Gaslighting
⇒心理的に操作して相手の判断力を狂わせること
[ガスライティング]
【解説】
「Gaslighting」は、相手に嘘や歪んだ情報を繰り返し伝え、「自分の記憶や判断がおかしいのでは?」と思わせる心理的操作のことです。1944年の映画『Gaslight(ガス燈)』に由来する言葉で、2022年にMerriam-Webster辞典の「Word of the Year」に選ばれました。恋愛、職場、政治など幅広い場面で使われます。
【豆知識1】
映画『Gaslight』では、夫が妻の正気を疑わせるために部屋のガス灯の明るさを操作するシーンが描かれています。これが語源です。
【豆知識2】
心理学では精神的虐待の一形態として認識されており、被害者は徐々に自分の認知に自信をなくしていきます。「Am I being gaslighted?」と疑問を持つこと自体が回復への第一歩とされています。
【例文】
★恋人の行動について相談
A: Every time I bring up what he said, he tells me I’m remembering it wrong. Am I going crazy?
「彼が言ったことを持ち出すたびに、記憶違いだって言われるの。私がおかしいのかな?」
B: You’re not crazy. That sounds like textbook gaslighting. Trust your own memory.
「おかしくないよ。教科書通りのガスライティングだね。自分の記憶を信じて。」
★政治的な文脈で
A: The politician keeps saying things that directly contradict what he said last week.
「あの政治家、先週言ったこととまるで矛盾することを言い続けてる。」
B: Classic gaslighting. He’s trying to make people doubt their own memory.
「典型的なガスライティングだよ。人々に自分の記憶を疑わせようとしてるんだ。」
Gaslightingは深刻な心理的影響を及ぼす行為です。もし頻繁に「自分がおかしいのかも」と感じるなら、信頼できる人に相談しましょう。
