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身のまわりのもの ・ 239/300

めがねをかけるとなぜよく見えるの?

How do glasses help us see?

ひとことで言うと

目の中でピントがずれていると、景色がぼやけるよ。めがねのレンズが光の進む向きを少し曲げて、目のおくのスクリーン(網膜)にぴったりピントが合うようにしてくれるんだ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

Your eye has a clear lens inside. It bends light to make a sharp picture at the back of your eye. Some eyes are a little too long or too short. Then the picture gets blurry. Glasses have lenses too. They bend the light a little more or a little less. Now the picture is sharp!

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目の中には、すき通ったレンズがあります。レンズは光を曲げて、目の奥にくっきりした像を作ります。人によっては、目が少し長すぎたり、短すぎたりします。すると、像がぼやけます。めがねにも、レンズがあります。めがねのレンズは、光をもう少し大きく曲げたり、曲がり方を少なくしたりします。これで、像がくっきり見えます!

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

Your eye works a little like a camera. Light enters through the clear front surface, called the cornea, and then passes through a lens. Both parts bend the light so that it forms a sharp image on the retina at the back of the eye. The retina changes the light into electrical signals and sends them to the brain. If an eyeball is too long, light comes into focus in front of the retina, so faraway things look blurry. This is called nearsightedness. A lens that is thinner in the middle spreads the light a little and moves the focus onto the retina. If an eye is too short, a lens that is thicker in the middle may help instead. Spending time outdoors may lower a child's chance of becoming nearsighted.

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目はカメラに少し似たはたらきをします。光は、角膜(かくまく)という目の前のすき通った部分から入り、そのおくのレンズを通ります。角膜とレンズが光を曲げると、目のおくの網膜(もうまく)に、くっきりした像ができます。網膜は光を電気の信号に変えて、脳へ送ります。目玉が長すぎると、光は網膜より手前でピントが合うため、遠くのものがぼやけて見えます。これを近視(きんし)といいます。真ん中がうすいレンズは光を少し広げ、ピントを網膜の上へ動かします。目玉が短すぎる場合は、真ん中が厚いレンズが役立つことがあります。外で過ごす時間をふやすと、子どもが近視になる可能性を下げられるかもしれません。

この質問の英単語

  • lensレンズ
  • bends曲げる
  • blurryぼやけた
  • retina網膜
  • focusピント
  • nearsighted近視の
  • glassesめがね

超絶解説もっと知りたい人へ

目はかしこいカメラ

目に入った光を最初に大きく曲げるのは、黒目の表面をおおう、すき通ったまく「角膜(かくまく)」です。そのおくにある「水晶体(すいしょうたい)」というレンズは、まわりの筋肉の力で厚さを変え、近くを見るときは厚く、遠くを見るときはうすくなって、ピントを合わせます。こうして目のおくの網膜に像ができます。網膜にできる像は、上下左右が反対です。ただし、脳が写真をくるりと回しているわけではありません。脳は網膜から来た信号を、これまでの経験や体の動きと合わせて処理し、まわりの世界として感じ取ります。網膜には光を感じる細胞が1億個以上ならんでいる、すばらしいしくみです。

近視・遠視・老眼・乱視

目玉が少し長いと、ピントが網膜の手前で合ってしまい、遠くがぼやけます。これが近視で、真ん中がうすいレンズ(凹レンズ)で光を少し広げると、ピントが後ろへずれてぴったり合います。目玉が短い遠視では、反対に真ん中が厚いレンズ(凸レンズ)を使います。また、年をとると水晶体がかたくなって厚くなりにくくなり、近くが見えにくくなります。これが老眼で、多くの人は40代ごろから感じ始めます。角膜がラグビーボールのように少しゆがんでいて、ものが二重にぶれて見えるのは乱視です。

めがねは700年前のイタリア生まれ

めがねが発明されたのは、1280年代ごろの北イタリアだと考えられています。1306年のイタリアのお坊さんの説教に「めがねが発明されて、まだ20年もたっていない」という言葉が記録されているのです。日本には16世紀に伝わり、宣教師フランシスコ・ザビエルが、山口の大名にめがねをおくったという話が残っています。初めのころのめがねは、手で持ったり鼻にはさんだりして使うもので、耳にかける「つる」が広まったのは18世紀になってからです。

外遊びが目を守る?

近視の子どもは、世界の多くの地域でふえています。日本の学校の調査でも、めがねなどを使わない視力が1.0に届かない子どもが多くなっています。ただし、視力が1.0未満だからといって、全員が近視とはかぎりません。研究では、外で過ごす時間が長い子どもほど、近視になりにくいことがわかっています。1日に合計2時間ほど外で過ごすことをすすめる専門家もいますが、天気や体調に合わせて安全に遊びましょう。明るい屋外の光が、目玉がのびすぎるのをおさえる可能性がありますが、くわしいしくみはまだ研究中です。本や画面に近づきすぎず、ときどき遠くを見ることも大切です。

みんなが驚く豆知識

  1. 2016年に発表された研究では、2050年には世界の人口の約半分、およそ48億人が近視になると予想されています。近視は今、世界中で急にふえている「目の変化」なのです。

  2. 静岡県の久能山東照宮には、徳川家康が使っていたといわれるめがねが残っています。日本に今あるめがねの中で、とても古いものの1つとされ、400年以上前の人も、めがねにたよっていたことがわかります。

  3. 英語の lens(レンズ)は、ラテン語で「レンズ豆(ヒラマメ)」を表す言葉から来ています。真ん中がふくらんだ平たい豆の形が、凸レンズにそっくりだったからです。

おうちでやってみよう

黒い厚紙に、おうちの人につまようじで小さな穴を1つあけてもらおう。めがねをはずして少しぼやけて見える字やものを、その穴からのぞいてみると、くっきり見えることがあるよ。光のはばがせまくなってピントのずれが小さくなるからだよ。太陽はぜったいに見ないでね。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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