TED-Ed✓ 視聴済5:09🔀 TED・TED-Ed・TEDx、何が違う? 最初の1本はどれ?
名前は似ているけれど、中身も使いどころも別もの。TED-Edで入り、TEDで伸ばす
30秒でわかる
- できるようになること
- TED・TED-Ed・TEDxの違いが分かり、今の自分に合う動画を選べるようになる。ミッション(5ステップ)の前に「どれを観るか」を決めるための記事。
- 入試ではここに効く
- 約5分のTED-Edは共通テストのリスニングのような、まとまった音声に慣れる入門に。10〜20分のTEDは、難しめの長文の論理展開や語彙に慣れる練習になる。
- こんな人に
- TED関係の動画がたくさんあって、どれから観ればいいか分からない人に。
今日やること10分
TED-Ed✓ 視聴済5:09約5分のTED-Ed。アニメとナレーションで1つの問いに答える、TED-Edらしい1本。テーマは勉強のコツ。
▶ この動画でミッションやってみた例:3種類を1本ずつ観て、比べたメモ
頭で理解するより、観たほうが早いです。TED-Ed(上の「今日やること」の1本)に加えて、TEDとTEDxを1本ずつ観て、違いをメモした例です。
TEDを1本、TEDxを1本
TED✓ 視聴済9:59人が耳を傾ける「声の出し方」入門
TEDx✓ 視聴済5:56中身がなくても賢く見える?TEDトークのお約束を笑う
| TED-Ed(勉強のコツ) | TED(話し方の話) | TEDx(TEDっぽい話し方をちゃかす話) | |
|---|---|---|---|
| タイトルの末尾(名札) | 講師名が入らない形もある。チャンネル名はTED-Ed | 話し手の名前 | TED | 話し手の名前 | TEDx+地名 |
| 長さ | 約5分 | 約10分 | 約6分 |
| 映像 | アニメ+ナレーション | ステージで話す人+会場 | ステージで話す人+会場 |
| 観やすさ(自分の感想) | 映像が助けてくれて、最後まで観られた | 話は面白いが、英語字幕だと速く感じた | 短くて笑える。TEDを何本か観てからのほうが楽しめそう |
| 次にどう使う? | 5ステップの練習に毎日使う | 週末に、5ステップで1本(③は最初の5分だけ。約30分) | 息抜きに。TEDの「お決まりの話し方」を知るのに使う |
最初の1本はTED-Edが観やすい。TEDは「もう少し長い話」に挑戦したいときに。TEDxは話題も雰囲気もいろいろなので、1本ずつ自分で確かめる。TED-Edで入り、TEDで伸ばし、TEDxで広げる、の順がおすすめです。
よくあるつまずき
結局、どれから観ればいい?
TEDxは観ないほうがいい?
どれも無料で観られる?
日本語字幕は付いている?
このサイトはTEDの公式サイト?
タイトルを見ても、どれか分からない。
もっとくわしく
気になる所だけ開けばOK。
ひと目で分かる比較表初級
| 比べるところ | TED | TED-Ed | TEDx |
|---|---|---|---|
| 何のこと? | TED本体の講演会で話された講演の動画 | 教育向けに作られた短い解説アニメの動画 | TEDの名前を使い、各地で独立して開かれるイベントの講演動画 |
| 誰が作る? | TEDの運営側が選んだ話し手が壇上に立つ | 先生や研究者が内容を作り、アニメーターが映像にする | 地域の団体・学校・企業などの主催者と、その場の話し手 |
| 長さの目安 | 10〜20分前後が中心(最長18分が有名な目安) | 5分前後が中心 | 数分〜20分前後。主催者しだい |
| 形式 | 壇上のスピーチ+スライドや映像 | ナレーション+アニメーション | 壇上のスピーチ(TEDに似た形) |
| 内容の質 | 選び方と準備がていねいで、全体に安定しやすい | 教育向けに編集され、説明が整理されている | 当たり外れがある。すばらしい話も、いまひとつの話もある |
| 英語の難しさ | ふつう〜難しい | やさしい〜ふつう | 話し手しだいで幅が広い |
| 学習で向く目的 | 表現・話し方・長文やリスニングの底上げ | 語彙・リスニング入門・教養 | 幅広い話題、身近な話し方の参考 |
TEDは「舞台」、TED-Edは「授業」、TEDxは「ご当地ステージ」。舞台は話し方、授業は分かりやすさ、ご当地ステージは話題の広さが持ち味です。
1つずつ、もう少しくわしく初級
TED:大舞台から生まれる講演
TEDは「広める価値のあるアイデア」をスローガンにした講演会です。もともとはテクノロジー・エンターテインメント・デザインの頭文字ですが、いまは科学、教育、社会問題、芸術、心理など、あらゆる分野の話が並びます。
話し手は大舞台のために入念に準備してくることが多く、話の組み立てが引き締まっているのが特徴です。最初のつかみ、途中の具体例、最後の呼びかけがきれいに整った話に出会えます。英語は語彙も速さもやや高めですが、そのぶん「まとまった話を聞く力」や「長文を読む力」の練習台になります。
TED-Ed:5分で1つの疑問に答える授業アニメ
TED-Edは、先生や研究者が考えた授業を、アニメーターが映像にした短い動画です。「水を飲まないとどうなる?」のように、1本で1つの問いに答える形が基本で、多くが5分前後にまとまっています。
ナレーションは聞き取りやすく、映像が意味を助けてくれるので、英語学習の最初の1本に向いています。神話・歴史・科学・なぞなぞ(リドル)など、教養や入試の背景知識につながるテーマもそろっています。
TEDx:あなたの街にも来る、ご当地TED
TEDxの「x」は「独立して主催されるTEDイベント」という意味です。TEDから許可を受けた地域の団体や大学、企業などが、自分たちで話し手を選んで開きます。会場の規模も雰囲気もさまざまで、話し手の背景も幅広く、身近なテーマが多いのが魅力です。
一方で、選び方は主催者ごとに違うため、質にはばらつきがあります。特に評判の高い話が、TED本体のサイトで紹介されることもあります。「TEDxだからダメ」ではなく、「1本ずつ自分の目で確かめる」が正解です。
特に健康・医療・科学の話は、話し手の個人的な意見や解釈が混ざることがあります。英語の勉強に使うぶんには問題ありませんが、「本当にそうなのか」を別の資料で確かめる習慣をつけておくと安心です。
YouTubeで3種類を見分ける方法初級
一番かんたんなコツは、タイトルの末尾(名札)を読むことです。
| 種類 | タイトルの形(例) | 見分けるポイント |
|---|---|---|
| TED | タイトル | 話し手の名前 | TED | 最後がTEDだけで終わる |
| TED-Ed | タイトル - 講師の名前 | ハイフンのあとに講師(先生)の名前が入ることが多い |
| TEDx | タイトル | 話し手の名前 | TEDx+地名や大学名 | TEDxのあとに、開催地・学校・団体の名前が続く |
この見分け方は絶対ではありませんが、多くの動画はこれで分かります。再生ページのチャンネル名(TED、TED-Ed、TEDx Talksなど)も合わせて見ると確実です。
このサイトの動画一覧では、すべての動画に種類を表示しています。長さ・種類・ジャンルで絞り込めます。
英語学習では、どう使い分ける?中級
おすすめは「TED-Edで入り、TEDで伸ばし、TEDxで広げる」の順です。
| 今の状態 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 英語の動画に慣れていない/高校生 | TED-Ed(約5分) | 短く、映像が助けてくれて、1本を最後まで観られる成功体験が作れる |
| ある程度観られる/受験・TOEIC・仕事 | TED(10〜20分前後) | まとまった話を聞く体力と、話の運び方(構成)が身につく |
| TEDに慣れて、もっと広く観たい | TEDx(気になる分野で選ぶ) | 話題が幅広く、話し方もさまざま。自分の関心に近い話が見つかる |
受験生なら、ふだんの1日1本はTED-Ed、時間のある週末はTEDを1本、が組み立てやすい形です。社会人なら、通勤時間にTED-Edや短いTEDを1本、休日にTEDやTEDxを1本じっくり、という形が続けやすいでしょう。
長いTEDも5ステップで1日1本です。ただし平日は5分前後のTED-Edにして、10分以上のTEDは時間のある日(週末など)に回します。③の英語字幕は最初の5分だけでかまいませんが、それでも全体で約30分かかります。やり方はYouTube動画で英語を伸ばす基本:5ステップにまとめています。
TEDxを選ぶコツ中級
- 長さ:最初は10分前後までの話から。20分近いものは慣れてから。
- タイトルが具体的か:「How to ~」や「The psychology of ~」のように、何を話すかがはっきりしている話は追いやすい。
- 話し手の英語が聞き取れるか:最初の1分で、速さや発音が自分に合うか確かめる。合わなければ別の動画へ。
TEDxの人気動画から3本
TEDx✓ 視聴済19:27最初の20時間で、何でも「それなりに」できる
TEDx✓ 視聴済15:57集中力は鍛えられる?脳を「注意モード」にする方法
TEDx✓ 視聴済14:24脳は一生変わり続ける。神経科学者が語る「可塑性」
どれも「新しいことの学び方」「集中力」「脳」といった、英語学習と相性のよい話題です。どれも14〜20分ほどとやや長めなので、TED-EdやTEDに慣れてから挑戦しましょう。観る前に「この話は何を言いそう?」と日本語で予想してから再生すると、ぐっと分かりやすくなります。
TEDxについてはTEDxの選び方ガイドで、さらにくわしく書いています。