C2動詞ゲルマン系

beguileの語源と意味

/bɪˈɡaɪl/ビガイル

たぶらかす;魅了する

パーツに分けると

be接頭辞すっかり古英語 be-
guile元の語ずるさ・たくらみ古フランス語 guile

すっかり+たくらみ → 策でだます → 魅了する

コアイメージ
たくらみで心をからめとる

beguile の語源ストーリー

beguile は、be- と guile「ずるさ・たくらみ」を合わせて13世紀にできた語です。guile は古フランス語から入りました。その元は、w で始まるゲルマン系の語だったとする説が有力です。フランス語では、ゲルマン語の w が gu に変わることがよくありました。英語の ward と guard(見張る)の関係と同じです。そのため guile は、英語の wile「策略」と同じ祖先とする見方があります。意味は「だます」から、相手の心をとらえる「魅了する」へと広がりました。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    フランク語
    *wigila
    策略(とする説)
  2. 2
    古フランス語
    guile
    ずるさ・ごまかし
  3. 3
    中英語
    bigilen
    だます
  4. 4
    英語13世紀
    beguile

例文

Investors were beguiled by glossy projections that bore little relation to the company's books.
投資家たちは、同社の帳簿とはほとんど無関係な華やかな業績予測にたぶらかされた。

よく使う形:a beguiling smile(人を惑わす魅惑的な微笑み)

暗記フック

guile=狡知。「ずる賢さ(guile)で包み込む(be)」=だます・魅了する、の両義

入試・使い方のポイント

beguile A into doing(Aをだまして〜させる)。「だます」と「魅了する」の両方を文脈で判断。

受験ミニ情報 英検1級・難関私大レベル。形容詞 beguiling(魅惑的な)が長文で「人を引きつける」の意味でよく出る。

派生語・言い換え受験で問われる形

beguiling形容詞 魅惑的な
guile名詞 ずるさ

言い換え(同じような意味)

deceiveだます
charm魅了する
enchantうっとりさせる

同じ語源の仲間(4語)

guileずるさ・狡猾さ
guileless無邪気な(ずるさのない)
beguiling魅惑的な
wile策略(同じ祖先とする説)

よくある質問

beguileの語源は?

be(強意)+guile(たくらみ、狡猾さ)→ 巧みにだます、心を奪う beguile は、be- と guile「ずるさ・たくらみ」を合わせて13世紀にできた語です。guile は古フランス語から入りました。

beguileの意味は?

たぶらかす;魅了する(動詞)。コアイメージは「たくらみで心をからめとる」です。

beguileの覚え方は?

guile=狡知。「ずる賢さ(guile)で包み込む(be)」=だます・魅了する、の両義 同じ語源の guile・guileless・beguiling とまとめて覚えると効率的です。

beguileの発音は?

/bɪˈɡaɪl/(ビガイル)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。