TED✓ 視聴済19:17🎬 映画・ドラマ・アニメの公式予告編で、気持ちのこもった英語をまねる
2〜3分の公式動画から、短いひと言を3つ。声の高さや強さまでまねて、棒読みを卒業する
30秒でわかる
- できるようになること
- 映画やドラマの公式予告編・公式クリップは、短くて、気持ちのこもった英語がつまっている。1場面を何度も聞いてまねると、教科書の音声だけでは学びにくい「感情のこもった言い方」と自然な抑揚が身につく。
- 入試ではここに効く
- 共通テストのリスニングにある会話問題で、話し手の気持ちや態度を声から読み取る力の土台になる。英語の面接や音読テストで、棒読みにならない読み方にも役立つ。
- こんな人に
- 好きな作品があって、英語を「勉強」より「楽しみ」から始めたい人に。
今日やること15分
TED✓ 視聴済19:17映画づくりの現場にいた人が「良い物語の手がかり」を語るTED。映画を英語で楽しむ前に、物語を見る目を作れる。
▶ この動画でミッションやってみた例:原田英語の練習ノート(予告編1本・15分)
ここでは、架空の冒険映画の予告編を使ったつもりでノートの書き方を見せる。作品のセリフはノートに写すだけにして、ネットやSNSには載せない。 下の英文は原田英語が作った例文で、実際の作品のセリフではない。
- 1. 字幕なしで観た感想(日本語1行)3分
主人公が仲間と別れて、ひとりで旅に出る話っぽい。前半は明るく、後半は緊張した音楽。
- 2. 英語字幕で見つけたひと言(3つ)4分
短い・言いやすい・気持ちがはっきりしている、の3つで選ぶ。長いセリフは選ばない。
- 3. 気持ちと声のメモ4分
ひと言ごとに「どんな気持ち?」「どこを強く言う?」「上がる?下がる?」を書く。
- 4. 自分の英文2分
作品について1〜2文。セリフを使わず、自分の言葉で書く。
| ひと言(例文) | 気持ち | 強く言う所 | 上がる/下がる |
|---|---|---|---|
| I can't do this alone. | 不安・助けてほしい | alone | 最後が下がる |
| Wait, you're coming with me? | おどろき・うれしい | you're | 最後が上がる |
| Let's go. | 決意 | go | 短く強く下げる |
写すのは1本につき3つまで。たくさん写すより、1つを気持ちごと言えるようになるほうが力がつく。
よくあるつまずき
予告編が速すぎて、字幕を見ても追いつけない。
好きな映画をまるごと英語で観たら、ほとんど分からなくて落ち込んだ。
YouTubeで映画の場面を探すと、公式じゃなさそうな動画がたくさん出てくる。
アニメの英語吹き替えでも勉強になる?
感情をこめて言うのが恥ずかしい。
もっとくわしく
気になる所だけ開けばOK。
なぜ「予告編・公式クリップ」から始めるのか入門
映画やドラマは英語学習の素材として人気があるが、いきなり1本まるごとは難しい。理由は大きく4つある。
- 長い:2時間前後あり、集中が続かない。復習する場所も決めにくい。
- 音が聞き取りにくい:小声、早口、何人かが同時に話す、BGMや効果音が重なる、などが普通に起きる。
- くだけた言葉が多い:友だち同士の言い方、その国の流行語、悪い言葉もある。教科書の英語とは距離がある。
- 字幕と音が一致しないことがある:日本語字幕は1秒あたりに読める文字数が限られるので、意味を大きくまとめて訳していることが多い。
予告編や公式クリップは2〜3分と短く、何度でも観られる。場面ごとの気持ちがはっきりしていて、まねる材料にちょうどいい。公式チャンネルが自分で上げているので、安心して使える。
- 公式の予告編(2〜3分)
- 公式チャンネルの名場面クリップ
- 出演者の公式インタビュー(話がゆっくり)
- 英語版が公式に配信されているアニメの短い映像
- 映画1本まるごと(いきなり)
- 公式でないアップロード(違法の可能性)
- 早口のけんか・アクション場面ばかり
- 知らない作品の、筋が分からない場面
場面の選び方チェックリスト入門
日本語で観たことのある作品なら、話の筋が頭に入っているので、英語の音に集中できる。初めての作品は、予告編を日本語で調べてから観よう。
気持ちと抑揚をまねる3段階中級
このページの中心は、サイトの基本「ミッション(5ステップ)」の④好きな30秒を声に出してまねるを、映画向けに深くしたもの。教科書の音読と違うのは「気持ち」をまねること。
- 段階1:音声に重ねて読む1〜2分
英語字幕を見ながら、音声と同時に小声で読む。速さとリズムに慣れる段階。
- 段階2:強く言う所に印をつける2分
ノートの英文で、強く・長く言われている単語に丸をつける。最後が上がるか下がるかを矢印で書く。
- 段階3:表情ごとまねる3分
字幕を消して、声の高さ・間(ま)・息づかいまでまねる。録音して聞き比べ、ちがう所を1つだけ直す。
| 気持ち | 声の特徴(一般的な傾向) | 練習のコツ |
|---|---|---|
| おどろき | 声が高くなる・最後が上がりやすい | 目を大きく開けて言うと声も上がる |
| 怒り | 強く短い・はっきり区切る | 1語ずつ区切って、子音を強めに |
| 悲しみ・不安 | 低め・ゆっくり・弱め | 息を多めにして、ゆっくり |
| 決意 | 短く、最後をしっかり下げる | あごを引いて、言い切る |
| からかい・皮肉 | 伸ばす・高低の差が大きい | 大げさなくらいでちょうどいい |
上の表は一般的な傾向で、いつもそうなるわけではない。実際の場面の音を一番の手本にしよう。
字幕の使い方:公式字幕・自動字幕・日本語字幕中級
- 公式の英語字幕:作った側が付けた字幕。いちばん信頼できる。字幕ボタンで言語名だけが出るものが目安。
- 自動生成字幕:YouTubeが音声から自動で作る字幕。BGMや早口の場面ではまちがいが多い。映画の場面ではとくに当てにしすぎない。
- 日本語字幕:意味をつかむ助けになる。ただし文字数の制限で短くまとめた訳が多いので、英語と一語ずつ対応させようとしない。
字幕の細かい使い分けは YouTubeの便利機能 にまとめた。
1週間プラン(1日15分)入門
| 曜日 | やること | 時間 |
|---|---|---|
| 月 | 作品を1つ決め、公式予告編を字幕なし→英語字幕で観る。ひと言を3つメモする | 15分 |
| 火 | 同じ予告編。ひと言3つを気持ちごとまねる。録音1回 | 15分 |
| 水 | 同じ作品の公式クリップを1本。好きな30秒を選ぶ | 15分 |
| 木 | その30秒を、音声に重ねて読む→字幕なしでまねる | 15分 |
| 金 | その30秒を通して言う。録音して月曜の録音と聞き比べる | 15分 |
| 土 | 作品について英語で3文書く(どんな話か・好きな場面・おすすめしたい人) | 15分 |
| 日 | お休み。または好きな場面をもう一度楽しむだけ | 0〜10分 |
毎日ちがう作品に手を出すより、1作品を1週間かけて使いこむほうが、同じ言い方が何度も耳に入って残りやすい。
慣れてきたら:長い場面・1本まるごとへの進み方じっくり
- 公式クリップを5本ほどまねられたら、配信サービスで同じ作品を観てみる(契約や視聴のルールは各サービスに従う)。
- 1本を最初から最後まで英語で観ようとせず、好きな場面だけ英語字幕で観る。
- ドラマは1話20〜45分ほどのものが多く、映画より区切りやすい。同じ登場人物の話し方に慣れると、ぐっと聞きやすくなる。
- それでも聞き取りが苦しいときは、ゆっくりはっきり話す素材(TED-Edや解説動画)に一度戻って、音の土台を作る。
聞き取りの基礎体力をつけたいなら シャドーイング、話し方そのものを学ぶなら TEDの話し手を手本にするのがおすすめ。
やってはいけないこと(著作権とマナー)入門
- 公式でないアップロード(映画を丸ごと上げたもの、画面を撮ったもの)は観ない・広めない。
- 練習ノートに写したセリフを、SNSやブログにそのまま載せない。
- 自分の録音に作品の音声を重ねて投稿しない。練習は自分の中だけで。
- 年齢制限のある作品・場面は選ばない。
公式の動画は音がきれいで字幕も正確なことが多い。安心して、何度でもくり返せる。