まずはこの3つ
- Part5は選択肢を先に見て、問題の種類を2秒で見分ける
- Part7に55分を残す。Part5・6で考え込まない
- 誤答の減点はない。時間切れの前に全問マークする
形式(75分・100問)
IIBC公式の「テスト問題の構成」より。
| Part | 名称 | 問題数 | 形 |
|---|---|---|---|
| 5 | 短文穴埋め問題 | 30問 | 1文の空所に入る語句を4つから |
| 6 | 長文穴埋め問題 | 16問 | 1つの文書に4問。語・句のほか「文」を選ぶ問題も |
| 7 | 文書読解問題 | 54問 | 1つの文書 29問+複数の文書 25問。新しい文が入る位置を選ぶ問題も |
時間配分の目安(編集部の推奨)
| Part | 時間 | 1問あたり | 考え方 |
|---|---|---|---|
| 5(30問) | 10分 | 約20秒 | わからなければ勘で切る |
| 6(16問) | 8分 | 1文書2分 | 流れを追い、文選択は前後を特に |
| 7(54問) | 55分 | 約1分 | 複数の文書は1セット5〜6分 |
| 予備 | 2分 | ― | 塗り残しの確認 |
リーディングの大原則
TOEICのリーディングは「全部解く」ことより解ける問題を全部取ることが大事。1問に1分悩むと、Part7の易しい1問を失う。スコアは正答数をもとに換算され、誤答の減点はないので、残り5分になったら未解答の欄をすべて塗る。どの選択肢でも、空欄よりは得点の可能性がある。
Part5:問題の種類を2秒で見分ける
空所の前後より先に、選択肢4つを見る。
| 選択肢の並び | 種類 | 見る所 |
|---|---|---|
| decide/decision/decisive/decisively | 品詞 | 空所の前後1〜2語だけ |
| send/sent/sending/will send | 動詞の形 | 主語・時を表す語・態 |
| although/despite/because of/however | 前置詞と接続詞 | 後ろが名詞か、文(主語+動詞)か |
| it/its/itself/them | 代名詞 | 何を指すか・目的語か所有か |
| 意味の違う4語 | 語彙 | 文全体の意味とコロケーション |
Part5 の鉄則5
- 1品詞問題は全文を読まない冠詞+__+名詞ならまず形容詞、have と過去分詞の間なら副詞、のように位置と文の形でほぼ決まる。全文を訳すのは時間のむだ。The new system has improved efficiency.空所は has と improved の間 → 副詞 significantly
- 2時を表す語を探すsince・by the time・next month・already など、時を表す語が動詞の形の大きな手がかり(since は「〜なので」の用法も)。主語の単数・複数も同時に確認する。
- 3後ろが名詞なら前置詞空所の後ろが名詞だけなら despite・because of・during、主語+動詞が続くなら although・because・while。
- 4語彙問題は相棒で選ぶmeet a deadline・place an order・address a concern のように、名詞と組む動詞が決まっている。意味が近い4語は組み合わせで切る。
- 5迷ったら20秒で切る語彙問題は知っていれば即答、知らなければ考えても出てこない。勘でマークして次へ進む。
Part6 の鉄則4
- 1文選択は前後の文で決める語句ではなく文を丸ごと選ぶ問題がある。空所の前後の代名詞(this・they)やつなぎ語が、前の文とつながるものを選ぶ。
- 2時制は日付と文脈で決める空所の1文だけでは決まらない。メールの日付やイベントの日時、前後の流れを見て、もう終わった話か、これからの話かを判断する。
- 3つなぎ語は前後の関係However(逆)・In addition(追加)・As a result(結果)・For example(例)。前の文と後の文の関係を一言で言ってから選ぶ。
- 4最初から順に読むPart6 は空所の前後だけでは解けない問題が混ざる。文書を頭から読み、空所に来たらその場で解く方が結局速い。
Part7 の鉄則5
- 1設問を先に読む設問1つを読み、答えの根拠を本文から探す。全設問を覚えてから読むより、1問ずつ往復する方が記憶が混ざらない。
- 2NOT問題は後回しWhat is NOT mentioned? は選択肢4つを本文と照合するので時間がかかる。ほかの設問を解いてから、残りで消去する。
- 3文挿入は代名詞とつなぎ語入れる文の中の this・these・also・however が手がかり。何を受けているかが合う位置を選ぶ。
- 4複数の文書は「照合」が問われる1つめの文書の条件(会員割引・日付)と2つめの情報(請求書・予約票)を組み合わせないと解けない設問がある。
- 5チャットは時刻と名前テキストメッセージやオンラインチャットは、誰がいつ何を言ったかが鍵。意図を問う設問は前後の発言と状況からつなげて考える。
Part7 文書の種類と最初に見る所
| 文書 | 最初に見る所 | よく問われること |
|---|---|---|
| メール・手紙 | To/From/Subject/日付 | 目的・依頼・次にすること |
| 広告 | 見出し・条件・期限 | 割引の条件・申し込み方法 |
| 記事 | タイトル・第1段落 | 主題・人物の経歴・今後の予定 |
| お知らせ・社内文書 | 誰に向けたものか | 変更点・対象者・期限 |
| 請求書・フォーム | 表の項目・*の注記 | 金額・数量・例外の条件 |
| チャット | 参加者の名前と時刻 | 発言の意図・次の行動 |
Part7 の言い換え(本文 → 選択肢)8
本文選択肢意味
Refreshments will be served.Drinks and snacks will be provided.飲み物・軽食が出る
The position requires travel.The job involves trips.出張がある
Seating is limited.The number of seats is limited.席に限りあり
Submit your receipt.Provide proof of purchase.レシートを出す
The firm was founded in 1998.It has been in business for years.設立年→長年営業(推論)
We are relocating our headquarters.The company is moving.本社移転
No prior experience is necessary.Beginners are welcome.経験不要
Payment is due upon receipt.Pay as soon as the invoice arrives.受領後すぐ支払い
捨て問の判断4
- 1Part5 の語彙で20秒知らない語の問題は考えても解けない。20秒で勘でマークし、印をつけて先へ。
- 2Part7 は1問1分半で切る根拠が見つからない設問は、もっともらしい選択肢にマークして次の設問へ。最後に時間が余れば戻る。
- 3最後のセットは先に設問を見る時間が足りないときは、1つの文書で答えられる設問(目的・日時)から解く。照合が必要な設問は最後。
- 4残り5分で全部塗る誤答の減点はない。未解答の欄をすべて塗ってから、残りの時間で解き続ける。
リーディングの誤答の作られ方4
- ✕本文と同じ単語があるだけで選ぶ○内容全体が本文の根拠と合う選択肢を選ぶ本文の語を使って中身をずらした誤答が多い
- ✕常識で正しそうな選択肢を選ぶ○本文に書いてあるか、本文から推測できる選択肢を選ぶ本文に根拠のない常識は正解にならない
- ✕複数の文書で1つめだけ読んで答える○2つめの文書の情報と照合して答える片方だけでは決まらない設問がある
- ✕Part5 で全文を訳してから解く○選択肢を見て、必要な所だけ読むPart7 の時間がなくなる
確認テスト
- 1The museum will remain open the renovation work.正解は during。後ろが名詞だけ → 前置詞
- 2Ms. Lee gave a presentation at the conference.正解は persuasive。冠詞+__+名詞 → 形容詞
- 3Part7 で後回しにすると時間を節約できる設問は?正解は NOT問題。4つの照合が必要
- 4TOEIC L&R で誤答による減点は?正解は ない。必ず全問マークする
参考にした資料
TOEICリーディングを一覧にまとめ、A4 2枚で印刷できる無料PDFにしました。Web版は赤シート・覚えたチェック・カード・4択テストつき。