語の言い換え・類語を日本語訳つきで検索|大学入試・TOEIC対応の最強英語パラフレーズ辞典英単語は“語源”で覚える|5271語×音声つき無料辞典アプリ【大学入試・英検・TOEIC対応】英単語の覚え方|科学的に効率がいい暗記法3つ【見るな、思い出せ】英語スラング辞典の決定版|「原田英語のスラング・新語辞典」完全ガイド日本文化を英語で説明する無料辞典「日本文化ナビ」完全ガイド
※記事中の画面は、スマートフォンで表示したときのものです。
※TOEIC は ETS の登録商標です。このアプリと記事は ETS・IIBC の検定・承認を受けたものではありません。
