A1助動詞ゲルマン系

canの語源と意味

/kæn/キャン

〜できる

パーツに分けると

can元の語知っている古英語 cunnan

知っている → やり方を知っている → できる

コアイメージ
やり方を知っている

can の語源ストーリー

can の元は、古英語の cunnan「知っている」です。泳ぎ方を知っていれば泳げます。そこから「知っている」が「できる」に変わりました。can は、もともと過去形の形で今のことを表す特別な動詞でした。そのため、3人称単数でも -s がつきません。he cans と言わないのは、この古い仕組みの名残です。know も同じ印欧祖語 *gnō- の仲間です。can と know は、遠い親戚にあたります。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    印欧祖語
    *gnō-
    知る
  2. 2
    ゲルマン祖語
    *kunnaną
    知っている
  3. 3
    古英語
    cunnan
    知っている、できる
  4. 4
    英語
    can

例文

My little sister can swim faster than me.
妹は私より速く泳げる。

よく使う形:Can I 〜?(〜してもいいですか)

暗記フック

もとは「知っている」という意味。「やり方を知っている=できる」と考えると納得。後ろは必ず動詞の原形

入試・使い方のポイント

can の後ろは動詞の原形。未来は will be able to。can't help -ing(〜せずにいられない)も頻出。

受験ミニ情報 can't be 〜(〜のはずがない)と must be 〜(〜に違いない)の対比は文法問題の定番。

派生語・言い換え受験で問われる形

言い換え(同じような意味)

be able to〜できる

同じ語源の仲間(5語)

know知っている(同じ祖先)cunningずる賢い(元は知識のある)
uncouth粗野な(元は知られていない)
canny抜け目のない
ken知識の範囲

ほかの言語の兄弟

ドイツ語könnenできる
オランダ語kunnenできる

語源で推理!ミニクイズ

can と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

canの語源は?

古英語cunnan(知っている)が語源。「やり方を知っている」→「できる」 can の元は、古英語の cunnan「知っている」です。泳ぎ方を知っていれば泳げます。

canの意味は?

〜できる(助動詞)。コアイメージは「やり方を知っている」です。

canの覚え方は?

もとは「知っている」という意味。「やり方を知っている=できる」と考えると納得。後ろは必ず動詞の原形 同じ語源の know・cunning・uncouth とまとめて覚えると効率的です。

canの発音は?

/kæn/(キャン)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。