A1前置詞ゲルマン系

atの語源と意味

/æt/アット

〜で、〜に(場所・時刻の一点)

パーツに分けると

at元の語〜のところに古英語 æt

〜のそばに → ある一点に → 場所・時刻の一点

コアイメージ
一点をピンで指す

at の語源ストーリー

at は、古英語の æt から来ています。さかのぼると、印欧祖語の *ad-「〜へ、〜のそばに」にたどり着きます。この *ad- は、ラテン語に入って前置詞 ad になりました。attend や adapt の ad- は、at の遠い兄弟です。英語の ado(騒ぎ)は、北部の方言で at do「すること」が縮まった語です。これは、at を to のように不定詞の印に使う古ノルド語の影響です。小さな前置詞が、英語のあちこちに顔を出しています。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    印欧祖語
    *ad-
    〜へ、〜のそばに
  2. 2
    ゲルマン祖語
    *at
    〜のそばに
  3. 3
    古英語
    æt
    〜のところに
  4. 4
    英語
    at

例文

The soccer game starts at ten on Sunday.
サッカーの試合は日曜の10時に始まる。

よく使う形:at home(家で)

暗記フック

メールアドレスの「@(アットマーク)」のat。「〜のところに」と一点をピンで指すイメージ

入試・使い方のポイント

at は「点」、on は「接触・特定の日」、in は「広がりの中」。at 7:00 / on Monday / in July の使い分けが基本。

受験ミニ情報 at night / in the morning、at the age of 20、be good at、at least などの熟語が空所補充の常連。弱く読むと /ət/。

同じ語源の仲間(4語)

atone償う(at one=1つになる)
ado騒ぎ(at do=すること)
twitなじる(古英語 æt+とがめる)
adhereくっつく(ラテン語 ad- は同じ祖先)

ほかの言語の兄弟

ラテン語ad〜へ
アイスランド語að〜に・不定詞の印

語源で推理!ミニクイズ

at と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

atの語源は?

〜のそばに → ある一点に → 場所・時刻の一点 at は、古英語の æt から来ています。さかのぼると、印欧祖語の *ad-「〜へ、〜のそばに」にたどり着きます。

atの意味は?

〜で、〜に(場所・時刻の一点)(前置詞)。コアイメージは「一点をピンで指す」です。

atの覚え方は?

メールアドレスの「@(アットマーク)」のat。「〜のところに」と一点をピンで指すイメージ 同じ語源の atone・ado・twit とまとめて覚えると効率的です。

atの発音は?

/æt/(アット)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。