C1名詞ラテン系新しく追加

vulnerabilityの語源と意味

/ˌvʌlnərəˈbɪləti/ヴァルネラビリティ

弱さ・もろさ、(攻撃・被害を)受けやすいこと、(システムの)脆弱性

絵で分かる語源

vulnerability の語源のイメージ:傷を負いやすいこと
傷を負いやすいこと
vulner元の語傷・傷つけるラテン語 vulnus
abil接尾辞〜されうるラテン語 -abilis
ity接尾辞〜の性質ラテン語 -itas

傷つける+されうる+性質 → 傷つきやすさ → 弱さ・脆弱性

vulnerability の語源ストーリー

ラテン語の vulnus は「傷」です。後期ラテン語の vulnerabilis は、実は「傷を与える」という能動の意味でした。ところが英語に入ると、「傷つけられうる」という受け身の意味で使われるようになりました。17世紀初め、シェイクスピアは『マクベス』で vulnerable を「傷を負いうる」の意味で使っています。今の vulnerability は体だけでなく、心のもろさ、災害への弱さ、コンピューターの安全上の穴まで表します。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    vulnus
    傷
  2. 2
    ラテン語
    vulnerare
    傷つける
  3. 3
    後期ラテン語
    vulnerabilis
    傷を与える
  4. 4
    英語17世紀初め
    vulnerable
  5. 5
    英語
    vulnerability

例文

The report warned about the city's vulnerability to floods during heavy rain.
その報告書は、大雨のときにその市が洪水に弱いことを警告した。

よく使う形:vulnerability to A(Aへの弱さ)

暗記フック

vulnus(傷)を受けうる=vulnerable=もろい

入試・使い方のポイント

vulnerability to A(Aへの弱さ)の前置詞 to が定番。a security vulnerability(セキュリティーの脆弱性)も頻出。

受験ミニ情報 be vulnerable to A(Aに弱い)は頻出。l を落として vunerable と書くつづりのミスに注意。

派生語・言い換え受験で問われる形

言い換え(同じような意味)

weakness弱さ
susceptibility影響を受けやすいこと
fragilityもろさ

同じ語源の仲間(2語)

vulnerable傷つきやすい
invulnerable不死身の

ほかの言語の兄弟

フランス語vulnérabilitéもろさ

よくある質問

vulnerabilityの語源は?

vulner(傷つける)+abil(〜されうる)+ity(性質)→傷つけられやすさ ラテン語の vulnus は「傷」です。後期ラテン語の vulnerabilis は、実は「傷を与える」という能動の意味でした。

vulnerabilityの意味は?

弱さ・もろさ、(攻撃・被害を)受けやすいこと、(システムの)脆弱性(名詞)。コアイメージは「傷を負いやすいこと」です。

vulnerabilityの覚え方は?

vulnus(傷)を受けうる=vulnerable=もろい 同じ語源の vulnerable・invulnerable とまとめて覚えると効率的です。

vulnerabilityの発音は?

/ˌvʌlnərəˈbɪləti/(ヴァルネラビリティ)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。