B1副詞ゲルマン系

ratherの語源と意味

/ˈræðər/ラザー

むしろ、かなり

絵で分かる語源

rather の語源のイメージ:もっと早く・むしろこちら
もっと早く・むしろこちら
rath元の語早い古英語 hraþe
er接尾辞より〜(比較級)

早く+より → より早く → むしろ・どちらかといえば

rather の語源ストーリー

rather は、古英語の hraþe「早く・すぐに」の比較級でした。つまり元の意味は「より早く」です。何かを「より早く」選ぶなら、それはそちらを「むしろ」好むということです。I would rather go. は、元をたどれば「私はより早く行くほうを選ぶ」です。元の形 rathe「早い」は今ではほとんど使われません。ただ17世紀の詩人ミルトンは、早咲きのサクラソウを the rathe primrose と詠んでいます。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    古英語
    hraþe
    早く・すぐに
  2. 2
    古英語
    hraþor
    より早く
  3. 3
    中英語
    rather
    より早く・むしろ
  4. 4
    英語
    rather

例文

I would rather study at the library than at home, where I get sleepy.
眠くなってしまう家よりも、むしろ図書館で勉強したい。

よく使う形:would rather A than B(BよりむしろAしたい)

暗記フック

古英語 hraþe(速く)の比較級が原義。「より速く手が伸びる→そちらを選ぶ→むしろ」

入試・使い方のポイント

A rather than B(B よりむしろ A)、would rather do than do(〜するより〜したい)。後ろは原形。

受験ミニ情報 would rather + S +過去形(〜してくれたらいいのに)は仮定法の定番。I'd rather you didn't. の形で出る。

派生語・言い換え受験で問われる形

言い換え(同じような意味)

instead代わりに
preferablyなるべくなら
fairlyかなり

同じ語源の仲間(3語)

rathe早い(古語)
rathe-ripe早熟の(古語)
would ratherむしろ〜したい

よくある質問

ratherの語源は?

古英語 hraþe(早く)の比較級 hraþor から。「より早く」→「むしろ」 rather は、古英語の hraþe「早く・すぐに」の比較級でした。つまり元の意味は「より早く」です。

ratherの意味は?

むしろ、かなり(副詞)。コアイメージは「もっと早く・むしろこちら」です。

ratherの覚え方は?

古英語 hraþe(速く)の比較級が原義。「より速く手が伸びる→そちらを選ぶ→むしろ」 同じ語源の rathe・rathe-ripe・would rather とまとめて覚えると効率的です。

ratherの発音は?

/ˈræðər/(ラザー)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。