C2名詞ラテン系新しく追加

nepotismの語源と意味

/ˈnepətɪzəm/ネパティズム

縁故主義、身内びいき

絵で分かる語源

nepotism の語源のイメージ:甥っ子をひいきする
甥っ子をひいきする
nepot元の語甥・孫ラテン語 nepos, nepotis
ism接尾辞〜のやり方ギリシャ語 -ismos

甥+やり方 → 甥っ子に地位を与えること → 身内びいき

nepotism の語源ストーリー

nepotism は、イタリア語の nepotismo から来ました。元はラテン語の nepos「孫・甥」です。この語が生まれた背景には、ルネサンス時代のローマ教皇がいます。結婚しないはずの教皇たちは、「甥」を枢機卿などの高い地位につけることがよくありました。その中には、実は教皇自身の隠し子もいたとされます。教皇が甥を枢機卿に取り立てる習慣は「枢機卿甥」と呼ばれ、17世紀まで続きました。1692年、教皇インノケンティウス12世がこの習慣を禁じる勅書を出しました。英語の nepotism はそのころ入り、今では政治や会社の身内びいき全般を指します。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    nepos, nepotis
    孫・甥
  2. 2
    イタリア語
    nipote → nepotismo
    甥・孫 → 身内びいき
  3. 3
    フランス語
    népotisme
    縁故主義
  4. 4
    英語17世紀
    nepotism

例文

The mayor was criticized for nepotism after he gave his son a top city job.
市長は、息子を市の要職につけたことで縁故主義だと批判された。

よく使う形:accusations of nepotism(縁故主義だという非難)

暗記フック

ネフュー(甥)の仲間ネポ。甥っ子をひいき=ネポティズム。

入試・使い方のポイント

accuse A of nepotism(Aを縁故主義だと非難する)。政治・企業の不正を論じる文で使う。

受験ミニ情報 favoritism・cronyism との言い換えが英検1級に出る。アクセントは第1音節 NEP-o-tism。

派生語・言い換え受験で問われる形

nepotistic形容詞 縁故主義の

言い換え(同じような意味)

favoritismえこひいき
cronyism仲間びいき

同じ語源の仲間(3語)

ほかの言語の兄弟

イタリア語nipote甥・姪・孫
フランス語neveu甥
スペイン語nieto孫

語源で推理!ミニクイズ

nepotism と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

nepotismの語源は?

nepot(甥・nepos)+ism(やり方)→教皇が甥をひいきする→縁故主義 nepotism は、イタリア語の nepotismo から来ました。元はラテン語の nepos「孫・甥」です。

nepotismの意味は?

縁故主義、身内びいき(名詞)。コアイメージは「甥っ子をひいきする」です。

nepotismの覚え方は?

ネフュー(甥)の仲間ネポ。甥っ子をひいき=ネポティズム。 同じ語源の nephew・niece・nepotistic とまとめて覚えると効率的です。

nepotismの発音は?

/ˈnepətɪzəm/(ネパティズム)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。