C1名詞ラテン系

nuanceの語源と意味

/ˈnuːɑːns/ニュアンス

微妙な差異、ニュアンス

パーツに分けると

nu語根雲・陰をつけるフランス語 nuer
ance接尾辞〜のこと(名詞)

陰をつける+こと → 色の濃淡 → 微妙な違い

コアイメージ
雲のような微妙な色の濃淡

nuance の語源ストーリー

nuance はフランス語から入った語です。元は動詞 nuer「陰をつける」で、さらにさかのぼるとラテン語の nubes「雲」に行き着くとされます。夕焼けの空で、雲が少しずつ色を変えていく様子を思い浮かべてください。そのわずかな色の違いが nuance でした。18世紀に英語に入ると、色だけでなく、意味・感情・音のわずかな違いにも使われるようになりました。日本語の「ニュアンス」もここから来ています。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    nubes
    雲
  2. 2
    古フランス語
    nuer
    陰をつける(雲のように)
  3. 3
    フランス語
    nuance
    色の濃淡
  4. 4
    英語18世紀
    nuance

例文

A good translator captures the subtle nuances of the original text.
優れた翻訳者は原文の微妙なニュアンスを捉える。

よく使う形:subtle nuances(微妙なニュアンス)

暗記フック

ラテン語nubes(雲)由来。「雲の濃淡=微妙な色合い・差異」

入試・使い方のポイント

subtle nuances(微妙な違い)、nuances of meaning(意味の細かな違い)。形容詞 nuanced(きめ細かな)も頻出。

受験ミニ情報 a nuanced view/understanding(複雑な面をふまえた見方)が評論で出る。nuance=subtle difference の言い換えも。

派生語・言い換え受験で問われる形

nuanced形容詞 微妙な差をふまえた・きめ細かな

言い換え(同じような意味)

subtlety微妙さ
shade(意味の)わずかな違い
distinction区別

同じ語源の仲間(3語)

nuanced微妙な違いをふまえた
nubilous曇った・あいまいな
obnubilate曇らせる・ぼかす

ほかの言語の兄弟

フランス語nuance色合い・ニュアンス
フランス語nuage雲
ラテン語nubes雲

よくある質問

nuanceの語源は?

nu(雲 ← nubes)+ance → 雲の濃淡のような微妙な色合い nuance はフランス語から入った語です。元は動詞 nuer「陰をつける」で、さらにさかのぼるとラテン語の nubes「雲」に行き着くとされます。

nuanceの意味は?

微妙な差異、ニュアンス(名詞)。コアイメージは「雲のような微妙な色の濃淡」です。

nuanceの覚え方は?

ラテン語nubes(雲)由来。「雲の濃淡=微妙な色合い・差異」 同じ語源の nuanced・nubilous・obnubilate とまとめて覚えると効率的です。

nuanceの発音は?

/ˈnuːɑːns/(ニュアンス)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。