友達が「このテスト勉強、全然やる気が出ない」とこぼしたとき、隣で「それ、私も」と言いたくなる瞬間があります。That makes two of us. は、この「相手の気持ちに自分の気持ちを足す」場面のための言い方です。1人だった気持ちが、言った瞬間に2人分になる。その数え方がそのまま表現になっています。
友達に「次の模試、憂鬱すぎる」と言われたとき、Me too. でも間違いではありませんが、That makes two of us. と返すと、「私も本当にそう」という一体感がぐっと強く伝わります。部活の大会前や提出物の締め切り前など、共感を強調したい場面で使えます。
なぜこの意味になるのか
直訳すると「それが私たちを2人にする」という意味です。相手が言ったことに「自分も同じ気持ちだ」と付け加えると、その気持ちを持つ人が1人から2人に増える、という数え方の発想でできた言い方です。
使うときの注意・使い分け
Me too.よりも一歩踏み込んで、相手と自分をワンセットとして表現する言い方です。I agree.が意見への同意なのに対し、こちらは気持ちや状況の共有に使われます。
例文で確かめる
I could really use a vacation right now.
今すぐ休暇が欲しいくらい。
That makes two of us.
私も本当にそう。
I can't stop thinking about the game tonight.
今夜の試合のことが頭から離れないんだ。
That makes two of us.
それは私も同じ。
発音・リズム
makes と two をつなげて素早く発音すると、Makestooのように聞こえます。
入試での出方と、外し方
- こう問われる
- ①会話文の空所補充で、相手の発言に同意する応答を選ばせる形。②Me tooやI agreeと意味が重なる選択肢の中から、口語らしい言い回しを選ばせる形。
- ここで外す
- That makes two of us. を、数字のtwoにつられて「2つの物」や「2回目」の意味だと誤読してしまう誤り。
- 決め手
- 直前の発言が気持ち・意見・状況を述べていれば、That makes two of us. は「私も同じ」という同意の応答だと判断する。
- 誤答
- That's news to me.
- 正答
- That makes two of us.
読み方が変わる
Before
相手に同意するとき、いつもMe too.かI agree.しか思いつかなかった
After
相手の気持ちに「自分を足して2人にする」という言い方で、共感をもう一段強く伝えられる
こぼれ話
否定的な内容にも肯定的な内容にも使えます。「疲れた」「お腹が空いた」のような気持ちの共有にも、「これが楽しみだ」のような話にも自然に使えます。
似た表現・反対の表現
- 似た意味
- Me too.Same here.
- 反対の意味
- I don't think so.Not me.
That makes two of us. を教室で使う(5分)
ねらい: Me tooより一歩踏み込んだ共感表現を使えるようにする
- 先生「今日は疲れたという人、手を挙げて」と問いかけ、挙手した生徒に That makes two of us. と返す
- Me too. → That makes two of us. の言い換えを板書する
- ペアで「最近大変なこと」を言い合い、That makes two of us. で返す練習をする
出口チケット: 友達の愚痴に That makes two of us. で返す1文を書いてみましょう。
AIに貼ると、この表現があなたの生活の中の文になって返ってきます。
次の会話に対して、That makes two of us. を使った自然な返答を英語で作ってください。①相手のセリフ:「(ここに愚痴や意見を1文貼る)」②That makes two of us. を使った返答と、その理由を一言。