A2名詞・動詞ゲルマン系新しく追加

careの語源と意味

/ker/ケア

世話、注意、心配; 気にかける、世話をする

パーツに分けると

care元の語心配・世話古英語 caru

悲しみ・心配 → 気にかける → 世話

コアイメージ
心を向けて気にかける

care の語源ストーリー

care の古英語の形は caru で、「悲しみ・嘆き・不安」を表しました。気にかけることは、もとは心を痛めることでした。ゲルマン語の仲間を見ると、ドイツ語では復活祭前の金曜日を Karfreitag と言います。この Kar- が care と同じ祖先で、「嘆きの金曜日」という意味です。英語では「心配」から「注意」、さらに「世話」へと意味が明るい方向へ移りました。見た目の似た charity「慈善」はラテン語 caritas「愛情」から来た語で、care とは関係がありません。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ゲルマン祖語
    *karo
    悲しみ・心配
  2. 2
    古英語
    caru
    心配・悲しみ
  3. 3
    中英語
    care
    心配・注意
  4. 4
    英語
    care
    世話・気にかける

例文

Communities must care for older people who live alone without family support.
地域社会は、家族の支えがなく一人で暮らす高齢者の世話をしなければならない。

よく使う形:care for a patient(患者を世話する)

暗記フック

心配するほど心を向けることが care「世話」。

入試・使い方のポイント

care about は「気にかける」、care for は「世話をする・好む」。前置詞を区別。

受験ミニ情報 take care of(世話をする)と take care to do(注意して〜する)は頻出。

派生語・言い換え受験で問われる形

言い換え(同じような意味)

look after世話をする
concern心配・関心

同じ語源の仲間(5語)

careful注意深いcareless不注意な
caregiver介護者(世話を与える人)
caretaker管理人(世話を引き受ける人)
chary用心深い(古英語 cearig「心配の多い」)

ほかの言語の兄弟

ドイツ語Karfreitag聖金曜日(嘆きの金曜日)
ゴート語kara心配

語源で推理!ミニクイズ

care と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

careの語源は?

caru(悲しみ・心配)→気づかい・世話 care の古英語の形は caru で、「悲しみ・嘆き・不安」を表しました。気にかけることは、もとは心を痛めることでした。

careの意味は?

世話、注意、心配; 気にかける、世話をする(名詞・動詞)。コアイメージは「心を向けて気にかける」です。

careの覚え方は?

心配するほど心を向けることが care「世話」。 同じ語源の careful・careless・caregiver とまとめて覚えると効率的です。

careの発音は?

/ker/(ケア)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。