🔥0日⭐Lv.1

何を身につけたい?(目的からさがす)

迷ったら

動画を見つける

勉強法・道具

英語学習YouTube・サイト

🔎 動画をさがす
SUMMARY DOJO

🧭 大学入試の要約問題の型

出題の型を知れば、準備の的が絞れる

⏱ 読了の目安 約12分
START HERE

まずはこれだけ10分

志望校の最新の募集要項と過去問を開き、「要約が出ているか」「日本語か英語か」「字数はどれくらいか」の3つだけメモしてください。型がわかれば、何を練習すればいいかがはっきりします。

5ステップの解き方を見る →

要約が問われる場面

この節でわかること:要約が出ることのある試験のタイプと、確認のしかた。

入試では、英文の主旨をつかむ力を「書く」形で確かめるために、要約問題が出されることがあります。外国語系学部、国公立大学の2次試験、難関私立大学などで、要約力が問われる場合があります。

必ず確認してください

形式は大学・学部・年度で異なります。要約が出ない年もあれば、形式が変わる年もあります。このページは一般論であり、特定の大学や年度の出題を示すものではありません。志望校の最新の募集要項・過去問で必ず確認してください。

一方で、要約力は要約問題のためだけの力ではありません。長文の内容一致問題、自由英作文の構成、リスニングのメモ取りでも、主張と根拠をつかむ力が使われます。要約の練習は、ほかの問題の下支えにもなります。

要約問題の型一覧

この節でわかること:要約問題を分類する8つの視点。自分の志望校がどれに近いかを探してください。

型どんな問題か主に問われる力
日本語で要約英文を日本語でまとめる読解力+日本語の表現力
英語で要約英文を英語でまとめる読解力+英作文力
字数制限あり「〜字以内」「〜語程度」取捨選択と字数調整
字数制限なし・ゆるい文数や大まかな長さの指定のみ構造把握と簡潔さ
指定語句を使う与えられた語句を必ず使う要点の見極め
段落ごとの要約各段落を短くまとめる構造の把握
空所補充型要約文の空所を埋める要点と言い換えの理解
リスニング後の要約聞いた内容をまとめる聞き取り+メモ+要約

実際の試験は、これらが組み合わさって出ることもあります。たとえば「英語で、50語程度で、指定語句を使って」のように、複数の条件がつくことがあります。

型ごとの解説と準備

この節でわかること:型ごとの特徴と、準備のポイント。気になる型だけ開いて読んでください。

日本語で要約する型初級

日本語で要約する型は、「〜字以内」のように字数で制限されることが多い形式です(句読点も1字に数えるのが一般的)。英語を読む力に加えて、日本語の文章力が点を左右します。

  • 準備:英文を読んで、日本語で60字→100字→150字と字数を変えて書く。
  • ポイント:英語の語順のまま訳さず、日本語の語順で組み直す。
  • ミスの例:字数オーバー、原文の丸写し、主張が後ろに回る。

手順の詳細は要約の完全ガイド、日本語ならではのコツは日本語での要約にまとめています。

英語で要約する型上級

英語で要約する型は、語数で制限されることが多い形式です。読む力に加えて、簡潔な英文を書く力が必要です。

  • 準備:日本語で書いた要約を、英語で書き直す練習をする。
  • ポイント:原文の文をそのまま写さない。自分が確実に使える語と構文で言い換える。
  • ミスの例:時制の不一致、原文の丸写し、接続語がなく文がぶつ切りになる。

英語要約で使える一般的な型

The writer argues that ...
筆者は〜と主張している
This is because ...
これは〜だからである
Although ..., the writer insists that ...
〜ではあるが、筆者は…と主張する
In conclusion, ...
結論として、〜

詳しくは英語での要約を見てください。

字数制限あり・なしの型中級

字数制限がある型では、字数の90〜100%を目標にします。制限がなく「簡潔に」とだけ指示される場合は、原文の2割前後を目安にすると書きやすくなります。あくまで練習上の目安で、問題文の指示が優先です。

  • 準備:同じ英文を、60字・100字・150字の3通りで書き分ける。
  • ポイント:字数が増えたら、削った譲歩や結論を戻す。
  • 確認:問題文の「以内」「程度」「〜字前後」の違いを見落とさない。
指定語句を使う型中級

与えられた語句を必ず使う型は、その語句が要点のヒントになっています。指定語句が原文のどの文にあるかを探すと、主張や根拠の場所がわかります。

  • 準備:指定語句に印をつけ、その周りの文が主張か根拠かを判定する。
  • ポイント:指定語句を無理に押し込まず、自然な流れで使う。
  • ミスの例:語句を使うことに気を取られ、主張が抜ける。
段落ごとの要約の型初級

段落ごとに要約する型は、文章の構造把握を問います。各段落の役割(導入・主張・根拠・具体例・結論)を見抜けるかがカギです。

  • 準備:段落ごとに、10〜20字の見出しをつける練習をする。
  • ポイント:段落の最初と最後の文に注目する。
  • ミスの例:段落内の具体例に引っぱられる。
空所補充型の要約中級

要約文の空所を埋める型は、自分で文を書かなくてよい分取り組みやすい一方、言い換えの理解が問われます。要約文は本文の言い換えでできているため、同じ意味の別表現を見抜く力が必要です。

  • 準備:要約文と本文を並べ、対応する箇所に線を引く。
  • ポイント:空所の前後の論理関係(因果・対比)を先に確認する。
  • ミスの例:本文の語をそのまま探して、言い換えに気づかない。
リスニング後の要約の型上級

聞いた内容を要約する型は、メモを取りながら聞く力が問われます。読む要約と違って読み返しができないのが難しいところです(放送回数は試験によって異なります)。

  • 準備:短い音声を聞きながら、キーワードだけをメモする練習をする。
  • ポイント:聞き終わったらすぐ、主張・根拠・結論の3点に整理する。
  • ミスの例:細部を書き取ろうとして、話の流れを見失う。

TED-Edの約5分の動画は、この練習に向いています。

大学の系統ごとの一般論

この節でわかること:「こういう系統の大学で、要約力が問われることがある」という一般的な目安。特定の大学の出題を保証するものではありません。

系統一般に言われること準備の方向
外国語系学部要約や英作文など、書く力が問われることがある日本語・英語の両方で書く
国公立2次記述式で、要約が出ることがある字数別に書き分ける
難関私大長文の内容把握で、要約的な力が使われる主張と根拠の見極め
もう一度確認を

この表は傾向の一般論です。同じ大学でも、学部や年度で形式が変わります。過去問だけでなく、最新の募集要項の確認を忘れないでください。

型の組み合わせ例と準備

実際の出題では、条件が重なることがあります。組み合わせごとに、練習の中心を変えましょう。次の表は、練習メニューを決めるための例です。

組み合わせ準備の中心
日本語・字数制限あり60〜150字の書き分け。字数調整の練習
英語・語数制限あり英作文力。原文を写さない言い換え
日本語・指定語句あり語句の周辺から要点を探す練習
リスニング+英語要約メモ取り。聞いた直後に3点整理
迷ったら

組み合わせが多くて絞れないときは、まず「日本語・字数制限あり」から始めます。構造把握の力は、すべての型に共通して使えるからです。

志望校の型を調べる4ステップ

  1. 募集要項を読む10分

    試験科目と時間配分を確認します。要約が出るかどうかは、募集要項だけではわからないこともあります。

  2. 過去問を3年分見る30分

    要約が出ているか、日本語か英語か、字数はいくつかをメモします。年度で変わる部分も確認します。

  3. 自分の型を決める5分

    メモをもとに、「日本語・120字」のように、練習する型を1つに絞ります。

  4. その型から練習を始める15分

    まずは決めた型の新しい問題を週2回解きます(下の「週の練習メニュー例」の月・木)。他の型は余裕が出てから足します。

問題文の指示の読み方

この節でわかること:要約問題でよく見かける指示の言い回しと、その読み方。指示を読み違えると、内容が正しくても減点されることがあります。

指示の言い回し読み方のポイント
〜字以内制限を超えないこと。目標は制限の90〜100%
〜字程度前後1割ほどの幅が目安。ただし採点基準は大学ごとに異なる
本文の内容に即して自分の意見や外の知識を入れない
筆者の主張を中心に主張と根拠を優先し、具体例は削る
具体例を除いて具体例が入ると減点。削る対象を確認
〜という語を使って指定語句の周りに要点があることが多い
指示に線を引く

問題文を読んだら、字数・言語・条件に、最初に線を引きましょう。読み終えてから確認するより、ミスが減ります。

同じ英文を3つの型で解く練習

型の切り替えに慣れるには、同じ英文を型だけ変えて3回解くのが効果的です。構造の把握は1回で済み、書く作業だけを繰り返せます。

  1. 日本語で60字10分

    英文に印をつけ、主張と根拠だけで60字にまとめます。

  2. 日本語で120字8分

    印は使い回します。譲歩や結論を足して、120字に伸ばします。

  3. 英語で40語10分

    日本語の要約を見ながら、英語に組み直します。原文の文は写さず、言い換えます。

2回目・3回目は印づけをやり直さず、1回目の印を見ながら書きます。字数と言語の切り替えだけに集中するのがねらいです。

週の練習メニュー例

志望校の型が決まったら、次のような週の割り振りで進めてみてください。あくまで一例です。

曜日練習時間
月・木決めた型で、新しい英文を1問15分
火月曜の要約を見直して書き直す10分
水TED-Edを1本観て、60字で要約15分
金別の型(英語など)に切り替えて1問15分
土自己採点と、間違いの整理20分
日休み、または過去問を1問自由
ポイント

新しい問題を解くより、書き直す方が力になります。同じ英文を2回書くと、1回目の弱点が見えます。

TED・TED-Edでの練習との対応

この節でわかること:型ごとに、動画をどう使えば練習になるか。動画の字幕・文字起こしは載せていません。YouTubeや公式サイトの機能で確認してください。

型動画での練習目安
日本語で要約観たあと、日本語で60〜100字TED-Ed 約5分
英語で要約観たあと、英語で30〜50語TED-Ed 約5分
段落ごとの要約話を3〜5コマに分け、各コマを一言でTED 10〜15分
リスニング後の要約メモを取りながら1回だけ聞くTED-Ed 約5分
字数調整同じ動画を60字・100字で書き分けるどれでも

毎日のミッション(5ステップ)も、要約の練習になります。②「日本語字幕で観る」のあとに内容を日本語で1行にまとめれば要旨をつかむ練習に、⑤「英語で1〜3文書く」は短い英語要約の練習になります。観たあとに話の流れを3〜5コマでメモすれば、構造マークと同じ力も鍛えられます。

TED-Edで要約を練習しよう

TED-Ed✓ 視聴済7:18

成功する人に共通する8つの特徴

8 traits of successful people - Richard St. John
成功の「秘密」を8語で整理
▶ 717万回日本語字幕 未確認★☆☆ やさしい
TED-Ed✓ 視聴済4:45

楽器を弾くと、脳の中で何が起きる?

How playing an instrument benefits your brain - Anita Collins
音楽が、脳を全身運動させる
▶ 1,509万回🇯🇵 日本語字幕★★☆ ふつうサクッと万バズ

TEDで長めの練習をしよう

TED✓ 視聴済10:25

「まだできない」が、人を伸ばす

The power of believing that you can improve | Carol Dweck
才能より、考え方が結果を変える
▶ 709万回🇯🇵 日本語字幕★★☆ ふつう
TED✓ 視聴済6:13

才能より「やり抜く力」が大事かも

Grit: The Power of Passion and Perseverance | Angela Lee Duckworth
努力の見え方が変わる
▶ 1,826万回🇯🇵 日本語字幕★☆☆ やさしい万バズ

動画の使い方は、動画で要約する練習のページで詳しく説明しています。

よくある質問

要約が出ない大学なら、練習しなくていいですか?
要約問題が出なくても、主張と根拠をつかむ力は長文読解や自由英作文で役立ちます。ただし、優先順位は志望校の形式に合わせて決めてください。
日本語と英語、どちらの型から始めるべきですか?
志望校の型が決まっていなければ、日本語での要約から始めると、構造をつかむ練習に集中できます。慣れたら英語に進みます。
字数制限がない問題では、どのくらい書けばよいですか?
問題文の指示が最優先です。指示がなければ、主張と根拠が入る最小限の長さを目安に、簡潔にまとめます。
型ごとに、別々の勉強法が必要ですか?
いいえ。どの型でも、手順は要約の5ステップで同じです。違うのは、主に字数と言語の調整です。

型の確認チェックリスト

志望校の型を確認しよう
要約のNG10を見る減点されやすいミスと直し方を確認しよう開く →