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カメラはなぜ写真がとれるの?のイラスト

身のまわりのもの ・ 255/300

カメラはなぜ写真がとれるの?

How does a camera take pictures?

ひとことで言うと

レンズが光を集めて、中のセンサー(昔はフィルム)にけしきの形をうつし、その光の明るさと色を記録するから写真になるんだよ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

Everything you see sends light to your eyes. A camera catches that light, too. The lens bends the light and makes a small picture inside. A sensor feels the light and saves the colors. Click! Now you have a photo.

日本語の訳を見る

あなたが見ているすべての物は、あなたの目に光を送っています。カメラもその光をつかまえます。レンズが光を曲げて、中に小さな絵を作ります。センサーが光を感じて、色を記録します。カシャッ!これで写真のできあがりです。

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

A camera works a lot like your eye. Light bounces off everything around you. When you press the button, a little door called the shutter opens for a very short time, and light comes in through the lens. The lens is a piece of curved glass that bends the light and makes a sharp, tiny picture of the scene inside the camera. In old cameras, that picture fell on film, which changed when light hit it. In digital cameras and phones, it falls on a sensor covered with millions of tiny light catchers. Each one measures how much light hits it, and tiny color filters on top tell red, green, and blue apart. A computer chip puts all the dots together into your photo.

日本語の訳を見る

カメラは、あなたの目ととてもよくにたしくみで働きます。光は、まわりのあらゆる物ではね返っています。ボタンをおすと、シャッターという小さな戸がほんの短い時間だけ開き、光がレンズを通って入ってきます。レンズは曲がったガラスで、光を曲げて、カメラの中にけしきのくっきりした小さな絵を作ります。昔のカメラでは、その絵がフィルムの上にうつり、フィルムは光が当たると変化しました。デジタルカメラやスマートフォンでは、何百万もの小さな「光をつかまえる部分」でおおわれたセンサーの上にうつります。その一つ一つがどれだけ光が当たったかをはかり、上にのった小さな色のフィルターが、赤・緑・青を見分けます。コンピューターのチップが、すべての点をまとめて写真にするのです。

この質問の英単語

  • cameraカメラ
  • light光
  • lensレンズ
  • sensorセンサー
  • shutterシャッター
  • filmフィルム
  • bends曲げる

超絶解説もっと知りたい人へ

カメラは「暗い部屋」だった

まっ暗な部屋のかべに小さなあなを1つあけると、反対側のかべに、外のけしきが上下さかさまにうつります。光はまっすぐ進むので、けしきの上の方から来た光はあなを通って下へ、下の方から来た光は上へとどくからです。この現象は、2400年ほど前の中国の思想家・墨子(ぼくし)の本にも書かれ、1000年ほど前にはアラビアの科学者イブン・アル=ハイサムがくわしく研究しました。この「暗い部屋」をラテン語でカメラ・オブスクラといい、これが「カメラ」という名前のもとです。のちに、あなの代わりにレンズをつけると、もっと明るくくっきりうつることがわかり、画家たちはうつったけしきをなぞって絵をかくのに使いました。

最初の写真は8時間以上!

うつったけしきを、消えないように残すことができたのは、200年ほど前のことです。1826年ごろ、フランスのニエプスは、光に当たるとかたくなる薬をぬった板を使い、自分の家のまどから見たけしきを記録しました。これが今残っている世界で最も古い写真の一つですが、うつすのに少なくとも8時間はかかったと考えられています。1839年には、フランスのダゲールが数分ほどでうつせる方法を発表し、写真は世界に広まりました。

デジカメの目は「光のバケツ」

デジタルカメラのセンサーには、画素とよばれる何百万もの小さな区画がならんでいます。一つ一つが小さなバケツのように光をため、たまった光の量を電気の信号に変えます。画素の上には赤・緑・青のどれかの色のフィルターがのっていて、それぞれの色の明るさを調べ、コンピューターが組み合わせてカラー写真にします。1975年、アメリカのコダック社のサッソンが作った最初のデジタルカメラは、白黒で1万画素しかなく、1まいを記録するのに23秒もかかりました。

目もカメラ、でも上下さかさま

人間の目も、レンズの役目をする水晶体と、センサーの役目をする網膜(もうまく)を持っています。目のおくの網膜には、けしきが上下さかさまにうつります。ただし、脳がその像を写真のようにくるりと回しているわけではありません。脳は、目から届く信号と、体を動かしてきた経験を組み合わせて、物の向きや位置を判断しています。また、カメラが明るさに合わせて光の入るあなの大きさを変えるように、目もひとみを大きくしたり小さくしたりして、入る光の量を調節しています。

みんなが驚く豆知識

  1. camera は、ラテン語で「部屋」という意味です。今でもイタリア語では、ホテルの部屋のことを camera といいます。英語の chamber(部屋)も同じ仲間の言葉です。

  2. 1975年に作られた最初のデジタルカメラは、トースターほどの大きさで、1万画素の白黒写真1まいを記録するのに23秒かかりました。今のスマートフォンは数千万画素がふつうです。

  3. 1861年、イギリスの科学者マクスウェルは、赤・緑・青のフィルターで3回うつした写真を重ねて、カラー写真を見せました。今のカメラのセンサーも、同じ3色の考え方を使っています。

おうちでやってみよう

金属のスプーンの表と裏に、自分の顔をうつして見くらべてみよう。へこんだ内側では、顔を近づけると大きく見え、少しずつ離すと上下さかさまに見える所があります。外側では小さく見えます。曲がった面が光の進む向きを変えるからです。歩きながらではなく、明るい所でためしてね。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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