C2名詞ラテン系

solipsismの語源と意味

/ˈsɑːlɪpsɪzəm/ソリプシズム

独我論、極度の自己中心主義

パーツに分けると

sol語根ただ一人のラテン語 solus
ips語根自身ラテン語 ipse
ism接尾辞主義

ただ一人+自分+主義 → 自分だけが確かに存在する → 独我論

コアイメージ
自分ひとりだけが確か

solipsism の語源ストーリー

solipsism は、ラテン語 solus「ただ一人」と ipse「自身」に、-ism「主義」を付けた語です。19世紀後半に、哲学の用語として英語で使われ始めました。「確かに存在すると言えるのは自分の心だけだ」という考えを指します。目の前の世界も他人も、自分の心の中の像にすぎないかもしれない、という問いです。日常の英語では、「自分のことしか頭にない態度」を批判するときにも使います。ipse はラテン語の句 ipso facto「その事実そのものによって」にも出てきます。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    solus ipse
    ただ自分自身だけ
  2. 2
    英語19世紀後半
    solipsism

例文

The critic accused the memoir of a kind of narrative solipsism that ignored other perspectives.
その批評家は、その回想録が他者の視点を無視した一種の物語的独我論に陥っていると非難した。

よく使う形:narrative solipsism(物語的独我論)

暗記フック

solo(独りで)と同根sol。自分だけの世界に閉じこもる考え方

入試・使い方のポイント

solipsism は哲学用語。形容詞 solipsistic(自分の殻に閉じこもった)は評論文で出る。

受験ミニ情報 アクセントは SOL-ip-sism と前。難関大の哲学系評論で egocentric と並ぶ語。

派生語・言い換え受験で問われる形

solipsistic形容詞 独我論的な
solipsist名詞 独我論者

言い換え(同じような意味)

egocentrism自己中心性
self-absorption自己陶酔

同じ語源の仲間(5語)

solipsistic独我論的な
sole唯一の
solo独奏
solitary孤独な
ipso factoその事実自体によって

語源で推理!ミニクイズ

solipsism と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

solipsismの語源は?

sol(自分だけ ← solus)+ips(自己 ← ipse)+ism(主義)→ 自己のみが存在するという考え solipsism は、ラテン語 solus「ただ一人」と ipse「自身」に、-ism「主義」を付けた語です。19世紀後半に、哲学の用語として英語で使われ始めました。

solipsismの意味は?

独我論、極度の自己中心主義(名詞)。コアイメージは「自分ひとりだけが確か」です。

solipsismの覚え方は?

solo(独りで)と同根sol。自分だけの世界に閉じこもる考え方 同じ語源の solipsistic・sole・solo とまとめて覚えると効率的です。

solipsismの発音は?

/ˈsɑːlɪpsɪzəm/(ソリプシズム)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。