C2名詞ギリシャ系新しく追加

ostracismの語源と意味

/ˈɑstrəˌsɪzəm/アストラシズム

仲間外れ、のけ者にすること; 追放; (古代アテネの)陶片追放

絵で分かる語源

ostracism の語源のイメージ:陶器のかけらで追い出す
陶器のかけらで追い出す
ostrac元の語陶器のかけらギリシャ語 ostrakon
ism接尾辞〜の行為ギリシャ語 -ismos

陶器のかけら+行為 → かけらの投票で追放 → 仲間外れ

ostracism の語源ストーリー

古代アテネには、危険と思われる政治家を投票で国外へ追放する制度がありました。市民は割れた陶器のかけら ostrakon に、追放したい人の名前を刻みました。一定の票数(6000票とされます)に達すると、最も多く名前を書かれた人は10年間アテネを離れなければなりませんでした。これが ostracism「陶片追放」です。プルタルコスは、正義の人と呼ばれたアリステイデスの話を伝えています。字の書けない男が、本人と知らずに「アリステイデス」と書いてくれと頼んだというのです。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ギリシャ語
    ostrakon
    陶器のかけら・貝殻
  2. 2
    ギリシャ語
    ostrakismos
    陶片追放
  3. 3
    英語16世紀後半
    ostracism

例文

Studies show that social ostracism can hurt people as much as physical pain.
研究によれば、仲間外れにされることは体の痛みと同じくらい人を傷つけうる。

よく使う形:social ostracism(社会的排斥)

暗記フック

ostrakon(陶片)に名前を書いて追放。今は「仲間外れ」。

入試・使い方のポイント

social ostracism(社会的な排斥)・face ostracism(仲間外れにされる)の形で、いじめや社会心理の長文に出る。

受験ミニ情報 動詞 ostracize(のけ者にする)が難関大の語彙・長文で頻出。be ostracized by 〜 の受け身が多い。

派生語・言い換え受験で問われる形

言い換え(同じような意味)

同じ語源の仲間(3語)

ostracizeのけ者にする
oysterカキ(ギリシャ語 ostreon・同じ祖先とされる)
osteopathy整骨療法(osteon「骨」・同じ祖先とされる)

ほかの言語の兄弟

フランス語ostracisme追放・排斥
ドイツ語Ostrazismus陶片追放

よくある質問

ostracismの語源は?

ostrac(陶器のかけら)+ism(行為)→陶片の投票で追放→仲間外れ 古代アテネには、危険と思われる政治家を投票で国外へ追放する制度がありました。市民は割れた陶器のかけら ostrakon に、追放したい人の名前を刻みました。

ostracismの意味は?

仲間外れ、のけ者にすること; 追放; (古代アテネの)陶片追放(名詞)。コアイメージは「陶器のかけらで追い出す」です。

ostracismの覚え方は?

ostrakon(陶片)に名前を書いて追放。今は「仲間外れ」。 同じ語源の ostracize・oyster・osteopathy とまとめて覚えると効率的です。

ostracismの発音は?

/ˈɑstrəˌsɪzəm/(アストラシズム)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。