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日刊原田英語 Harada Eigo Daily
入試に出るイディオム 標準 Hear, hear!会話表現応答選択

Hear, hear!

ヒア・ヒア

「そうだ、そのとおり!(相手の発言への賛成を声で伝える一言)」

記憶フック:Hear, hear! = 聞け、聞け = そのとおり!
起源 「聞け、聞け」から「賛成」へ

まず、こんな場面を思い浮かべてください。大勢の人が集まる議場で、ある議員が話しています。周りの人が「この人の話を聞け」と声を上げます。

Wiktionary によると、この言い方は1689年から記録があります。はじめは hear him(彼の話を聞け)の形で、話し手に注意を向けさせるための呼びかけでした。

いまは、相手の発言に賛成するときの声として使われます。イギリスのように、議員が拍手をしない習慣の議会では、この言葉が賛成の声の役目をしている、と同じ辞書は説明しています。乾杯のあとにも使われます。

いま クラスの意見に賛成したい日

文化祭の話し合いで、友だちが「みんなで最後まで片づけをやろう」と提案しました。あなたも同じことを思っていました。

けれど、みんなの前で長く話すのは苦手です。

短く、声だけで賛成を伝えたい。

この一言を、英語は Hear, hear! と言います。A: Let's all stay and clean up. B: Hear, hear! と言えます。

なぜこの意味になるのか

hear は「聞く」で、hear, hear! は「聞け、聞け」です。話し手の言葉に耳を向けさせる呼びかけが、そのまま「いい話だ、賛成」を伝える声になりました。語を2回重ねると、強く呼びかける調子が出ます。

使うときの注意・使い分け

相手の発言に、声で賛成するときの一言です。Wiktionary は、支持や賛成、熱意を伝える間投詞で、乾杯のあとによく続くと説明しています。

例文で確かめる

Let's thank everyone for their hard work today.

今日はみんなの頑張りに感謝しましょう。

Hear, hear!

そのとおり!

Hear, hear! That is exactly what I wanted to say.

そうだ、そのとおり。それこそ私が言いたかったことです。

発音・リズム

hear は「ヒア」と、口を横に引いて言います。2回目の hear を、少し強く言うと、賛成の気持ちがはっきり伝わります。

入試での出方と、外し方

こう問われる
①会話文の応答選択で、A: Let's thank everyone for their hard work. のあとの B の返事として、Hear, hear! / Here you are. / Not at all. から選ばせる形。②空所補充で、( ), hear! に hear を入れさせる形。③下線部の言い換えで、Hear, hear! を I agree / Listen to the radio / Come here から選ばせる形。
ここで外す
Here, here! と、「ここ」の here で書いてしまう誤りが起きやすいです。「ここだよ、ここ」と読んで、Here you are. のような「どうぞ」の返事と混ぜる答案もあります。
決め手
直前の相手の発言が提案・意見・感謝の言葉で、それに賛成する返事なら Hear, hear! です。物を渡す場面なら Here you are. です。つづりは hear(聞く)の2回です。
Let's thank everyone for their hard work today. 今日はみんなの頑張りに感謝しましょう。
( )! そのとおり!
誤答
Here, here/「ここ」の意味で、賛成の返事になりません。つづりも誤りです
正答
Hear, hear/相手の発言に、声で賛成を伝える一言です

読み方が変わる

Before

Hear, hear! の発音が Here, here! と同じなので、つづりを here と書いたり、Here you are. と混ぜたりしていた

After

Hear, hear! は「聞け、聞け」から来た賛成の声だと分かる。前の発言への賛成の返事かどうかで、Here you are. と区別して選べる

こぼれ話

Wiktionary によると、hear, hear は、議員が拍手をしない習慣のイギリスの議会などで、賛成の声として使われます。拍手のかわりに、声を出すわけです。

似た表現・反対の表現

似た意味
I agree.Well said.
Hear, hear! を教室で使う(5分)

ねらい: Hear, hear! が賛成を声で伝える一言だと言え、here との書き分けができるようにする

  1. 黒板に Hear, hear! と書き、「声に出して読んでください。何と聞こえますか」と聞きます
  2. 「『ここ、ここ』ではありません。hear は『聞く』で、もとは『この話を聞け』という呼びかけでした。いまは『そのとおり』の意味です」と伝えます
  3. その横に Here you are. と書き、「こちらは物を渡すときの『どうぞ』です」と伝えて、使う場面を分けさせます
  4. ペアで、1人が今日の授業やクラスについて意見を英語で1文言い、もう1人が賛成なら Hear, hear! と返します。役を替えて2回やらせます

出口チケット: 「そのとおり!」と賛成する返事を、Hear, hear! を使った短い会話文にして書かせる

MAKE IT YOURS

AIに貼ると、この表現があなたの生活の中の文になって返ってきます。

Hear, hear! を使った短い会話を3つ作ってください。条件は次のとおりです。①高校生が、クラスの話し合いや部活のあとの場面にする。②発音が同じ Here, here! とつづりを書き間違えやすいことに、日本語で短く触れる。③Here you are. との使い分けが分かる例を1つ入れる。④それぞれに日本語訳を付ける。

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