C1形容詞その他

treacherousの語源と意味

/ˈtretʃərəs/トレチャラス

裏切りの、(見た目に反して)危険な

パーツに分けると

treacher語根だます古フランス語 trechier
ous接尾辞〜に満ちた

だます+満ちた → 裏切りだらけ → 見かけより危険な

コアイメージ
安全そうに見えて裏切る

treacherous の語源ストーリー

treacherous の中心にあるのは、古フランス語の trechier「だます、ごまかす」です。そこから trecheor「裏切り者」が生まれ、形容詞の形を経て14世紀ごろ英語に入りました。最初は人の裏切りを責める言葉でした。やがて「安全そうに見えて足をすくうもの」にも使われるようになります。凍った道や急に荒れる海、崩れやすい山道が treacherous と呼ばれるのはこのためです。trick(たくらみ)も、trechier の別の形 trichier から来たとされています。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    古フランス語
    trechier
    だます、ごまかす
  2. 2
    古フランス語
    trecheor
    裏切り者
  3. 3
    古フランス語
    trecheros
    裏切りの
  4. 4
    英語14世紀
    treacherous

例文

Melting ice has made the mountain routes treacherous even for experienced climbers.
氷の融解により、その山のルートは熟練の登山者にとってさえ危険なものになった。

よく使う形:treacherous conditions(危険な状況・悪路)

暗記フック

「トリック(trick)を仕掛けてくる」道や人、と関連づける。見た目は安全そうで裏切る

入試・使い方のポイント

人の裏切りだけでなく、道路・氷・海など「見た目より危険な」自然条件にもよく使う。treacherous roads は長文頻出。

受験ミニ情報 ea は短い [e] で「トレチャラス」。treasure・pleasure と同じ読み。dangerous の言い換えとして語彙問題に出る。

派生語・言い換え受験で問われる形

treachery名詞 裏切り・背信
treacherously副詞 裏切って・危険なほどに

言い換え(同じような意味)

disloyal不誠実な
hazardous危険な
perilous危険に満ちた

同じ語源の仲間(5語)

treachery裏切り
trickたくらみ・いたずら
tricky扱いにくい・ずるい
trickeryぺてん
tricksterぺてん師

ほかの言語の兄弟

フランス語tricherずるをする

よくある質問

treacherousの語源は?

古フランス語 trechier(欺く)に由来する treachery(裏切り)の形容詞形 treacherous の中心にあるのは、古フランス語の trechier「だます、ごまかす」です。そこから trecheor「裏切り者」が生まれ、形容詞の形を経て14世紀ごろ英語に入りました。

treacherousの意味は?

裏切りの、(見た目に反して)危険な(形容詞)。コアイメージは「安全そうに見えて裏切る」です。

treacherousの覚え方は?

「トリック(trick)を仕掛けてくる」道や人、と関連づける。見た目は安全そうで裏切る 同じ語源の treachery・trick・tricky とまとめて覚えると効率的です。

treacherousの発音は?

/ˈtretʃərəs/(トレチャラス)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。