C1名詞ラテン系

gistの語源と意味

/dʒɪst/ジスト

要点、骨子

絵で分かる語源

gist の語源のイメージ:話の核がある所
話の核がある所
gist元の語(〜に)ある古フランス語 gésir

〜にある → 訴えの根拠がある所 → 要点

gist の語源ストーリー

gist は、古いフランス語の法律の言い回しから生まれました。アングロ=ノルマン語の訴状には、cest action gist「この訴えは〜にかかっている」という決まり文句がありました。gist は動詞 gesir「横たわる・ある」の形で、元はラテン語 jacēre「横たわる」です。英語では18世紀初めに、「訴えの根拠となる点」の意味で使われ始めました。そこから「話の一番大事なところ・要点」に広がります。床を支える横木の joist も、同じ「横たわる」から来た語です。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    jacēre
    横たわる
  2. 2
    古フランス語
    gesir
    横たわる・ある
  3. 3
    アングロ=ノルマン語
    gist
    (訴えが)〜にかかっている
  4. 4
    英語18世紀初め
    gist

例文

Skimming allows readers to grasp the gist of an article before deciding to read it closely.
拾い読みをすれば、精読するかどうか決める前に記事の要点をつかむことができる。

よく使う形:get the gist of A(Aの要点をつかむ)

暗記フック

「ジスト」=議論の核心が「ここに横たわる」という法律用語が語源

入試・使い方のポイント

get the gist (of 〜)(〜の要点をつかむ)が定番。the gist of the story(話の要点)。

受験ミニ情報 get the gist=understand the main idea。リスニングや長文の設問文に出る。発音は /dʒɪst/(ジスト)。

派生語・言い換え受験で問われる形

言い換え(同じような意味)

同じ語源の仲間(3語)

adjacent隣接した(そばに横たわる)
joist根太・床の横木(横たわる材)
subjacent下にある

よくある質問

gistの語源は?

ラテン語 jacēre(横たわる。jacere「投げる」とは別語)に由来する古フランス語の法律用語 gist(〜にかかっている)から gist は、古いフランス語の法律の言い回しから生まれました。アングロ=ノルマン語の訴状には、cest action gist「この訴えは〜にかかっている」という決まり文句がありました。

gistの意味は?

要点、骨子(名詞)。コアイメージは「話の核がある所」です。

gistの覚え方は?

「ジスト」=議論の核心が「ここに横たわる」という法律用語が語源 同じ語源の adjacent・joist・subjacent とまとめて覚えると効率的です。

gistの発音は?

/dʒɪst/(ジスト)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。