【読み方】
ゴート
【意味・使い方】
★ “Greatest Of All Time”（史上最高）の頭文字を取った略語。
★ スポーツ選手、ミュージシャン、俳優など、ある分野で最も優れた人物を指す言葉。
★ 「彼／彼女はGOATだ！」のように、最高の賛辞として使われる。
★ SNSでは、GOATの代わりにヤギの絵文字（🐐）が使われることも。
【ポイント解説】
GOATという言葉は、もともとはボクシング界のモハメド・アリが自身を表現するのに使ったのが始まりと言われています。その後、1990年代にヒップホップ界でも使われるようになり、現在ではスポーツや音楽など幅広い分野で「史上最高の人物」を指す言葉として定着しました。
GOATと呼ばれるには、その分野で長年にわたって圧倒的な活躍を見せ、多くの記録を打ち立て、他の追随を許さない存在であることが求められます。一時的な活躍だけでなく、キャリア全体を通しての評価が重要視されるのです。
また、SNS上ではGOATという言葉の代わりに、ヤギの絵文字（🐐）が使われることもあります。これは、GOATの語源である “Greatest Of All Time” の頭文字 “G” と、”goat”（ヤギ）をかけているのです。
【例文】
A: Michael Jordan is the GOAT of basketball. No one even comes close.
「マイケル・ジョーダンはバスケットボールの世界でGOATだよ。彼に近づける選手なんていないね。」
B: Did you see Messi’s goal last night? He’s truly the 🐐 of soccer!
「昨夜のメッシのゴール見た？彼は間違いなくサッカー界の🐐だよ！」
原田英語マン
ネイティブがよく使う英会話表現や慣用表現、ことわざ、イディオム、英熟語を特集していきます。2019年度の早稲田大学文化構想学部の会話表現問題で7問中6問が的中して話題となった原田高志著「ネイティブがよく使う順：英会話スピード表現520」が出版されてから10年以上が経ち、原田英語.comで”シン・英会話スピード表現”として生まれ変わります！
