C1名詞ラテン系

vetoの語源と意味

/ˈviːtoʊ/ヴィートウ

拒否権

絵で分かる語源

veto の語源のイメージ:「私は禁じる」の一言
「私は禁じる」の一言
vet語根禁じるラテン語 vetare
o接尾辞私は〜する(ラテン語の1人称)

禁じる+私は → 私は禁じる → 拒否権

veto の語源ストーリー

veto は、ラテン語で「私は禁じる」という1語の文です。古代ローマの護民官は、役人や元老院の決定が民衆を害すると考えたとき、Veto! と言って止めることができました。英語では17世紀から、この権利そのものを veto と呼ぶようになります。今のアメリカでは、議会を通った法案を大統領が拒否できます。国連の安全保障理事会では、5つの常任理事国が拒否権を持っています。1か国でも反対すれば、決議は通りません。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    vetare
    禁じる
  2. 2
    ラテン語
    veto
    私は禁じる
  3. 3
    英語17世紀初め
    veto

例文

A single permanent member can block any resolution by exercising its veto in the Security Council.
常任理事国は1か国でも、安全保障理事会で拒否権を行使すればどんな決議も阻止できる。

よく使う形:exercise a veto(拒否権を行使する)

暗記フック

ローマの護民官が叫んだ「Veto!(我、禁ず)」がそのまま英単語に

入試・使い方のポイント

veto は名詞「拒否権」・動詞「拒否する」の両方。exercise a veto(拒否権を行使する)、veto a bill(法案を拒否する)。

受験ミニ情報 複数形は vetoes。veto power(拒否権)が国際政治の長文で頻出。reject との言い換えも出る。

派生語・言い換え受験で問われる形

言い換え(同じような意味)

同じ語源の仲間(3語)

vetoer拒否権を使う人
vetoable拒否できる
pocket veto握りつぶし拒否権

ほかの言語の兄弟

フランス語veto拒否権
スペイン語veto拒否権
イタリア語veto拒否権

よくある質問

vetoの語源は?

ラテン語で「私は禁ずる」の意。古代ローマの護民官が議決を止める際の宣言 veto は、ラテン語で「私は禁じる」という1語の文です。古代ローマの護民官は、役人や元老院の決定が民衆を害すると考えたとき、Veto! と言って止めることができました。

vetoの意味は?

拒否権(名詞)。コアイメージは「「私は禁じる」の一言」です。

vetoの覚え方は?

ローマの護民官が叫んだ「Veto!(我、禁ず)」がそのまま英単語に 同じ語源の vetoer・vetoable・pocket veto とまとめて覚えると効率的です。

vetoの発音は?

/ˈviːtoʊ/(ヴィートウ)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。