C1名詞フランス系

allegianceの語源と意味

/əˈliːdʒəns/アリージャンス

忠誠、忠実

パーツに分けると

al接頭辞〜へ(後から付いた形)
legi元の語主君(liege)古フランス語 lige
ance接尾辞〜の状態(名詞)

主君+状態 → 主君と家臣の結びつき → 忠誠

コアイメージ
主君に尽くす誓い

allegiance の語源ストーリー

allegiance の中心は、古フランス語の lige です。英語の liege(主君)と同じ語で、中世の主君と家臣の関係を表しました。lige の語源ははっきりしませんが、ゲルマン系の語とする説が有力です。見た目が似ているので、ラテン語 ligare「縛る」と結び付けられることもありました。アメリカの学校で唱えられる「忠誠の誓い」は Pledge of Allegiance です。1892年に書かれ、のちに under God の句が加えられました。中世の言葉が、近代国家への忠誠に使われているのです。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    古フランス語
    lige
    主君・家臣(の関係)
  2. 2
    古フランス語
    ligeance
    主君への忠誠
  3. 3
    中英語
    alegeaunce
    忠誠
  4. 4
    英語14世紀後半
    allegiance

例文

In an age of globalization, many people feel allegiance to multiple countries and cultures at once.
グローバル化の時代には、多くの人が複数の国や文化に同時に帰属意識を抱いている。

よく使う形:swear allegiance to A(Aに忠誠を誓う)

暗記フック

中世の liege(主君)への忠誠が原義。アメリカの Pledge of Allegiance(忠誠の誓い)で覚える。swear allegiance to 〜(〜に忠誠を誓う)

入試・使い方のポイント

pledge/swear allegiance to 〜(〜に忠誠を誓う)、political allegiance(政治的な支持)の形で出る。

受験ミニ情報 allegiance(忠誠)と alliance(同盟)はつづりが似ていて混同されやすい。allegiance ≒ loyalty の言い換えが定番。

派生語・言い換え受験で問われる形

言い換え(同じような意味)

loyalty忠誠
faithfulness誠実さ
devotion献身

同じ語源の仲間(3語)

liege主君・家臣
liegeman臣下・忠実な家来
allegiant忠実な

ほかの言語の兄弟

フランス語lige臣従の

よくある質問

allegianceの語源は?

主君+状態 → 主君と家臣の結びつき → 忠誠 allegiance の中心は、古フランス語の lige です。英語の liege(主君)と同じ語で、中世の主君と家臣の関係を表しました。

allegianceの意味は?

忠誠、忠実(名詞)。コアイメージは「主君に尽くす誓い」です。

allegianceの覚え方は?

中世の liege(主君)への忠誠が原義。アメリカの Pledge of Allegiance(忠誠の誓い)で覚える。swear allegiance to 〜(〜に忠誠を誓う) 同じ語源の liege・liegeman・allegiant とまとめて覚えると効率的です。

allegianceの発音は?

/əˈliːdʒəns/(アリージャンス)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。