irascible の語源ストーリー
中世の神学者たちは、人の欲求を2つに分けて考えました。快いものを求める「欲望の力」と、困難に立ち向かう「怒りの力」です。後者はラテン語で irascibilis と呼ばれました。この語が古フランス語を通って、14世紀末に英語の irascible になりました。元は ira「怒り」で、英語の ire(怒り)・irate(激怒した)と同じ仲間です。学問の用語から、やがて「怒りっぽい人」を表す日常の語になりました。
(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)
