typhoon の語源ストーリー
typhoon には、いくつもの言語の語が重なり合っています。ギリシャ神話の Typhōn は、嵐や暴風を起こす巨大な怪物でした。アラビア語の ṭūfān「大嵐・洪水」は、この Typhōn から来たとも考えられています。16世紀、インド洋に来たポルトガル人がこれを tufão として持ち帰りました。一方、中国の南部では、激しい暴風を広東語で「大風(タイフォン)」と呼んでいました。こうした音が重なって、19世紀に typhoon のつづりに落ち着きます。日本語ではもと「颱風」と書きましたが、戦後の漢字の制限で「台風」になりました。
(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)
