C1名詞ラテン系

rancorの語源と意味

/ˈræŋkər/ランカー

恨み、遺恨

パーツに分けると

ranc語根腐るラテン語 rancere
or接尾辞状態

腐る+状態 → 腐ったにおい → 根深い恨み

コアイメージ
心の中で腐った恨み

rancor の語源ストーリー

rancor は、ラテン語の rancere「腐る・いやなにおいがする」から来ています。後期ラテン語の rancor は「腐ったにおい」のほかに、「恨み」の意味でも使われました。13世紀に英語に入ります。同じ rancere から生まれたのが rancid「(油やバターが)腐ってにおう」です。一度の怒りではなく、長い時間をかけて心の中で腐っていく恨み、というのが rancor のイメージです。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    rancere
    腐る・いやなにおいがする
  2. 2
    後期ラテン語
    rancor
    腐敗臭・恨み
  3. 3
    古フランス語
    rancor
    恨み
  4. 4
    英語13世紀
    rancor

例文

Decades after the civil war ended, deep rancor between the two communities still shaped local politics.
内戦終結から数十年経っても、両コミュニティ間の根深い恨みが地元政治を形作っていた。

よく使う形:harbor rancor(恨みを抱く)

暗記フック

rancid(腐ってにおう)と同じ「腐る」が元。心の中で腐ってくすぶり続ける恨み

入試・使い方のポイント

without rancor(恨みを抱かずに)、bitter rancor(深い恨み)。イギリス英語のつづりは rancour。

受験ミニ情報 rancor = resentment / animosity の言い換えが難関大で出る。米 -or、英 -our のつづりの違いも確認。

派生語・言い換え受験で問われる形

言い換え(同じような意味)

resentment憤り
bitterness恨み
animosity敵意

同じ語源の仲間(3語)

rancid(油が)腐ってにおう
rancorous恨みに満ちた
rancidity腐敗臭

ほかの言語の兄弟

フランス語rancune恨み
イタリア語rancore恨み

よくある質問

rancorの語源は?

ラテン語 rancor(腐敗、悪臭)、rancere(腐る)から。「心が腐るほどの恨み」 rancor は、ラテン語の rancere「腐る・いやなにおいがする」から来ています。後期ラテン語の rancor は「腐ったにおい」のほかに、「恨み」の意味でも使われました。

rancorの意味は?

恨み、遺恨(名詞)。コアイメージは「心の中で腐った恨み」です。

rancorの覚え方は?

rancid(腐ってにおう)と同じ「腐る」が元。心の中で腐ってくすぶり続ける恨み 同じ語源の rancid・rancorous・rancidity とまとめて覚えると効率的です。

rancorの発音は?

/ˈræŋkər/(ランカー)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。