
身のまわりのもの ・ 237/300
テレビはなぜうつるの?
How does a TV show pictures?

テレビの画面は、赤・緑・青に光る小さな点が何百万個も集まってできていて、その光の組み合わせを1秒に何十回も変えて、動く絵を見せているんだよ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
Look closely at a TV screen. It is made of tiny dots of light called pixels. Each pixel has tiny red, green, and blue parts. These colors can mix to make many other colors. The dots change many times every second. That is why the pictures look as if they are moving!
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テレビの画面を、近くから見てみましょう。画面は、画素(がそ)という小さな光の点でできています。それぞれの画素には、赤・緑・青の小さな部分があります。この3色を組み合わせると、たくさんの色を作れます。画素は1秒間に何回も変わります。そのため、絵が動いているように見えるのです!
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
A TV screen is made of millions of tiny dots called pixels. A 4K screen has about 8.3 million pixels. Each pixel usually has red, green, and blue parts called subpixels. By changing how bright these parts look, the TV can make many colors. Red and green light together can look yellow, and all three can look white. Our eyes have three main kinds of color-sensing cells, so different mixes of red, green, and blue can produce many color experiences. Many TVs show about 60 new pictures, or frames, each second, although some use other rates. Each frame is a little different, and our visual system sees smooth movement, like a flip book. The video reaches the TV as electronic signals, through an antenna, a cable, a satellite connection, or the internet.
日本語の訳を見る
テレビの画面は、「画素(がそ)」とよばれる何百万個もの小さな点でできています。4Kの画面には、約830万個の画素があります。それぞれの画素には、ふつう、赤・緑・青の「副画素(ふくがそ)」という部分があります。これらの明るさを変えることで、テレビはたくさんの色を作ります。赤と緑の光を合わせると黄色に見え、3色を合わせると白に見えます。私たちの目には、色を感じる細胞が主に3種類あるため、赤・緑・青の組み合わせで多くの色を感じられます。多くのテレビは、1秒間に約60まいの新しい絵を見せますが、ちがう速さのものもあります。少しずつちがう絵が続くと、パラパラまんがのようになめらかに動いて見えます。映像は電気の信号となり、アンテナ、ケーブル、人工衛星につながる回線、インターネットなどを通ってテレビにとどきます。
この質問の英単語
- screen画面
- pixels画素・ピクセル
- mixまぜる
- sensorsセンサー
- flip bookパラパラまんが
- signals信号
- satellites人工衛星
超絶解説もっと知りたい人へ
画面は光のつぶのモザイク
テレビの画面に虫めがねを近づけると、小さな色のつぶがびっしりならんでいるのが見えます。このつぶが画素です。ハイビジョンの画面には横1920個×たて1080個で約207万個、4Kの画面には横3840個×たて2160個で約829万個の画素があります。多くの画面では、1つの画素が赤・緑・青の「副画素(ふくがそ)」に分かれています。そのため、一般的な4K画面には約2490万個の副画素があります。液晶テレビでは、後ろの光が通る量を液晶で調整し、赤・緑・青の色のフィルターを通して色を作ります。有機ELテレビでは、それぞれの副画素が自分で光ります。画面の種類によっては、これとはちがうならび方や色の副画素も使われています。
3色で「ない色」まで見せる
多くのテレビでは、画素を主に赤・緑・青の副画素に分けています。黄色やピンクをそれぞれ出す副画素がなくても、それらの色を見せることができます。私たちの目のおくには、色を感じる細胞が主に3種類あり、それぞれがちがう光に強く反応します。赤と緑の光を同時に見せると黄色に、赤と青を組み合わせるとむらさきやピンクに見えます。3色を同じくらい合わせると、白に近く見えます。絵の具はまぜるほど暗くなりやすいのに対し、光は合わせるほど明るくなります。テレビは、この目のしくみを利用して、たくさんの色を見せています。ただし、画面の種類によって使う色や部品がちがうこともあります。
パラパラまんがの原理
テレビの絵は、じつは動いていません。少しずつちがう止まった絵を、1秒間に約60まいという速さで次々に入れかえているだけです。それでも動いて見えるのは、脳が少しずつずれた絵を「動いている1つのもの」としてつなげて受け取るからです。映画館の映画は、むかしから1秒間に24まいの絵でできています。人の脳は、まばたきするひまもないほどの絵の入れかわりを、なめらかな動きに変身させる名人なのです。
カタカナの「イ」から始まった
1926年12月25日、静岡県の浜松高等工業学校の高柳健次郎は、ブラウン管という装置の画面に、カタカナの「イ」の字を電気の力でうつし出すことに成功しました。いろはの「イ」を選んだといわれています。同じ年、イギリスのベアードも、機械じかけのテレビで人の顔をうつしてみせました。日本でテレビ放送が始まったのは1953年です。地上のアナログ放送は、多くの地域で2011年にデジタル放送へ切りかわりました。東日本大震災の影響を受けた岩手・宮城・福島の3県では、切りかえが2012年までのびました。今は高さ634メートルの東京スカイツリーなどから電波が送られています。
みんなが驚く豆知識
一般的なRGB方式の4K画面には、約829万個の画素があり、それぞれが赤・緑・青の3つの副画素に分かれています。合わせると約2490万個です。多くのテレビは1秒間に60まいほどの絵を見せますが、120まいなど、ちがう速さのものもあります。副画素の数やならび方も、画面の種類によってちがいます。
1953年に日本でテレビ放送が始まったとき、受信契約はわずか866件だったといわれます。テレビはとても高価だったので、人々は駅前などに置かれた「街頭テレビ」に何千人も集まって、プロレスや野球を見ました。
television(テレビ)は、ギリシャ語の tele(遠く)と、ラテン語の vision(見ること)を合わせた言葉です。telephone(電話)の tele も同じ「遠く」。英語の会話では TV、イギリスでは telly ともいいます。

おうちでやってみよう
テレビやタブレットの画面の白い所や黄色い所を、虫めがねで近くから見てみよう。赤・緑・青の小さな光のつぶが見えるかな?黄色い所にはどの色のつぶが光っているかな?画面はおさないでね。虫めがねで太陽を見たり、日光を集めたりしないこと。
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






