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日刊原田英語 Harada Eigo Daily
入試に出るイディオム 標準 ことわざ内容一致

A friend in need is a friend indeed.

ア・フレンド・イン・ニード・イズ・ア・フレンド・インディード

「困っているときに助けてくれる人こそ、本当の友達だ」

記憶フック:in need(困っているとき)と indeed(本当に)。この2つを別々に読めれば、構造は一発で見える
起源 お金を貸してくれる人ではなく、隣にいてくれる人

友達だと思っていた人たちの中から、本当に困ったときに残る人はごく一部です。試験に落ちた日、家族に叱られた日、誰かがそばにいてくれたかどうか。楽しい時間を一緒に過ごせる人と、つらい時間さえ一緒にいてくれる人は、別の種類の人間です。この違いに気づいた人たちが、2000年以上前から同じことわざを言い伝えてきました。

いま グループLINEには全員いるのに、当日集まるのは3人だけ

文化祭の準備で、急に人手が足りなくなったとします。グループLINEには30人が入っていても、実際に残って手伝ってくれるのはいつも同じ数人です。忙しいときに手を挙げてくれる人の名前は、たいてい覚えていなくても分かっています。その数人こそ、この英語のことわざが指している『本当の友達』です。

なぜこの意味になるのか

起源は古代ローマまでさかのぼります。悲劇作家クイントゥス・エンニウス(紀元前3世紀)が『不確かな時にこそ、確かな友が分かる』という意味のラテン語を書き残しました。英語では1599年、シェイクスピアの詩集『The Passionate Pilgrim』に『He that is thy friend indeed, he will help thee in thy need.』という形で登場します。

例文で確かめる

She stayed by my side through the worst month of my life. A friend in need is a friend indeed.

彼女は人生で最悪の1か月、ずっとそばにいてくれた。困っているときの友こそ本当の友だ。

He lent me money without asking a single question. A friend in need is a friend indeed.

彼は何も聞かずにお金を貸してくれた。困っているときの友こそ本当の友だ。

発音・リズム

indeed は語末を強く、イン・ディードのように2音節目にアクセントを置く。in need と続けて読むと『イン・ニード』、indeed と続けて読むと『インディード』。似た響きだが別の語だと意識する。

入試での出方と、外し方

こう問われる
①内容一致・要旨把握の設問で、『真の友情とは何か』という筆者の主張を選ばせる形。②空所補充で indeed の位置を問う形(A friend in need is a friend ______)。
ここで外す
indeed と in deed(行動によって)を混同して『行動で示してくれる友』と読み違える誤りが定番。また、friend in need を『困っている友達』(頼ってくる側)の意味だと取り違え、立場を逆に読んでしまう誤りもある。
決め手
in need のあとの is に注目する。『a friend (who helps you) in need』が主語、『a friend indeed(本当の友)』が補語という構造だと分かれば、意味は一つに決まる。

A friend in need is a friend indeed.

誤答
困っている友達こそ、本当の友達だ
正答
自分が困っているときに助けてくれる友達こそ、本当の友達だ

読み方が変わる

Before

in need と indeed を混同し、複雑な文だと感じて読み飛ばしていた

After

friend in need(困っているときの友達)と friend indeed(本当の友達)を分けて読めるようになり、長いことわざでも構造が一発で見える

こぼれ話

この言い回しには、実はもう1つの読み方があります。『friend (who is) in need』(困っている友達自身)と読むか、『friend (who helps you) in need』(あなたが困っているときの友達)と読むかで意味が変わり、後者が本来の意味です。この混同から生まれた誤読が、辞書にも注記されるほど広まっています。

似た表現・反対の表現

似た意味
A friend indeed is a friend who helps in need.
反対の意味
a fair-weather friend
A friend in need is a friend indeed. を教室で使う(6分)

ねらい: ことわざの構造を、自分の実感に結びつけて覚えさせる

  1. 「困ったとき、真っ先に頭に浮かぶ人は誰ですか」と生徒に聞き、名前は言わせずに手だけ挙げさせる
  2. A friend in need is a friend indeed. を板書し、「need と indeed、どちらが先に来るか覚えていますか」と問いかける
  3. 「その友達との出来事を1つ、日本語で1文思い出してください」と指示する
  4. 思い出した出来事を、A friend in need is a friend indeed because ~. の形で英語1文にまとめさせる

出口チケット: Who is your "friend in need"? を1文で書かせる(名前は書かせなくてよい)

MAKE IT YOURS

AIに貼ると、この表現があなたの生活の中の文になって返ってきます。

A friend in need is a friend indeed. ということわざを使って、私の実体験に近いエピソードを英語3行で書いてください。条件は次の3つです。①友達の実名は出さない ②実際にあった出来事だと断定せず、一般的な場面として書く ③最後の1行は A friend in need is a friend indeed. で締める。

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