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🔍 TEDxの当たり外れを30秒で見分ける方法

音・話し手・話の入り。3つ通ったら最後まで観る

ふつう⏱ 全部読むと約9分

30秒でわかる

できるようになること
質にばらつきがあるTEDxの中から、英語の練習に向く1本を短い時間で選べるようになる。選んだ1本は、ミッション(5ステップ)の素材にできる。
入試ではここに効く
いろいろな声や話し方の英語に慣れておくと、リスニング試験で聞き慣れない話し方に当たっても慌てにくくなる。自分で選んだテーマは、自由英作文の話題の引き出しにもなる。
こんな人に
TED-EdやTEDに慣れて、次に観る動画を探している人に。

今日やること8分

練習にはこの1本

約6分と、TEDxの中では短め。TEDトークの「お約束」を笑いにした話なので、TEDxの入門に向く。

▶ この動画でミッション

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やってみた例:TEDxを3本、30秒テストにかけた記録

大学生のCさんが、TEDxを3本試したときの記録の見本です(動画名はふせています)。

音話し手の英語話の入り結果
動画A(18分)○ クリア○ ゆっくりめ○ 体験談から始まり、続きが気になる最後まで観て、ミッションに使う(③は最初の5分だけ)
動画B(15分)× 会場の音で声がこもる△ 速い○ 面白そう今回は見送り。話題が好きなので、慣れてから再挑戦
動画C(12分)○○× 何の話か30秒たってもつかめない見送り。別の1本へ
Cさんがうまくいったポイント

「観始めたから最後まで」と思わず、合わなければすぐ次へ移ったこと。動画Bは「悪い動画」ではなく、今の自分の練習には向かないと考えて、候補に残したことです。

長い1本をミッションに使う(18分の場合。時間のある週末などに、全体で30分あまり)

ステップやること時間
①②①予想→②日本語字幕(なければ英語字幕)で通して観る約20分
③英語字幕で最初の5分だけ観て、表現を3つメモ5分
④⑤④好きな30秒をまねる→⑤英語で1〜3文書く10分

よくあるつまずき

話し手のなまりが強くて、聞き取れない。
あなたの耳が悪いのではありません。いろいろななまりの英語は現実の英語として大事ですが、最初の数本は聞き取りやすい話し手を選びましょう。慣れてきたら、字幕つきで少しずつ挑戦すれば大丈夫です。
再生回数が少ないTEDxは、さけたほうがいい?
入り口では、再生回数が多いものを目安にすると安全です。ただ、回数は人気であって質ではありません。慣れてきたら、回数が少なくても自分の興味に合う1本を探してみてください。自分で見つけた1本は記憶に残ります。
TEDxには日本語字幕がないことが多い?
動画ごとにちがうので、ここでは決めつけません。再生画面で字幕ボタンを押して、日本語や英語の字幕があるか確かめるのが一番確実です。日本語字幕がなければ、英語字幕で少しずつ止めながら観ます。
面白いけど、20分は長すぎる。
③の英語字幕は、最初の5分だけで大丈夫です。それでも全体で30分あまりかかるので、時間のある日(週末など)に回しましょう。平日や、日本語字幕で通して観るのもつらい日は、5分前後のTED-Edや10分前後のTEDxを選び直しましょう。長い講演を最後まで聞く力は、慣れとともについてきます。
話の内容は、どこまで信じていいの?
TEDxの話は、1人の話し手の考え方です。唯一の正解ではありません。「〇か月で必ず〜」のような強い言い方には、「面白い見方だな」と少し距離をとって受け止めてください。

もっとくわしく

気になる所だけ開けばOK。

そもそもTEDxとは?初級

TEDxは、世界各地の主催者が、TEDの許可を受けて独立して開くイベントです。「x」は「独立して企画された」という意味だと説明されています。だから、会場も、登壇者の選び方も、録音や編集の品質も、開催ごとにちがいます。有名な人もいれば、地元で活動する人もいます。

これは悪いことではありません。世界中から多様な話が集まるのがTEDxの魅力です。ただ、英語の教材として選ぶなら見きわめる目が必要です。TEDやTED-Edより、当たり外れの幅が大きいと考えてください。

種類どんな動画?質のそろい方勉強での使い方
TED-Ed教育用のアニメ(約5分)そろっている入門。音がクリアで、まとまった英語に慣れる
TEDTED本体の講演(約10〜20分)比較的そろっている本命。話の組み立てと言葉を学ぶ
TEDx各地の独立開催ばらつきが大きい選べば強い。いろいろな話し手に出会える

3つのちがいはTED・TED-Ed・TEDxのちがいでもくわしく説明しています。

観る前の5項目チェック初級
項目OKのサインやめておくサイン
話し手落ち着いた話し方で、声が通る速すぎる/とても小声/原稿を棒読み
話の組み立て最初に何の話か分かり、最後に向けて整理される話があちこちに飛ぶ/結論が見えない
音字幕なしでも、ある程度は聞き取れる会場の雑音が大きい/音が割れている
長さ10〜20分。慣れないうちは10分前後30分近い/最初から長すぎる
再生回数とても多ければ、多くの人に届いた実績がある少ないだけでは判断しない
再生回数は「人気」であって「質」ではない

再生回数が多い動画は、多くの人に観られたという事実を示します。聞き取りやすい・分かりやすい・共感されやすい、といった理由と関係していることも多いです。ただし、中身が正確とは限りません。逆に、回数が少なくても良い話はあります。入り口では回数の多さを安全な目安にしつつ、最後は自分の耳で決めてください。

TEDxを選ぶときの最終チェック
英語の練習に向く選び方:3ステップ中級
  1. 長さでしぼる1分

    10〜20分以内に。はじめてのTEDxなら10分前後。長い動画は、中身が面白くても、何度も使う前に疲れます。

  2. 字幕を確かめる1分

    YouTubeの再生画面で字幕(CC)ボタンを押して、英語字幕・日本語字幕があるか確かめます。動画ごとにちがうので、必ず自分の目で。

  3. 30秒テストを通す30秒

    音・話し手・話の入りの3つが○なら合格。合格した1本は、ミッションの5ステップで使いましょう。

中身の受け止め方にも一言。勉強法や成功法則を語る話は、1人の話し手の考え方です。強い主張を見たら、「面白い見方だな」と受け止めて、うのみにはしないこと。英語の勉強でも、教養としても、その距離感が大事です。

学習向きのTEDxの例中級

サイトで紹介しているTEDxのうち、学び方・脳がテーマのものです。どれも14〜20分ほどあるので、上の例のように③は最初の5分だけにして使うのがおすすめです。

学び方・脳がテーマのTEDx

集中・速く学ぶヒントのTEDx

話し方や心の持ち方がテーマのTEDxもあります。慣れてきたら、次の中から気になる1本を30秒テストにかけてみてください。

こんなTEDxは、練習向きではないかも中級
  • 音が小さく、会場のざわめきに話し声がうもれている
  • 話し手が原稿を読み上げるだけで、強弱がない
  • 「誰でも〇〇できる」のように、根拠のない断定が続く
  • 話題が宣伝や自己PRに寄っていて、学べることが少ない
  • 長すぎて、1回通して観るのに30分以上かかる

当てはまっても「悪い動画」というわけではありません。英語の練習には、別の1本のほうが効率がいいという意味です。動画はたくさんあります。合わないものは、気軽に手放しましょう。

TEDxにこだわらず選び直したいときは、動画の選び方の「3分お試しルール」も使えます。

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