C2形容詞ラテン系

contriteの語源と意味

/kənˈtraɪt/コントライト

深く悔いている、悔恨の

パーツに分けると

con接頭辞すっかりラテン語 com-
trite語根すりつぶされたラテン語 terere

すっかり+すりつぶされた → 心が砕けた → 深く悔いている

コアイメージ
心がすりつぶされるほど悔やむ

contrite の語源ストーリー

contrite は、ラテン語の contritus「粉々に砕かれた」から来ています。terere は「こする・すりつぶす」です。中世のキリスト教では、罪を悔いる心を「砕かれた心」と表しました。旧約聖書の詩編にも、神は砕けた悔いる心を退けない、という一節があります。ここから contrite は「深く悔いている」の意味になりました。同じ terere から trite(陳腐な)も生まれました。何度もこすられてすり減った言い回し、という意味です。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    terere
    こする・すりつぶす
  2. 2
    ラテン語
    conterere
    粉々にすりつぶす
  3. 3
    ラテン語
    contritus
    砕かれた
  4. 4
    英語14世紀
    contrite

例文

The airline's CEO appeared contrite at the hearing, apologizing to stranded passengers.
その航空会社のCEOは公聴会で深く悔いた様子を見せ、足止めされた乗客に謝罪した。

よく使う形:a contrite apology(悔恨のこもった謝罪)

暗記フック

trite(すり減って陳腐な)と同語根。心が「すり潰された」ほどの後悔。名詞はcontrition

入試・使い方のポイント

contrite は罪や過ちを「心から悔いている」。sorry より強く、改まった語。a contrite apology(心からの謝罪)。

受験ミニ情報 英検1級レベル。remorseful/repentant との言い換えが語彙問題で出る。trite(陳腐な)と同じ語根と押さえておく。

派生語・言い換え受験で問われる形

contrition名詞 悔恨
contritely副詞 深く悔いて

言い換え(同じような意味)

remorseful後悔している
repentant悔い改めた
apologetic申し訳なさそうな

同じ語源の仲間(5語)

trite陳腐な(すり減った)
attrition消耗(すり減ること)
detriment損害(すり減らすこと)
contrition悔恨
tribulation苦難(脱穀のように打たれること)

ほかの言語の兄弟

フランス語contrit悔悟した
スペイン語contrito悔悟した

よくある質問

contriteの語源は?

con(強意)+trite(すり潰す ← terere)→ 心がすり潰され打ち砕かれた → 悔恨の contrite は、ラテン語の contritus「粉々に砕かれた」から来ています。terere は「こする・すりつぶす」です。

contriteの意味は?

深く悔いている、悔恨の(形容詞)。コアイメージは「心がすりつぶされるほど悔やむ」です。

contriteの覚え方は?

trite(すり減って陳腐な)と同語根。心が「すり潰された」ほどの後悔。名詞はcontrition 同じ語源の trite・attrition・detriment とまとめて覚えると効率的です。

contriteの発音は?

/kənˈtraɪt/(コントライト)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。