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日刊原田英語 Harada Eigo Daily

Birds of a feather flock together.

バーズ・オブ・ア・フェザー・フロック・トゥゲザー

「類は友を呼ぶ、似た者同士は自然と集まる」

記憶フック:同じ羽の鳥は同じ群れに集まる。人も同じです。
起源 同じ羽の鳥が、同じ群れに集まっていく

畑や湿地を眺めると、ムクドリはムクドリだけで、カモはカモだけで群れをつくって飛んでいます。同じ羽(feather)の色や柄を持つ鳥同士が、自然と同じ群れ(flock)に収まっていく。その光景をそのまま人間関係にたとえたのが、この言い回しです。鳥が同じ仲間と集まるという見立ては紀元前2世紀ごろの文書にすでにあり、16世紀のイギリスで今の形に近づいて定着しました。

いま 気づけば同じ部活・同じ趣味の友達とばかりつるんでいる

文化祭の準備で自由にグループを組んでいいと言われた瞬間、たいてい同じ部活やゲームの話で盛り上がる友達同士が真っ先に集まります。クラス替えの初日でも、最初に話しかけるのは、なんとなく雰囲気の似ている人が多いのではないでしょうか。Birds of a feather flock together. は、この「似た人同士が自然と集まる」瞬間を言い当てています。

なぜこの意味になるのか

紀元前2世紀ごろに書かれた『シラ書』27章9節に、「鳥は同じ仲間のところへ集まる。真理もまた、それを行う人のもとへ返る」という趣旨の一文があります。鳥が同じ種類で群れるという見立ては、ここまでさかのぼれます。英語では1545年にウィリアム・ターナーが「Byrdes of on kynde and color flok and flye allwayes together.」と書き、1599年にはジョン・ミンシューの西英辞典に「Birdes of a feather will flocke togither.」という、いまの形に近い言い回しが載りました。

使うときの注意・使い分け

似た意味のlike attracts like(似た者同士は引き合う)と違い、こちらは「群れる」という動きまで含んだ、より具体的な絵を持つ言い方です。

例文で確かめる

All the students who love manga sit together at lunch — birds of a feather flock together.

漫画好きの生徒はみんな昼休みに一緒に座っている。類は友を呼ぶというやつだ。

It's no surprise those two are best friends; birds of a feather flock together.

あの2人が親友なのも当然だ。似た者同士は自然と集まるものだから。

発音・リズム

of a はつなげて「オヴァ」のように読み、flock together は2語をひと息でつなげて発音するとなめらかになります。

入試での出方と、外し方

こう問われる
①内容一致で「似た人同士が集まる理由」の言い換えとして出される形。②長文中の比喩表現の意味を問う設問の選択肢として出される形。
ここで外す
「鳥」の話だと思い込み、そのまま鳥の生態の説明として読んでしまう誤り。比喩だと気づかず、文脈にある「人間関係」の話とつながらなくなる。
決め手
主語がbirdsでも、前後の文にfriendsやclassmates、groupなど人間関係の話があれば、比喩として「似た人同士が集まる」と読み替える。

Look at how the students in the art club always sit together, talk together, and even dress alike. Birds of a feather flock together, I guess.

誤答
渡り鳥の生態についての説明
正答
似た興味や性格を持つ人同士が自然と仲良くなること

読み方が変わる

Before

birds of a feather flock togetherを読んでも、鳥の話だと思って読み飛ばしていた

After

似た者同士が集まる場面が出てきたら、この一文で言い換えられると気づける

こぼれ話

実際に、同じ種類の鳥は外敵から身を守るために群れをつくって飛ぶことが知られています。ことわざの比喩は、この自然の姿をそのまま人間関係に重ねたものです。

似た表現・反対の表現

似た意味
like attracts like
反対の意味
opposites attract
Birds of a feather flock together. を教室で使う(6分)

ねらい: 比喩表現を人間関係の話に読み替える練習をする

  1. 先生「今日の部活紹介、なんとなく似たグループで固まっていませんでしたか」と問いかける
  2. Birds of a feather flock together. を板書し、直訳と比喩の意味を並べて確認する
  3. ペアで「自分のクラスで似た者同士が集まっている例」を1つ挙げさせる
  4. 反対の意味を持つ opposites attract も紹介し、どちらが自分に当てはまるか話し合わせる

出口チケット: Birds of a feather flock together. を使って、自分のクラスの様子を1文で英語にしてみましょう。

MAKE IT YOURS

AIに貼ると、この表現があなたの生活の中の文になって返ってきます。

次の日本語の状況を、birds of a feather flock together を使った英文に直してください。①状況:「私のクラスでは、いつも同じ趣味の人同士が集まってグループを作る」②直訳ではなく、このことわざを自然に使った1文にしてください。③理由も一言添えてください。

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