About the Museum
このミュージアムについて作った人の思い・リンク集・パブリックドメインのほんとうの話
「原田英語の超絶名画ミュージアム」は、高校の英語の先生・原田高志が運営する原田英語.comの、無料の美術×英語ミュージアムです。だれが、なぜ、どうやって作っているのか。おすすめの美術館や、パブリックドメインの名画を見られるサイト、そして「パブリックドメインって違法じゃないの?」という疑問まで、ふくろう館長がぜんぶ案内します。


ホー!ようこそ。わたしがふくろう館長です。このページは、わたしが案内するよ。まずは自己紹介から!
- 名前
- ふくろう館長
- 正体
- 名画と英語が大好きなふくろう。原田英語のサイトでおなじみの、あのふくろうです
- チャームポイント
- 金色の丸めがね。夜はランタンを持って見回りをします
- 好きなもの
- 北斎の大波、ゴッホの星空、そして閉館後の静かな展示室
- 特技
- 夜になると名画を動かすこと(右上の☀(太陽)ボタンを押してみてね)
- 口ぐせ
- 「ホー!それ、英語でなんて言う?」
- 夢
- このミュージアムに来た人が、いつか本物の名画に会いに行くこと
ふくろう館長は、どのページでも画面のすみで待っています。タップすると、えっ!?な豆知識を教えてくれます。

わたしの生みの親を紹介するね! 高校で英語を教えている、原田先生だよ。
原田英語.com 管理運営者/高校の英語の先生
原田高志はらだ たかし
大学卒業後、フリーライター、出版社勤務を経て教員に。中学校で教えたのち、いまは高校で英語を教えながら、「原田英語.com」のサイトを運営しています。
- 大学卒業
- フリーライター
- 出版社勤務
- 中学校の教員
- いま:高校の英語の先生
Message
名画の前に立つと、だれかに話したくなる。
その「話したい」を、英語で。
美術館で名画の前に立つと、ふしぎと、だれかに話しかけたくなります。「この人、なんでこっちを見てるんだろう」「この絵、思ってたより小さい!」。名画には、人の心を動かして、ことばを引き出す力があります。
英語を教えていて、いつも感じるのは、「伝えたいこと」があるとき、ことばはいちばん身につくということです。だったら、世界中の人が知っている名画ほど、英語の教材にぴったりなものはありません。モナ・リザもゴッホも北斎も、英語で話せば、世界のどこの人とも話題になります。
さらに名画には、盗まれた話、X線で見つかった秘密、画家たちのとんでもない人生など、思わず「えっ!?」と言ってしまう話がたくさんあります。おもしろい話は、英語でも覚えられる。だからこのミュージアムでは、どの作品にも裏ネタと英語をつけ、ゲームやワークシート、ぬりえまで用意しました。
そして、名画の画像はすべて、著作権の期間が終わったパブリックドメインのものです。人類の宝物は、みんなのもの。学校でも家庭でも、安心して使ってほしいと思っています。
いちばんの願いは、このミュージアムで名画を好きになった人が、いつか本物の名画に会いに行くことです。本物の前に立ったとき、ここで覚えた英語の一言が、ふっと口から出てきたら。こんなにうれしいことはありません。
原田英語 原田高志

このミュージアムは「原田英語.com」の仲間なんだ。どんなサイトか、のぞいてみよう!
Harada Eigo
英語が、止まらなくなる。
原田英語.com は、ニュースもスラングも日本文化も雑学も、英語の「知りたい」がつまった無料の英語学習サイトです。大学入試・英検の対策講座や、英単語帳、英検の直前ドリル、授業で使えるツールなど、無料のツールもたくさん。もちろん全部、無料・登録なしです。

名画ミュージアムが気に入ったら、こっちもきっと好きになるよ。相性のいい順に並べたよ!
原田英語.com の仲間のサイト Sister sites
- 1原田英語の多読ベストミュージアムと同じ「パブリックドメインの名作を学びに」の仲間名作も昔話も、やさしい英語で。パブリックドメインの名作を音声つきで読める、無料の英語多読ライブラリー。
- 2日本文化ナビ浮世絵の展示室とセットで日本のことを英語で語れるようになるサイト。浮世絵や日本美術の話を英語でするときの心強い味方。
- 3マジカ!?サイエンストリビア好きに「え、マジか!?」な雑学を、論文でウラ取り。名画の裏ネタが好きな人はきっとハマる。
- 4うなる雑学えっ!?ネタをもっと思わずうなる雑学の数々。だれかに話したくなるネタ探しに。
- 5英語語源辞典名画の英単語の深掘りに英単語の語源がわかる辞典。portrait や landscape の成り立ちを知ると、美術の英語がぐんと覚えやすくなる。
- 6今日は何の日?「今日の一枚」と合わせて毎日の記念日やできごと。画家の誕生日や名画が盗まれた日を探すのも楽しい。
- 7世界の行事・祝日ナビ名画の背景知識にハロウィンもクリスマスも、由来から英語で。宗教画や祭りの絵の背景がわかる。
- 8原田英語の沼英語にもっとハマりたい人に学校では教わらない、抜け出せない英語の話。
- 9ありえへん英語学習法図鑑「名画で英語」も学習法のひとつこんな勉強法もアリ? 英語学習法を図鑑のように集めたサイト。
- 10英語の先生の玉手箱先生へ授業がアガる無料ツールがずらり。ワークシートと組み合わせて。
- 11TED HACK英語で「話す」力をTED のトークで英語。アートやデザインの名トークも。
- 12時事英語ジュニア中高生に中高生のための、やさしい英語ニュース。
- 13時事英語ナビニュースで英語ニュースの英語を辞書に。名画の盗難や発見のニュースも英語で。
- 14日刊原田英語毎日の英語に入試英語も時事英語も、毎日届く。全英文に音声つき。
- 15スラング辞典生きた英語rizz も蛙化も。いま使われている生きた英語。
- 16勉強マジカ!?学び方を科学で勉強法のウワサを論文で確かめる。
ほかにも、英検・共通テスト・TOEIC の対策ツールなど、無料のツールがたくさんあります → 原田英語.com

画面の名画もいいけれど、本物はもっとすごい! 大きさ、絵の具のでこぼこ、金箔のかがやき……。ぜひ会いに行ってね。
※ 展示作品や開館日は変わります。出かける前に公式サイトで確かめてね。
おすすめの美術館(日本) Museums in Japan
1872年に始まった、日本でいちばん歴史の長い博物館。日本や東洋の美術品・考古資料をたくさん見られる。
国立西洋美術館The National Museum of Western Art東京・上野松方コレクションをもとにした美術館。ルネサンスから20世紀半ばまでの西洋の絵画や彫刻などを所蔵している。
東京国立近代美術館The National Museum of Modern Art, Tokyo (MOMAT)東京・竹橋皇居のそばにある日本で最初の国立美術館。19世紀末から今までの日本の近現代美術を中心に14,000点以上を所蔵。
国立新美術館The National Art Center, Tokyo東京・六本木収蔵品を持たない美術館。広い展示室で、さまざまな企画展や美術団体の公募展が開かれるアートセンター。
東京都美術館Tokyo Metropolitan Art Museum東京・上野1926年に開館した日本初の公立美術館。話題の特別展や、美術団体による公募展が開かれている。
アーティゾン美術館Artizon Museum東京・京橋旧ブリヂストン美術館を受け継ぐ美術館。古代美術や印象派、日本の近代洋画から現代美術まで幅広く集めている。
太田記念美術館Ota Memorial Museum of Art東京・渋谷区神宮前(原宿)約12,000点の浮世絵を所蔵する、浮世絵専門の美術館。テーマを変えながら浮世絵の展覧会を開いている。
すみだ北斎美術館The Sumida Hokusai Museum東京・墨田区(両国)葛飾北斎が生まれ、生涯の多くを過ごしたとされる墨田区にある、北斎専門の美術館。2016年に開館した。
大原美術館Ohara Museum of Art岡山・倉敷1930年に倉敷に誕生した、日本で最初の西洋美術中心の私立美術館。西洋と日本の近代美術などを所蔵。
ポーラ美術館Pola Museum of Art神奈川・箱根(仙石原)箱根・仙石原の森の中にある美術館。モネやルノワールなど印象派を中心とした西洋絵画のコレクションで知られる。
大塚国際美術館Otsuka Museum of Art徳島・鳴門世界の西洋名画を陶板で実物大に再現して展示する美術館。名画の本当の大きさを体で感じられる。
京都国立博物館Kyoto National Museum京都・東山1897年開館。平安時代から江戸時代まで日本の中心だった京都にまつわる文化財を中心に収蔵・展示している。
奈良国立博物館Nara National Museum奈良・奈良公園1895年開館。仏像や仏画など仏教美術を中心に所蔵し、毎年秋に開かれる「正倉院展」でも知られる。
MOA美術館MOA Museum of Art静岡・熱海相模灘を望む高台に建つ美術館。尾形光琳の国宝「紅白梅図屏風」をはじめ日本美術を所蔵している。
根津美術館Nezu Museum東京・南青山尾形光琳の国宝「燕子花図屏風」を所蔵する美術館。展覧会とあわせて、敷地の日本庭園も楽しめる。
おすすめの美術館(世界) Museums around the world
パリにある世界有数の美術館。レオナルド・ダ・ヴィンチの《モナ・リザ》や《ミロのヴィーナス》で有名。
オルセー美術館Musée d'Orsayパリ(フランス)もとは駅だった建物を使った美術館。モネやルノワール、ゴッホなど印象派・ポスト印象派の絵が充実している。
メトロポリタン美術館The Metropolitan Museum of Artニューヨーク(アメリカ)ニューヨークの大きな美術館。古代エジプトから現代まで、世界中の美術品を幅広く所蔵している。
ナショナル・ギャラリーThe National Gallery, Londonロンドン(イギリス)トラファルガー広場にある美術館。ゴッホ《ひまわり》などヨーロッパの名画を所蔵し、入館は無料。
大英博物館The British Museumロンドン(イギリス)世界中の歴史や文化の品を集めた博物館。ロゼッタ・ストーンで有名で、常設展は無料で見られる。
アムステルダム国立美術館Rijksmuseumアムステルダム(オランダ)オランダの国立美術館。レンブラント《夜警》やフェルメールの作品など、オランダ絵画の名品がそろう。
ファン・ゴッホ美術館Van Gogh Museumアムステルダム(オランダ)ゴッホの作品を世界でいちばん多く所蔵する美術館。《ひまわり》や手紙などから画家の歩みをたどれる。
マウリッツハイス美術館Mauritshuisデン・ハーグ(オランダ)フェルメール《真珠の耳飾りの少女》を所蔵する美術館。17世紀のオランダ黄金時代の絵画で知られる。
プラド美術館Museo Nacional del Pradoマドリード(スペイン)スペインの国立美術館。ベラスケス《ラス・メニーナス》やゴヤの作品など、スペイン絵画の名品が集まる。
ウフィツィ美術館Uffizi Galleriesフィレンツェ(イタリア)ルネサンスの都フィレンツェの美術館。ボッティチェリ《ヴィーナスの誕生》などの名画で知られる。
ヴァチカン美術館Vatican Museumsヴァチカン市国ローマ教皇のコレクションを公開する美術館。ミケランジェロが天井画を描いたシスティーナ礼拝堂も見学できる。
ベルヴェデーレ宮殿Belvedere Museum Viennaウィーン(オーストリア)ウィーンの宮殿を使った美術館。上宮(オーベレス・ベルヴェデーレ)でクリムト《接吻》を見られる。
ウィーン美術史美術館Kunsthistorisches Museum Wienウィーン(オーストリア)ハプスブルク家のコレクションをもとにした美術館。ブリューゲル《バベルの塔》などの名画で知られる。
ニューヨーク近代美術館(MoMA)The Museum of Modern Art (MoMA)ニューヨーク(アメリカ)1929年に創立された近代・現代美術の美術館。ゴッホ《星月夜》など、近代以降の名作を所蔵している。
シカゴ美術館The Art Institute of Chicagoシカゴ(アメリカ)1879年創立の美術館。スーラ《グランド・ジャット島の日曜日の午後》など印象派の名作で知られる。
ワシントン・ナショナル・ギャラリーNational Gallery of ArtワシントンD.C.(アメリカ)入館無料の国立美術館。南北アメリカで唯一のレオナルド・ダ・ヴィンチの絵《ジネヴラ・デ・ベンチ》がある。
このミュージアムの各作品のページには、その作品が今ある美術館を書いています。旅行の計画にもどうぞ。

世界の美術館は、パブリックドメインの名画の画像を、だれでも使えるように公開しているんだ。これをオープンアクセスと言うよ。ホー、太っ腹!
パブリックドメインの名画を見られる・使えるサイト Open access collections
自由に使える画像などだけを集めた共有サイト。ファイルごとにPD・CC0・CC BY・CC BY-SAなど条件が違い、作者や出典の表示が必要なものも多い。各ファイルの説明ページで確認する。
メトロポリタン美術館 オープンアクセスThe Met Open AccessCC0パブリックドメインと判断された作品の画像(OAマークつき)をCC0で公開。商用も含め無料・許可不要・表示不要で使える。マークのない画像は対象外。
アムステルダム国立美術館 コレクション・オンライン(旧Rijksstudio)Rijksmuseum Collection Online / Information and Data PolicyPD多くの作品画像が「パブリックドメイン/CC0」表示で、商用も含め許可なしに使える。一部はCC BY 4.0(美術館名の表示が必要)、著作権が残る作品は自由に使えない。作品ページの表示を確認。
シカゴ美術館 オープンアクセスArt Institute of Chicago Open Access ImagesCC0パブリックドメイン作品などの画像5万点以上をCC0で公開し、商用も含め許可なしで使える。作品ページにダウンロードボタンがないものは対象外。
ワシントン・ナショナル・ギャラリー オープンアクセスNational Gallery of Art Free Images and Open AccessCC0パブリックドメインと考えられる作品の画像をCC0で公開。許可なしにどんな目的にも使える。権利が不明確な作品などの画像は対象外。
スミソニアン オープンアクセスSmithsonian Open AccessCC0スミソニアン協会の博物館などの画像・データを公開。CC0マークのあるものは商用も含め許可・表示・料金なしで使える。マークのないものの商用利用には許可が必要。
クリーブランド美術館 オープンアクセスCleveland Museum of Art Open AccessCC0パブリックドメイン作品の高解像度画像と全作品のデータをCC0で公開。許可なしにダウンロード・再利用できる。著作権のある作品の画像は対象外。
パリ市立美術館群 コレクションParis Musées CollectionsCC0パリ市立の美術館の所蔵品を検索できる。著作権が切れた平面作品の高精細画像をCC0(Open Content)で公開し、商用も可。CC0表示のない画像は対象外。
ヨーロピアナEuropeana条件つきヨーロッパ各地の美術館・図書館の資料をまとめて探せるサイト。説明データはCC0だが、画像などは資料ごとに表示された権利情報(PD・CC0・CC BY・利用制限つきなど)に従う。
米国議会図書館 Free to Use and ReuseLibrary of Congress Free to Use and ReusePD米国議会図書館がテーマ別に選んだ写真・ポスター・地図など。パブリックドメインか、著作権の制限が知られていない、または権利者が利用を認めた資料。
ゲティ オープンコンテンツGetty Open Content ProgramCC0ゲティが所有するパブリックドメイン作品などの画像を公開。CC0マークのある画像は商用も含め許可・料金なしで使える。クレジット表示はお願いで義務ではない。
デンマーク国立美術館 SMK OpenSMK Open (Statens Museum for Kunst)PDデンマーク国立美術館の所蔵作品を検索できる。「パブリックドメイン」と表示された作品の高解像度画像は無料でダウンロードし、自由に使える。
ColBase(国立文化財機構所蔵品統合検索システム)ColBase: Integrated Collections Database of the National Institutes for Cultural Heritage条件つき東京・京都・奈良・九州の国立博物館などの所蔵品を検索できる。出典を書けば商用も含め自由に利用できる(政府標準利用規約準拠)。加工したときはその旨も書く。
国立国会図書館デジタルコレクションNDL Digital CollectionsPD国立国会図書館の本や絵などのデジタル画像。公開範囲が「インターネット公開(保護期間満了)」の画像は商用も含め無償・申請不要で使える。画像ごとに表示を確認。
文化遺産オンラインCultural Heritage Online閲覧のみ文化庁が運営する、国宝・重要文化財や全国の美術館・博物館の作品情報のポータル。画像の権利は各館にあり、無断転用は禁止。利用は各館に問い合わせる。
Google Arts & CultureGoogle Arts & Culture閲覧のみ世界の美術館の作品を高精細画像やバーチャル展示で見られる閲覧用サイト。画像の権利は提供した各館にあり、自由に使えるオープンアクセスではない。
使える条件はサイトや画像ごとにちがいます。使う前に、それぞれのサイトの利用条件を確かめてください。

「パブリックドメインの画像を使うなんて、違法でしょ?」「それ、海賊版じゃないの?」……そんな声を聞くことがあるんだ。それは誤解! わたしが、ひとつずつ答えるね。
パブリックドメインは違法? 海賊版? Myths about the public domain
パブリックドメイン = 著作権の期間が終わって、みんなのものになった作品。
使うのは合法です。海賊版(まだ守られている作品の無断コピー)とは、まったく別ものです。
The public domain is the body of creative works whose copyright has expired. They belong to everyone, and anyone can use them legally.
パブリックドメインって、違法じゃないの?
違法ではありません。パブリックドメイン(public domain)は「著作権の保護期間が終わって、みんなのものになった作品」のことです。日本の著作権法でも、保護期間が終わった作品は、だれでも自由にコピーしたり、配ったり、作りかえたりできます。モナ・リザや北斎の大波を教科書や切手、お菓子のパッケージで見かけるのも、そのためです。
海賊版とは、なにがちがうの?
海賊版は、まだ著作権が守られている作品を、権利を持つ人に無断でコピーしたり配ったりしたものです。これは違法です。パブリックドメインは、そもそも守られる期間が終わった作品なので、許可を取る相手がいません。「勝手にコピーしたもの」と「みんなのものになったもの」は、まったく別ものです。
著作権は、いつ切れるの?
日本では原則として、作者が亡くなった翌年の1月1日から数えて70年で切れます(2018年12月30日から、それまでの50年が70年にのびました。それより前に切れていた作品は、切れたままです)。ゴッホ(1890年没)や北斎(1849年没)の作品は、とっくにパブリックドメインです。ピカソ(1973年没)のように、まだ守られている画家もいます → まだ会えない名画の部屋
美術館が持っている絵なのに、使っていいの?
絵を持っていること(所有権)と、著作権は別のものです。美術館は本物の絵の持ち主ですが、著作権の切れた絵の「絵柄」まで独り占めできるわけではありません。実際、メトロポリタン美術館やアムステルダム国立美術館などは、パブリックドメインの名画の画像を「だれでも自由に使ってください」と公開しています(オープンアクセス)。ただし館内での撮影ルールなどは美術館ごとに決まっているので、それは守りましょう。
名画の「写真」には、写真を撮った人の著作権があるのでは?
平面の絵を、そのまま正確に写しただけの写真には、新しい創作がないので、新しい著作権は生まれないという考え方が広く採られています(アメリカでは1999年の「ブリッジマン対コーレル」の裁判で示されました。Wikimedia Commons もこの考え方です)。ただし、彫刻など立体の作品の写真は、角度や光の当て方に撮った人の工夫が出るので、写真そのものに著作権があることが多いです。このミュージアムでは、立体作品は撮影者が CC0 や パブリックドメインで公開した写真、または著作権の切れた古い写真だけを使っています。
外国の絵でも、日本と同じ?
著作権の期間や数え方は、国によってちがいます。たとえばアメリカでは発表から95年など、別のルールもあります。日本には、第二次世界大戦の期間を足す「戦時加算」という特別なルールもあります。このミュージアムでは、作者が亡くなって十分に年月がたち、画像のライセンスもパブリックドメインまたは CC0 と確かめられたものだけを展示しています。
パブリックドメインなら、なんでもしていいの?
ほとんど自由ですが、マナーと気をつけたいことがあります。日本の著作権法では、作者が亡くなったあとでも、作者の名誉を傷つけるような使い方はしてはいけないことになっています(著作権法60条)。また、だれの作品かを正しく書く(出典を書く)のは、法律以前のマナーです。このミュージアムでも、作品ごとに作者と画像の出典を書いています。
このサイトの文章やワークシートは、パブリックドメイン?
いいえ。名画の画像はパブリックドメインですが、このミュージアムの解説・英文・クイズ・ワークシート・ゲーム・イラストは原田英語が作ったものです(© 原田英語)。ただし、授業や家庭学習でのコピーはご自由にどうぞ。ページへのリンクも大歓迎です。

このミュージアムがどうやって作られているか、正直にお話しするね。
出典と、このミュージアムの作り方 Credits & how we make it
- 名画の画像:544点すべて、著作権の保護期間が終わった作品です。画像は Wikimedia Commons などで Public domain または CC0 と表示されているものだけを、1点ずつ確かめて使っています(CC0:66点、Public domain:478点)。立体作品の写真は、写真そのものにも撮影者の権利がないか(CC BY などになっていないか)まで確かめています。各作品のページのいちばん下に、元の画像ファイル・ライセンス・作者や撮影者・提供元を書いています。全作品の一覧は 出典一覧 へ。
- 提供元:メトロポリタン美術館、シカゴ美術館、アムステルダム国立美術館、ワシントン・ナショナル・ギャラリー、米国議会図書館などがパブリックドメインとして公開している画像を、多く使わせていただきました。
- 解説・英文・クイズ・ワークシート:原田英語が作成しています(© 原田英語)。文章づくりにはAIの力も借りていますが、事実は美術館の公式情報などで確かめ、さらに別のAI(Codex)による事実確認と英文チェックを行っています。
- ふくろう館長・アイコン・キービジュアル:AI(OpenAI Codex の画像生成)で描いたオリジナルです。名画そのものは描かせていません。
- ゲーム・クイズの英語の声:Google Cloud Text-to-Speech で作った合成音声です。
- 記録と設定:ゲームのスター、表示の設定などは、お使いのブラウザの中だけに保存されます。
まちがいに気づいたら、下のお問い合わせから教えてください。いただいた声から優先して直します。
お問い合わせ・最新情報
ご質問・ご意見・まちがいのご指摘・授業での使い方のご相談は、お問い合わせフォームへ。新しい展示や企画展のお知らせは X(旧Twitter)でお届けします。