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季節はなぜあるの?のイラスト

空と宇宙 ・ 10/300

季節はなぜあるの?

Why are there seasons?

ひとことで言うと

地球がかたむいたまま太陽のまわりを回っているので、太陽の高さや昼の長さが1年の中で変わるからだよ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

The Earth is a little tilted. In summer, our part of the Earth leans toward the sun. The sun is high, and the days are long, so it is hot. In winter, we lean away from the sun, so it is cold.

日本語の訳を見る

地球は少しかたむいています。夏には、わたしたちのいる側の地球が太陽の方へかたむいています。太陽は高く、昼が長いので、暑くなります。冬には太陽と反対の方へかたむくので、寒くなるのです。

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

Many people think summer comes when the Earth is closest to the sun, but that is not true. The real reason is that the Earth is tilted. The imaginary line that the Earth spins around, called its axis, is tilted about 23 degrees. As the Earth travels around the sun during the year, the tilt stays pointed the same way. In summer, our half of the Earth leans toward the sun. The sun climbs high in the sky, its light hits the ground more directly, and the days are long, so things heat up. In winter, our half leans away. The sun stays low, its light is spread out, and the nights are long. That is why Australia has summer when Japan has winter!

日本語の訳を見る

地球が太陽にいちばん近づくと夏になると思っている人がたくさんいますが、それは正しくありません。本当の理由は、地球がかたむいていることです。地球が回る中心となる、地軸(ちじく)という目には見えない線は、約23度かたむいています。地球が1年かけて太陽のまわりを進む間も、そのかたむきはずっと同じ方向を向いています。夏には、わたしたちがいる地球の半分が太陽のほうへかたむきます。太陽は空の高いところを通り、光が地面によりまっすぐ当たり、昼も長くなるので、気温が上がります。冬には、わたしたちがいる半分が太陽と反対のほうへかたむきます。太陽は空の低いところを通り、光が広い場所に分かれて当たり、夜が長くなります。だから、日本が冬のとき、オーストラリアは夏なのです!

この質問の英単語

  • tiltedかたむいた
  • leansかたむく
  • summer夏
  • winter冬
  • axis地軸
  • directlyまっすぐに
  • spread out広がった

超絶解説もっと知りたい人へ

「近いから夏」ではない!

地球が太陽のまわりを回る道すじは、ほんの少しだけだ円です。でも、地球が太陽にいちばん近づくのは、なんと1月の初めごろ(約1億4700万km)。いちばん遠いのは7月の初めごろ(約1億5200万km)です。日本が真冬のときに、地球は太陽に一番近いのです。距離のちがいは3%ほどしかなく、季節を決めているのは距離ではありません。大人でもかんちがいしている人が多い、有名な俗説です。

かたむき23.4度の魔法

季節を生むのは、地軸のかたむき(約23.4度)です。懐中電灯で紙をまっすぐ照らすと、光は小さな丸に集まって明るくなります。ななめに照らすと、同じ光が広い所に広がって、暗くなりますね。太陽の光も同じです。東京では、夏至(6月下旬)の正午の太陽の高さは約78度とほぼ真上なのに、冬至(12月下旬)には約31度しかありません。昼の長さも、夏至には約14時間半、冬至には約9時間45分。夏は「強い光が長い時間」、冬は「弱い光が短い時間」当たるので、季節が生まれるのです。

南半球のサンタクロースは半そで

地球の北半分が太陽の方へかたむいているとき、南半分は反対にかたむいています。だから、オーストラリアやアルゼンチンなど南半球の国々では、季節が日本と反対です。12月のクリスマスは真夏で、海辺でバーベキューをしながらお祝いする家族もたくさんいます。赤道の近くの国では、太陽が1年中高く、日本のような四季の変化ははっきりしません。

かたむきすぎの天王星

ほかの惑星にも季節があります。天王星は、地軸が約98度もかたむいていて、ほとんど横だおしのまま回っています。太陽のまわりを1周するのに約84年かかるので、北極では約42年も太陽がしずまない昼が続き、そのあと約42年の夜が続きます。ちなみに地球のかたむきは、大昔に巨大な天体がぶつかったことでできた、という説が有力です。そして、大きな月があるおかげで、かたむきが大きくぶれずにすんでいると考えられています。

いちばん暑いのは、なぜ8月?

太陽がいちばん高くなり、昼がいちばん長いのは6月下旬の夏至です。それなのに、日本でいちばん暑いのは8月ごろ。これは、地面や海があたたまるのに時間がかかるからです。なべを火にかけても、お湯はすぐにはわかないのと同じで、陸や海はたくわえた熱で少しずつ温度が上がっていきます。同じように、昼がいちばん短いのは12月下旬の冬至なのに、いちばん寒いのは1月から2月ごろ。季節は、太陽の動きを少しおくれて追いかけているのです。

みんなが驚く豆知識

  1. 地球は毎年1月の初めに太陽にいちばん近づきます。日本の冬に、地球は太陽から一番遠い7月より約500万kmも近くにいるのです。

  2. アメリカ英語では秋を fall と言います。木の葉が落ちる(fall)季節だからです。イギリス英語ではふつう autumn と言います。

  3. 天王星の北極では、約42年間昼が続き、そのあと約42年間夜が続きます。そこで生まれたら、大人になるまで一度も夜を見ないかもしれません。

おうちでやってみよう

暗い部屋で、懐中電灯の光を紙にまっすぐ当てたときと、ななめに当てたときの、光の丸の大きさと明るさをくらべてみよう。ななめだと光が広がって暗くなる。これが冬の太陽だよ。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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